驚く力/センスオブ・ワンダー/コスツス・スペキオスス/たのしい自由研究

 山地を歩く自由研究が続きますけど、驚きを届けたいので書かせてください。昨日のこと、山の近くの小道を曲がろうとすると、突然こういう花が目に飛び込んできました。
 なんだこの不思議な花は、近くに車を停めて確かめにいきました。

  スパイラルジンジャーに似ているけれど、白く大きな花が咲いています。

 前々回の〈ヘリコニア〉の様に、スパイラル・ジンジャーも2パターンの花があるのでしょうか。

 調べてみるとスパイラル・ジンジャー同じ〈ショウガ科〉で「フクジンソウ」と呼ばれています。
 スパイラル・ジンジャーをそのままにしておくと、似た形状の花が開くのではないかという予想もありますけど、それは今後の自由研究としてたのしみにとっておきたいと思います。

 何れにしても自然はおもしろい!

 子どもは本来、自然のいろいろな姿に驚くことが得意です。
 次第にそのセンスを失って大人になっていきます。
  それを「成長」と呼ぶには大きすぎる損失だと思います。

 そういう感覚を失わないで成長していくことはできないのでしょうか?

 できます!

 たのしさの方向に成長していけばよいんです。

 みなさんも「おや?!」と感じるものに出あったら、ぜひ足をとめて「おもしろいなぁ~」と眺めてください。
 植物でも、虫たちでも、雲でも、風の音でも、夕焼けでもいい。
 日向と日陰の違いでも、車の走る速さでも、雨つぶと雨つぶの間隔でもいい。

 おもしろいことに気づいたら、しっかりそれを味わってください。
 そして、そのおもしろさ不思議さを、ぜひ近くの誰か、できれば子どもに、あるいは子どもの感覚をもった大人に話してみてください。

 人生がより豊かになるはずです。

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南大東島の方がくれたシークワーサー(ヒラミレモン)がすくすく育って実が生りました

 たのしい教育研究所はこれまで、沖縄のほとんどの離島を回ってたのしい教育を実施してきました。
 以前、南大東島で授業をした時、そのたのしさに感動した世話役のAさんから、とってもおいしいシークワーサー(ヒラミレモン)の苗をいただきました。
 それがどんどん大きくなって夏の青空に映えています。


地植えしてから6~7年なるかもしれません。

大切に育て、たのしみに眺めて数年。

今年の春、高い位置に白い花らしいのが咲いているみたいだなと思っていたのですけど、今朝の水かけの時、なんとシークワーサーの実をみつけました。

7個の実をつけています。

やったー!


待ち焦がれたシークワーサー、とても嬉しくて感動的でした。

研究所のスタッフみんなで、もずくにシークワーサーをかけて食べました。

格別違う味わいがあって、南大東島の香りがしました。

RIDE(ライド:たのしい教育研究所)の活動の歴史がこういうところにも現れていることに、改まって感動しています。

コロナがおさまったら、またみんなで離島の授業にいきたいと思います。

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知らない植物に出会うたのしさ/ヘリコニアは2タイプ/山路を歩く自由研究

 子どもの頃から道草は大好きで、今でも時間が少しあれば海や川、山などに車を駐めてを歩くことがあります。大抵は、その景色であったり、虫や鳥など生き物を写真に取っていたのですけど、「おきなわ花さんぽ」の著者安里肇栄さんと知り合い、フィールドワークを企画した頃から、植物に対する興味関心も高まって、よく写真に収めるようになりました。

 最近、草むら近くに停車してセミの鳴き声を聴いていると、草むらの奥に鮮やかな色が見えました、なんだろう。

 かき分けて近寄ってみるとまるでカニのハサミの様な形をした花でした。

 画像検索してみると〈ヘリコニア〉という名前が出てきました、おかしいなぁ。

 以前、RIDEの小禄さんが持ってきてくれたヘリコニアはこんな花です。色などは似ていても形状が大きく異なります。

 

調べてみたら
 ネットで調べてみると、ヘリコニアという花は二タイプに分かれて、一つは上向きに花開くタイプ、一つは今回みつけた下に垂れ下がったタイプです。
 これが少し離れたところに咲いていたヘリコニアです。

 下に垂れ下がるタイプのヘリコニアは英語で〈ロブスタークロー/ロブスターのハサミ〉と呼ばれています、よくつけたなと感心しました。

 ヘリコニアは以前書いたスパイラル・ジンジャーや月桃と同じ〈ショウガ科〉に分類されていました、しかし最近、〈バショウ科〉に分けられたようです。

 それにしても、びっくりするくらい鮮やかで面白い形状をした花です。花好きな人たちは知っていたかもしれませんけど、私は偶然出会って驚きました。

 道草をたのしむのは自由研究と同じです。
 夏はますます盛り、これまでより、もっといろいろな植物に出会えそうです。

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たのしいブックレビュー「夜空を歩く本」byひな

とても久しぶりに本棚から取り出してみています。
この本の帯に書かれている言葉がとても素敵です。
・・・・
ちょっと道草でもしてみませんか
  空からあなたへの贈り物
・・・・
思わずページを開いてみたくなる言葉だと思いませんか。

「夜空を歩く本」 写真・文 林完次 (インデックスコミュニケーションズ)

夕暮れどきに残る、切ないほの明かり

明け初めるころ、なぜかホッ

最近の沖縄の夜は雲が広がっていて、なかなかよい星空を見ることはできません、でもよくみると、雲の切れ間から星が輝いている星を探すことができました。

時には、ちょっと道草をして、夜空を歩いてみませんか。 

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