たのしい「たのCafe3月号」のお知らせ

こんばんは(^^)
皆さまお元気でしょうか。
たのしい教育Cafe担当  I・M です。

 揺れながら咲く花

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか…

この世どんなに美しい花も

みな揺れながら咲くのだ…

揺れながら幹をまっすぐに伸ばすのだ…

ゆれずに生きていく命がどこにあろうか

濡れずに咲く花がどこにあるだろうか…

どんな輝く花も

濡れながら咲いたのだ…

風と雨に濡れながら花びらが暖かく咲いたのだ

濡れずに生きていく命がどこにあるだろうか…

 

色々あった1年だったと思います。
その中で子どもたちも私たちも学びが沢山あったことでしょう。

今年度も残りわずかですが大切にすごしたいですね。

前置き長くてすみません!

さてさて、
3月のたのcaféは来週の水曜の9日です!

たのしい教育Cafe

内容は、

① たのしい授業「溶けるふしぎ・溶けないふしぎ」 喜友名先生
② たのしい作文「たの作」の紹介 O先生
③ たのしいゲーム M先生
④ わくわく読み語り S先生
⑤ うまくいったコーナー
★プラス 自由発表です。

※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです^_^

講師の皆さんよろしくお願いします。

日時:3月9日(水)
18:30 OPEN〜
参加費:1,000円
教材費:200〜300円程度
(日によります)
飲食費:200円教材費

参加ご希望の方は、このサイトから、お名前・所属をご記載をお願いいたします。
講師の先生の準備もありますので、3月4日(金)までに連絡をお願いします。
では、今月も盛り上がっていきましょう(^-^)

たのしい授業 天体観測編|部分日食をたのしもう!

「日食」はとてもダイナミックな天文ショーです。

たのしい教育研究所設立の年、具志川小学校の親子で観測会を実施したことがありました。
親子、おじいちゃんおばあちゃんまでたくさんの人たちが海岸に集って、とてももりあがりました。

こちら⇨ https://tanokyo.com/archives/6540

琉球新報2012日食

 

さて来週の水曜日「部分日食」があります。

3月9日(水)の午前10時ごろから太陽が欠けていく、ダイナミックな天体ショーです。

学校では授業中のタイミングだと思いますけど、是非、見ることをおすすめします。

わたしが校長先生なら、職員朝会でお話して、どうしようもない場合以外はみてね、と伝えるなぁ。

時間的なものや、観測の仕方、注意事項など、国立天文台の解説がよくできていますから、それを紹介します。

たのしい授業 部分日食

http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/03-topics02.html

 この日を逃すと、次の部分日食は3年後
2019年1月6日。
続いて同年12月26日です。
この年には2回見られます。

 晴れてくれることを期待しておきましょう。

天体観測もたのしく
「たのしい教育研究所」です

人々の意見が違うことのすばらしさ|科学の碑

文学碑や人物を讃える碑、歴史上の出来事を記した碑など、たくさんの「碑」がありますが「科学の碑」というものがあることをご存知でしょうか。

新潟の湯之谷村の東養寺の敷地の中にそびえ立っています。

本格的な科学教育を目指す仮説実験授業の有志、たしか五十人くらいでお金を出し合って設立した「碑」です。その一人に沖縄からわたしも加わっています。

これがその科学の碑の写真です。
けっこう大きいのですよ。
右側の高い石碑で6mです。

科学の碑
「どうしてお寺に科学の碑が?」と不思議に思うかもしれませんが、もともとの仏教は、あの世とか天国・地獄や霊魂といったものの存在を想定していないので、科学と特に対立するものではないのです。

東養寺の住職「細井心円さん(故人)」とは、科学を共に学ぶ仲間でした。といっても心円(むねまろ)さんが大先輩です。
とても魅力的な人物で、科学の碑に行くというだけでなく、心円さんと語りあうことがたのしくて、お寺に行った時には夜遅くまで語り合っていたものです。
そこで心円さんから教わったことは、沖縄の「たのしい教育研究所」で脈々と息づいています。

お寺の本堂の近くには「科学の碑 記念会館」があります。
宿泊もできるのです。
雪どころですから、冬はあたり真っ白の美しい景色です。こんな時には、ほんの20mほどの科学の碑の元まで行くのに一時間くらいかかります。
いつだったか、講座に参加した時、心円さんに案内してもらって、雪の中を科学の碑に向けて歩いたことがありました。
心円さんの先導がなければ1時間以上かかったとおもいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA※科学の碑 記念会館のサイトより

科学の碑には、石に刻まれた「科学の碑 由来記」があります。
その文章がとても感動的です。

科学の碑2

 人類は科学によってはじめて〈人々の意見が違うことのすばらしさ〉を発見することができました。
 いろいろな人がさまざまな意見をもっていてはじめて、思わぬ真実が発見されてきたのです。そこで、科学は民主主義-少数意見の尊重と歩をーにしてきました。

 

うちの研究所の応援団の一人でもある 板倉聖宣(仮説実験授業研究会代表・日本科学史学会会長)が書いた言葉です。

「人々の意見が違うことのすばらしさ」は教育の中で大切に伝えていきたい一つです。
楽しい授業・たのしい教育の骨格でもあり、生き方の骨格でもあるからです。

その意味を込めて、研究所には

意見の違いは新たな発展へのチャンス

という言葉を掲げています!

 

たのしく元気な「たのしい教育研究所」です

 

本当の夢は 夢のままでは 終わらない!

前回書いた「たのしい教育研究所の歴史として」のおかげで、かつてのたのしい想い出がたくさん湧き上がってきました。

その一つ。

かつてNASAに派遣してもらった時、ヒューストンの巨大な施設の中で

Dream is Arvie.

というキーワードをたくさん目にしました。

とても記憶に残っていたので、NASAの話をいろいろなところでさせてもらう時に、その言葉を「夢は存在する」「夢は確かに在る」などなど、どう訳そうかと考えていました。

あまりしっくりいく言葉が見つからないので、自分なりにこう訳しました。そして、そのフレーズを今でも大切にしています。

Dream is Arvie.
本当の夢は

  夢のままでは
   終わらない!

研究所に来てくれる方達の心に届くことを期待して、研究所の玄関にある ウェルカムボードにはりつけようとおもいます。

書くのが上手いわけではありませんが心はいっぱいこもっています。

夢のままではおわらない

※「おわる」のおくり仮名が気になる人もいるかもしれませんが両方ありです

子ども達の夢と先生たちの夢
そして、たのしい教育を求めるたくさんの人たちの夢を
本気で応援する「たのしい教育研究所」です