仮説実験授業の授業書「ふりこと振動」ガリレオの感動がたのしい教育を開いた

教員試験合格に向けて研究所の門をたたく方たちに仮説実験授業「ふりこと振動」を味わってもらいました。

その時にお話したことを書いてみましょう。

現代科学の父として称えられているのがガリレオ・ガリレイです。
ガリレオがまず解き明かした「ふりこの等時性」と、ガリレオが確立した〈仮説・実験〉の手法が、日本の板倉聖宣の手によって「たのしい教育」のスタートとなりました。

ガリレオ・ガリレイとたのしい授業

板倉聖宣は独特の科学史の視点から、ガリレオの等時性の研究を「仮説実験授業 ふりこと振動」として世に送り出してくれたのです。

わたしはこれまで50回以上授業にかけてきましたが、何度やっても感動を新たにする、みごとな授業です。

授業書(プリント)以外に準備するものは、糸とおもり、ビー玉くらいで、ガリレオが自ら感動し、科学の道に突き進んだ「ふりこの等時性」の研究を、実体験することができます。

これは授業書の一部です。

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たのしい教育が広がる世界|たのしい授業・カウンセリング・応援団

たのしい教育研究所にはいろいろな相談が来ます。

自分の子どもの成績の事/クラスの子どもたちの件/家族こと/学校のこと

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たのしい教育が切り開くのは、単に授業だけではありません。
生き方、組織運営、家族関係 いろいろな問題を解決に導きます。
ですから、個人的な生き方に関わることまで「たのしい教育」の方向で具体的な提案をさせてもらい、「ぜひ」という方にはカウンセリングや授業の相談などを実施しています。

その評価は、たくさんの方たちから届く感謝の気持ちに表れています。
直接あるいはメールでこういう話が届きます。

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板倉聖宣の発想から「親の義務とは」

仮説実験授業の生みの親 板倉聖宣は、もともと科学史の専門家で、日本科学史学会の会長を務めています。

「科学がどのようにして生まれ、どのようにして大衆のものとなっていったか」という研究の中から、その流れを定式化して提唱したのが「仮説実験授業」であるといってもよいのです。

この写真は沖縄で開催された冬の全国大会の時の板倉聖宣 です。
わたしの質問に、目の前で熱く語ってくれている様子です。

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人工知能|コンピュータに心は芽生えるのか?

その頃の社会全体が、科学や技術の進歩にたくさんの夢と希望を重ねていたこともあったのでしょう、子どもの頃から科学・技術に大きな魅力を感じていました。

今でも科学・技術は様々な発展を見せています。
巧妙な「疑似科学」の台頭、「科学・技術に疑問を提唱する人たち」の考え方もあって、現代社会は、わたしが子どもの頃の様に両手を上げて迎えいれる様子はありません。しかし革新的という意味では、今の方が多大な成果を上げていると思います。

ところで小学校の頃から、わたしの心に宿っていた大きなテーマが、進歩によってコンピュータにも「心」が芽生えるのかということでした。

ai,人工知能時は流れ、大学に入学した頃、やっとパーソナルコンピュータが普及し始めました。
今のiphoneの持つ処理能力の 1/1000 にも満たないコンピュータが150万円くらいした頃です。
何とかそれを手に入れ、プログラムを打ち込みながらコンピュータを学ぶうちに、
「人間が体系づけた命令系の延長にあるコンピュータに心が宿ることはない」
というのが私の一つの結論になりました。

ところで最近、画像認識に関する画期的理論ディープ・ラーニング(深層学習/多層構造学習)をきっかけに、〈人工知能〉が気になって学び始めています。

コンピュータが膨大な画像の中から「これはネコだ」「この数は1だ」と認識するプログラムは、かつてのコンピュータ技術からブレイク・スルー(画期的進歩)し、それがグーグルやカナダ トロント大学の成果ではっきりしてきました。
表面的にはわずかな変化に見えるかもしれませんが、コンピュータ自身による《教師なし学習》の可能性が見えてきたのです。

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