クイックたけトンボ小学校1年生でもりあがる|たのしくてならないキャリア教育実践編

たのしいキャリア教育の授業プランに興味を持ってくださった先生が、小学校1年生で授業にかけてくれました。

資料をみただけで作ることができるのか、とても貴重なデータです。

小学校1年生のみなさんも、ホチキスを利用してクイックたけとんぼを作成して、とても盛り上がったということです。

クイックたけとんぼ くいっくたけとんぼ2

授業後のレポートの中に「羽を下にしても飛んだ」と書かれていました。

これが一度きりの現象でないとしたら、とてもおもしろいことです。

さっそくためしてみようと思います。

いろいろな人たちの知恵と工夫でますます広がる「たのしい教育」です。

 

本格的な学力で沖縄からノーベル賞を出しましょう!

応援団の方から新鮮なジャガイモが届きました|研究所に来てくださった方にお分けします

たのしい教育を学びに来ている方達に講義をしていると、研究所のチャイムがなりました。
行ってみると、応援団のCさんが段ボールが3つに入った新鮮な野菜を持ってきてくれました。

いつもあたたかく研究所のスタッフを気遣ってくれる方です。

「先生、旬のもの食べて、ますますがんばってよ!」
そう言って、それぞれの段ボールにいっぱい入った、ジャガイモ、玉ねぎ、大根をプレゼントしてくれました。

ありがたく頂戴して、いろいろな方達に分けても、ジャガイモがこんなに残っています。研究所に来てくれた方達にお分けします。

たのしいジャガイモ

美味しい野菜と応援してくださる方達の気持ちに、気力も充実する今日この頃です。

たのしく賢くなる教育方法と教育技術を広め
沖縄からノーベル賞を!
「たのしい教育研究所」です。

 

 

徹底的に子ども中心主義|感想・評価から

前に紹介した小学校の子どもたちの感想文から、もう一つ紹介させていただきます。

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私は、楽しさ度と分かり度に「5」の「よく分かった」「とっても楽しかった」に○をつけました。
私の父は、高校の科学の先生をしています。
なので「科学というのは実験をして確かめることだ」と思い込んでいました。
それにしてもガリレオさんや、いろいろな人たちは、すごい発想をしたなーと思います。
袋に熱い空気を入れるとふくらんで、浮くこともわかりました。
重いものと軽いものでも、形を変えると同じ速さで落ちることもわかりました。
とってもわかったことは「科学は予想を立てて実験することなんだ」ということです。
たのしい授業をありがとうございました。

感想文・評価

徹底的に子ども中心主義で前進する「たのしい教育研究所」です。

この子ども達の中からノーベル賞を出したいと本気で思っています。

 

沖縄の科学教育|ハデでない方の科学・巨人たちの科学の重要さ

NPOたのしい教育研究所ロゴいろいろなところから科学教育に関する相談や依頼が届きます。
そういう時「最先端の科学や技術などをとりあげることが、より望ましい科学教育である」という考えをお持ちの方がとても多いことが気になります。
もちろん、それも大切な科学教育です。
そしてわが沖縄は、県を先頭にして、その点に関しての取り組みは決して劣っていないと思います。東京などのトップ集団と比べると、まだまだというのが実情かもしれませんが、全国的に劣っているとは思えませんし、沖縄県の科学教育に対する力の注ぎ方は、とても心強いものを感じます。

それでももっと最先端のものを、という場合には、10年以上前から私が提案しているように「沖縄にNASAと連携した宇宙ロケット基地を!」の実現を目指しませんか。まさに世界最先端の科学が、これでもか、というくらい集積していきます。

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単にロケット工学だけではなく、「宇宙で人類が生活する」ということが必然的なテーマになるわけですから、移動手段、食生活、衣料、医療、健康、安全、空気浄化、エコシステムその他の研究がどんどんすすめられていきます。

わが沖縄は、海に面しているので発射場所にも適していますし、地球の遠心力を利用する視点からも経度が低い地域よりずっと適しています。
宿泊施設もたくさんありますから、その発射に合わせて、観光を兼ねてたくさんの人たちが集まることでしょう。

日米の平和協力のシンボル的存在にもなると思います。

科学教育は、そういうような、ある意味「ハデ」な力の注ぎ方と、これから書きたい「地味」な力の注ぎ方があります。
この地味な方の教育は、地味なだけに、一見スルーされそうなきらいがあるのですけど、実は、とてもとても重要です。
そして、とてもとてもたのしいのです。

いろいろな科学者たちが「基礎科学が重要である」というような話を耳にすることがあると思います。その「基礎科学」につながるものでもあるのです。

ニュートンが語った言葉があります。

私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。(英語: If I have seen further it is by standing on ye sholders of Giants.[注 1]

ニュートン
その「巨人たちが発見してきた科学」を味わうことは、とても胸躍ることで、感動的な教育となります。そして、その巨人たちはスーパーコンピューターを使ったわけでも、電子顕微鏡を利用して発見したわけでもありません。
自らの予想をもとにして、身近な材料でいろいろな実験を重ねてきているのです。

最近わたしが、ある小学校で実施した「原子・分子」の存在をテーマにした授業も、運動場にある石や、教室にある紙、そして家にあるだろうハンマーを利用したものでした。
子どもたちは、その授業の中でとても賢くなっていきました。科学が好きになったという子どもたちも、たくさん生まれました。

最先端の科学に、わが県は、とても力を入れて、たくさんの方達がそれに取り組んできています。きっと成果もゆっくり上がっていくことでしょう。それを讃えつつ、もう一方の地味な方、ガリレオやフックやファラデーといった科学の巨人たちが、身近なもので、この宇宙の法則を見出してきた科学を、子どもたちに伝える努力も大切だと思っています。

そしてそれは、地味なままでは終わりません。
先月、ある自治体で授業させていただきました。
「こま」を作って回転をたのしむ授業でしたが、人工衛星がコマの力を利用して微妙な位置コントロールをしているところまで発展する内容です。

子どもたちは「コマと科学のつながり」にとても喜んでくれました。
その中である付き添いで来た大人の方が
「コマの勉強が宇宙にまでつながっているということに、ぞくぞくしました。自分でももっとたくさん作ってみます」
と話していました。
子どもたちへの授業なのに、大人も熱中してしまっていたです。

巨人たちの科学を伝えることにも、もっと力を注ぎたいと思っています。
授業を実施したい、企画したいという方は、御相談ください。

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沖縄の科学教育にも全力投球
「たのしい教育研究所」です