トリプルディスプレイ たのしい仕事環境

以前、わたしがトリプルディスプレイ(三つの画面)でパソコンを操作しているという話を書いたところ、ぜひ見せてもらいたいという人たちからアプローチが来ています。

残念ながら重要なデータなどを扱うので、起動して見ていただくことは難しいのですが、おおよそどういう状況なのか、ということを簡単にお伝えすることは可能です。

パソコン部分を切り抜いてみました。

トリプルディスプレイiMac27インチ

真ん中にあるのがiMac27インチ Retina です。
27インチというのはパソコンにしてはとても大きなサイズです。
それでも左のディスプレイが32インチなので小さく見えてしまいます。
右が22インチくらいのパソコン用ディスプレイ。
左は家庭用のTVを利用しています。

この三つの画面で独立した作業ができます。

トリプルディスプレイというのは三つとも同じ画面になるのでしょうか?、
という質問がいくつかきていましたが、違います。
それでは一人でいろいろな作業をするのにあまり役立ちません。

わたしの使い方でいうと、真ん中のメインのパソコンでは文書作成や表計算、画像処理などのソフトウェアを主に使います。
右のディスプレイは、2つのブラウザを起動してインターネットを利用したり、メールソフトを立ち上げておいて処理をしています。
左の大きなディスプレイは、授業づくりの時の、動画や画像の確認用として使っています。

この写真の様に幾つかのソフトを立ち上げて、確認しながら教材づくりをすすめます。大きな画面なので、動きや画像をプロジェクターで出力する時のイメージを掴みやすくなります。

このディスプレイ一で三つのソフトウェアを起動して作業していますが、他の画面にもそれぞれ立ち上げて使えますから、わたしの様に、いろいろな作業を同時にやる人間にとっては、とても便利です。
右のディスプレイのデータを真ん中に持って行ったり、左端のディスプレイのデータを右端のディスプレイにあるメールソフトに持っていって添付したり、たくさんの作業ができることになります。

たとえばこの左端のディスプレイ画面。

たのしい仕事場真ん中のメインディスプレイで、プレゼンテーションの作成をすすめる時、この画面の、バケツをぶんぶん回している画像を利用するために、真ん中のプレゼンテーション用ソフトに持ってきたり、出来上がったものを大きくして左のディスプレイ全体で見たりするわけです。

もちろんその都度にメールがどんどんやってきますから、右のディスプレイでその対応をして、今やっている様に公式サイトに書き込んで、などなど、いろいろな作業に移りやすい状態にしておくのです。

三つ一度に見ることができないから意味がない、と思う方もいるかもしれませんが、利用する時に立ち上げたり、切り替えたりする手間が省けて、これらは右にある、これらは左にあるという様なことが感覚てきにつかめていると、作業効率がかなり上がります。

前にも書きましたが、Macは画像出力系にもとても優れているので、私のiMacで必要なのものはこういう1000円くらいのケーブルが1つのディスプレイに1本ずつあればOKです。

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これをMacの後ろ側に差し込みます。
サンダーボルトという激しい名前のコネクタ(下の右から二番目と三番目)に差し込んで、ディスプレイから伸びたケーブルとつなぐだけです。

スクリーンショット 2016-07-15 19.19.49

 

ディスプレイの種類によってケーブルも違うことがありますし、いろいろなものに使いたいという場合には一本でそれらに対応するケーブルも出てきています。1500円くらいです。

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MacBook Air(ノートパソコン)にもこういうコネクタがあるので、小さなMacbookの横に大きなディスプレイを置いて利用する人もいます。

移動する必要がなくなったら、こういう形で利用するのもよいと思います。スクリーンショット 2016-07-15 20.24.53
600x449xmacbook-air-2012-dual-thunderbolt-displays.png.pagespeed.ic.Ulksv1BQTD興味のある方達には、きっとお役にたったでしょう。

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仮説実験授業の誕生(仮説実験授業研究会)/仮説実験授業の誕生は1963年

 九州の大学で仮説実験授業を卒業論文のテーマにしているAくんから相談が来ました。

 最も初期の仮説実験授業について知りたい。それと併せて「仮説実験授業はいつ生まれたか」という時の根拠になるものを知りたいです、という話です。

 

 「仮説実験授業の誕生」の頃の資料を探してみましょう。仮説実験授業の生まれたあたりには、いくつかの画期的な出来事がありました。

A.1963年4月から同年7月まで上廻昭氏が国立教育研究所の板倉聖宣氏のもとに内地留学し、板倉聖宣の構想で授業書「ふりこと振動」の授業が完成

B.雑誌「理科教室」1964年2月号、3月号に「ふりこと振動」の授業記録を発表

C. 仮説実験授業研究会が1964年3月3日に「仮説実験授業研究 別冊-仮説実験授業の記録」①②を創刊

D.1964年10月5日タイプ版として「仮説実験授業研究」No.1を創刊

 

 このうちのどれを「仮説実験授業の誕生」と位置づければよいのでしょう?

 タイプ版の「仮説実験授業研究」創刊1号に板倉聖宣が「私たちの研究の立場-創刊にあたって-」という文章をまとめています。

 こう始まります。

仮説実験授業研究 板倉聖宣

板倉聖宣

 私たちが仮説実験授業の名のもとに共同研究をはじめてから一年あまりになります。

 仮説実験授業の起点を1963年とすることは、異存ないでしょう。

 50年以上経た今「仮説実験授業研究」を読むと、その瑞々しさと迫力を感じさせる中に、「仮説実験授業の技法はほぼ全て確立し、その大きな成果もすでに現れていたこと」を知って驚ろかされます。

 

 このサイトに関して「仮説実験授業のことをいろいろ知ることができて、とても貴重なサイトです」という感謝の言葉がいくつも届いています。これからも仮説実験授業のことを綴っていきたいと思っています。ご期待ください。1日1度のこの「いいね」で〈たのしい教育〉を一緒に広げましょう➡︎ いいね=人気ブログ!=ジャンプ先でもサイトをワンクリックすると尚うれし!</a</p

たのしさが未来を拓く たのしい教育研究所設立の時にもう一度立ち戻る気持ちで

「たのしい教育を拡める活動をたのしくすすめるために〈たのしい教育研究所〉が設立されました」と書いたところ「それはとてもいい」という賛同の声がいくつも届いています。
 おかげさまで研究所の活動は予想していた以上の展開へとすすんでいます。

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 少し長くなりますが、新しい年の始まりに、読んでいただけばと思っています。

 人類が長い歴史の中で発見し、守り育ててきた知識や文化を次世代に伝えていく教育活動(学び)は、本来、大いなる感動、たのしさを伴ったものであるに違いありません。

 私たちは教師仲間で協力し、1984年から〈学ぶことの喜び・感動〉を一人でも多くの方たちに味わってもらうこと、体感してもらうことを目的に、子ども達、大人、そしておじいちゃんやおばあちゃん達へ〈たのしい教育〉を実施してまいりました。

 それらの中には、ガリレオが発展させた「科学」のすばらしさを体感する授業、「かけ算」のすばらしさや「英語」のたのしさを味わう授業、「たのしい学力向上」、「絵画」や「ものづくり」のたのしさを伝えるワーク、先生方、一般の方達の研修会、デイケアや病院などでのたのしい教育活動、地域での教育活動、カウンセリングなど様々なものがあります。
 同時に、米国NASAと日本のJAXAの協力のもと、宇宙空間に浮かぶ国際宇宙ステーションと地上・沖縄県をライブ映像で結び、約1000人の親子でたのしんだ「たのしい授業in沖縄」など、数々の〈教育イベント〉を開催してまいりました。
 それらの活動の中、さらなる躍進を目指して2012年 春「たのしい教育研究所」を設立し、同年10月1日には 沖縄県から「特定非営利活動法人/NPO」の認可を頂くことができました。

 

 

「子どもたちがたのしく賢くなっていく姿」は多くの教育関係者、保護者、そして県民の願うことではないでしょうか。また学校に通う子どもたちだけではなく、いろいろな事情で学校から遠ざかっている子どもたち、支援を必要とする方たち、大人、祖父母の方たち、その他いろいろな方たちが、「たのしい教育活動」によって賢くなり、あるいは生きがいを感じていけるとしたら、すばらしいことではないでしょうか。



 私たちが目指す「たのしい教育」は、ショー的なものではなく、その内容を学ぶことによって感動し、さらに学びたくなる教育活動です。また、子ども達の笑顔を求める教師なら誰でもたのしい教育活動(授業)が可能なように教材化する、授業プランを作り上げていく事も、私たちの重要な活動の一つです。
 沖縄の元気な未来が全国へ広まり、世界へと展開していくことをめざし、想いを共有できる方たちと連携して「たのしい教育」の普及に様々な形で、全力で取り組んでまいります。

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 今年も元気にたのしく全力投球の
「たのしい教育研究所」です
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