仮説実験授業の授業書「0と1」by みむら

 以前のたのしい教育cafeの様子です、仮説実験授業「0と1」をたのしみました。
 90パーセントの子どもたちが「たのしい、わかる」と支持してくれるという目標を達成したものが仮説実験授業の授業書になります。
 その中からいっきゅう先生が算数の授業書〈1と0〉を実施してくれました。

 とてもたのしかったです。

 私も初めて授業を受けたのですけど、いっきゅう先生もはじめて授業するといっていました。
 沖縄で最もたくさん仮説実験授業を実施して来たといういっきゅう先生の授業は、いつも安心してのめりこんでしまいます。
 以前、県外から仮説実験授業で有名なA先生が講師に来ていました。
 質問するとA先生は「年間2~3本の授業書を実施している」と答えていたのですけど、いっきゅう先生は教師時代、年間、40~50本実施していたといいます。全国的にも、これだけ実施してきた人は少ないと思います。

 こんな風に授業できるといいなぁ、というと「仮説実験授業の授業運営法通りにすすめたらいいんだよ。そのうちに、みむら先生はみむら先生の個性が出てくるから」と答えてくれました。


 数の入り口ようなタイトルですけど、すごく考えさせてくれるいい授業書だとおもいました。
 子ども達とやるともっともっといろんな意見が出てくるんだろうな。

 こういう本格的な授業を気軽に受けることができるたのしい教育研究所(RIDE)は、すばらしいところだと思います。

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ネコとオタマジャクシ

 最近はオタマジャクシを目にする機会がとても少なくなりました。畑の農薬のせいで、水たまりで生存できなくなっているからだといいます。

 全体の数が減って来ているので、農薬が使われていない学校の中でも目にするチャンスが減って来ました。

 たのしい教育研究所(RIDE)のある沖縄本島の中部でそうですから、那覇市に近づくと、ますますその傾向が強いと思います。離島、やんばる(本島北部)はまだ普通にみられるのでしょうか。

 ところで最近、汗を流しにとよく足を運ぶ公園の側溝で久しぶりにたくさんのオタマジャクシをみつけました。

 一汗流して後、車に常備している虫かご(飼育カゴ)をとってきて、溝にかがみこんでオタマジャクシを採っているいると、それを見たのでしょう、少し離れたところで女の子二人が「わーオタマジャクシ!」と顔を近づけていました。

 手を伸ばそうとしたのでしょうか、お母さんらしい声が響いて「きたないからやめなさい!」
 わたしが注意された気がしました(・_・;

 子どもでなくてよかったな、やりたいことできるし。

 何匹も捕まえて研究所に戻ると、さくら先生たちが授業研究会を開いていました。

 子ども達にも見せたいというのでカップに何匹か分けてあげました。
 足が出てきたオタマジャクシもいます。

 さくら先生が「ネコは魚が大好きだというから、ア~ルに見せると飛びかかるかな」と実験をしてくれました。

 みなさん、どう思いますか?

 ア~ルは泳ぎ回るオタマジャクシを見ていて、その後

 プイと行ってしまいました。

 というわけで、ネコとオタマジャクシの実験もたのしく終了。

 オタマジャクシの欲しい方は、声をかけてくださいね。

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たのしいウォーキングとクバおーじ(扇)by ひな

「朝から気持ちよくスタートするぞ」とはじめたモーニング・ウォーキングはとても気持ちのいい時間です。


公園の周りを見渡して見ると、「ビロウ」がたくさん植えられて、実もついていました。
ビロウは、ヤシ科の植物で、クバとも呼ばれています。

ビロウといえば、「クバオウジ」を真っ先に思い浮かべます。
クバの葉で作った扇です。
たのしい教育研究所で作ったクバオウジは板倉聖宣先生や野口宇宙飛行士にも使ってもらいました。
 この間、たのしい教育研究所(RIDE)のこれまでの活動写真を整理していたら、宇宙飛行士の野口さんにいっきゅう先生(左)が贈呈したクバオウジの写真が出てきました。

 下の写真がそのもとになったビロウ/クバです。
 昔の人は自然のものをうまく利用していろいろな物を作っていったのですね 

 たのしい教育研究所の中から、野口さんに贈呈したクバオージと同じ時に作ったものが出てきました。

 これも教材として利用していきたいと思っているところです。
 

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ルイス・キャロルのたのしいクイズ〈高い塔から3人が無事降りる問題〉 解答編

 今回のクイズは難しかったかもしれませんけど、論理的に考えていく、なかなかよい問題だと思います。

まず問題から確認しましょう。
解答するときに、女王様、お姫様の区別で混乱すると困るので、〈お父さん〉〈お母さん〉〈子ども〉の三人に変えておきます。ついでに、わかりやすいように問題文も少し手を入れます。

 お父さん、お母さん、子どもの三人が、誘拐され高い塔に置き去りにされてしまいました。
 お父さんは近くに滑車があることに気がついて、それを使って何とか脱出しようと考えています。


 滑車の下のカゴには重い石(20kg)が入っています。
 お父さんの重さは35kg、お母さんは30kg、子どもは10kgあります。
 お父さんとお母さんはスピードにとても弱い体質で、重さが14kg違うと、そのスピードで気を失って倒れ、カゴから落下してしまうかもしれません。
 そんなことにならないように三人が安全に下に降りるにはどうしたらよいでしょうか。
 みなさんで考えてもらえませんか。
 誘拐犯に気づかれないようできるだけ滑車を動かす回数は少なくしなければなりません、
 何回で三人全員が下に降りることができるでしょう、さぁ挑戦してみましょう!!

解答

1.お母さん(30kg)が下におりる・・・石(20kg)との差は10kgなのでOK!

2.石を塔におろして、子ども(10kg)が乗って降りる、カラのカゴが上。子どもはスピードが早くても大丈夫OK!

3.塔に到着したカラのカゴにお父さん(35kg)が乗り、下のカゴにお母さん(30kg)がのって、お父さんが降りる。お母さんが上。体重差は5kgでOK!

4.お母さんは塔に降りて、小石だけ下ろす。カラのカゴが上。

5.1と同じ様にお母さん(30kg)が下、小石(20kg)が上!

以上5回で脱出成功です!

 

毎日たのしい教育にまっしぐら、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援をお待ちしています、一緒にたのしい未来を育てませしょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります、〈たのしい教育〉を一緒にゆっくり広げましょう!