今年も〈こども未来キャラバン〉沖縄市ものづくり体験で笑顔がいっぱい

 こども未来キャラバンの一つ〈沖縄市ものづくり体験〉もスタートしました。
 感染症の対策をさらに拡張し、手厚くして、グループ分けをして一ヶ所に人数が偏らない様に工夫して実施ています。

 今回のものづくりプログラムは「かさぶくろロケットいろいろ実験」です。

 これはものづくり名人マッキー先生の実験イラストです。 感染対策で、口で膨らませるのではなく空気入れを利用して膨らませます。
 ※貴重なものなのであえて画像を荒くしてあります

 女の子も熱中して作っています。

 

 去年利用したゴム風船をロケットにした子どもたちもいます。

 

 こうやって、飛翔の様子をたのしんでいきます。これはまだ羽をつける前の状態。

 子どもたちが、たのしくのめりこんでくれることが、スタッフ一同の快感です。

 オミクロンも増えてきているので、広報を少なめにしているのですけど、感染の広がりによって、さらに少なくする可能性などもあります。興味のある方は直接お問い合わせしててくださっもOKです⇨こちら ※件名に〈ものづくり体験について〉と記してお問い合わせください

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たのしいから勉強する/たのしい教育の発想法〈板倉聖宣1988〉

 たのしい教育メールマガジンに掲載した〈たのしい教育の発想法〉からお届けします。仮説実験授業研究会の初代会長 板倉聖宣が30年くらい前に語った内容で、今も色褪せない力強い言葉です。

 板倉聖宣

 私自身はたのしくないことは一切しないし、たのしい以外のことはしません。
 できるなら全ての人が「たのしくないことはしなくてもいいような社会であってほしい」と思っています。
 たのしくないのに「たのしいと思え」といわれても困りますね。

 むしろ、たのしくないことは「たのしくない!」とはっきりいえることが大切でしょ。
 学校では我慢しなきゃならないこともたくさん起きますね。

 もし子どもたちが〈我慢〉しなくなったら一番困るのは誰か?
 先生たちでしょう。
 たのしくない授業をやって、子ども達が我慢できなくなって校内暴力が起こったりすると、先生たちはすごく困りますね。
 だから子どもたちに「頼むよ、我慢してよ」っていったりする(笑)。

 ところが先生たちが「たのしい授業をやることに決めた」といって心を入れかえて、すぐにたのしい授業ができるのか?

 できるなら楽チンですね。

 でも、そうはいきません。
 たのしい授業をやるためには、たのしい授業の内容が必要です。
 子どもたちがどういうことに耳を傾け、どういう問題を設定すればたのしくなるか、そういうことがわかっていないといけません。
 ところが今まで教育界はサボってきたから教材がないでしょう。
 教材がなかったら仕方ない、子どもたちに我慢してもらうしかないんです。

 たのしい教育研究所は、たのしい教育をしたいと考えた先生たちが、無理せず、あまりお金もかけずに授業できる様なプログラムをたくさん準備しています。

 興味のあるみなさんは、お問い合わせください。

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たのしい生物学〈トラとネコ〉/たのしい教育プログラムの紹介

 宗教が絶対正しいと信じる人たちの中には〈進化論〉を信じない人もいるのですけど、科学的・実証的、つまり〈誰かが言ったから正しい〉ではなく〈自分でも確かめることができる〉研究を進めれば進めるほど、生物は突然誕生したのではなく、ゆっくり進化していったことがはっきりしています。

 今年はトラ年、トラは大型の肉食動物です。

 これはネコ、正式にはイエネコという種類の動物です。

 眠りの天才で、眠る子で〈ネコ〉と名付けられたのかなと思うほどよく寝ます。トラとイエネコがとても近い動物だというのは驚くべきことだと思うのですけど、みなさんはどう思いますか?

 トラとネコは進化をたのしく教えるのにとてもいいテーマになると思います。

 DNAをたどっていくと、こういう流れがハッキリしてきました。新しい化石などの発見によって少しずつ修正が加わっていくので、100%バージョンで考えておくことは危険です、とはいえこの骨格は変わることがないでしょう。

 この流れをこどもたちに見てもらうと、いろいろな驚きを口にしてくれます。

 沖縄で害獣として駆除されているマングースはネコやライオンより古い動物だったんだということ。
 そしてイヌもネコの仲間として分類されている、つまりDNAが近いのだということetc.

 この図をみてもらってから、こども達に「では、ネコやイヌの仲間の祖先にあたる動物はどういう姿形・大きさをしていたと思いますか。自由に想像して描いてみましょう」となげかけてみましょう。

時間があったら色もぬってみましょう

 

 

 

 

 

 6000万年くらい前に生活していたこの動物が、ネコやイヌの祖先あるいは、それにとても近い生物だろうと考えられていて、〈ミアキス〉と名付けられています。

 大きさは30cmくらいですから、普通の猫より小柄です。

 毛や色などははっきりしないのですけど、こういう姿形をしていたのではないかと考えられています。
 みなさんの予想と比べてどうだったでしょうか。

 外れていてもいいんですよ、人間は予想を立てただけで、かならず前より賢くなっていくからです。
「外れていたけどおもしろいなぁ」という人がいたら、それはとても素晴らしいことです。

 では続けましょう。

 私たち人間は、どの様に進化していったのだと思いますか?

 さっきのトラやネコの進化の流れの様にたどっていくと、人間はどういう動物と近くて、その姿はどの様なものだったのでしょうか。

 これから一緒にいろいろな予想を立てながら、科学者の研究をたどっていきましょう。

 長いのでここまでにしておきましょう。
 興味のある方は、これをベースにたのしい教育プログラムを作って試してみてください。
 家族の団らんのひと時に話したりするのもよいですね、子ども達が「たのしい」といってくれたら、感じてくれたらそれはきっと価値あるものになると思います。

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(たのしい教材プログラム)かわいいトトロ門松

 先週のクリスマスパーティーでミムラ先生がトトロのかわいい門松づくりを披露してくれました、これです。参加者全員大盛り上がりです。

 15分くらいでできあがります。

 自分のアイディアでいろいろなバリエーションがうまれます。

 

 ものづくりが盛り上がると、みんな無口になっていきます。

 これは私いっきゅうがつくっている途中の状況です。

 クラスで実施したい方は、ものづくりSVについてお問い合わせください。一つ組み立てると、クラスで実施することができるでしょう。

 今年もいろいろなたのしい教育プログラムを提供していきたいと思います。

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