「わたしのもみじ」 岩間史郎(福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

「わたしのもみじ」   岩間史郎  (福音館書店)

本屋さんでこの本を見つけたとき思わず見入ってしまいました。
さわやかな季節の秋、沖縄ではもみじがなくて
鮮やかな紅葉を見ることはできませんが、
他府県に行ったときに紅葉を見てその美しさに立ち尽くしたのを思い出します。

ブーメランのようなタネもかわいかったです。
この本は、ある高原の大きなもみじを10年間撮りつづけた著者が、
「わたしの木」への温かい気持ちをつづった写真絵本です。

せわしい毎日でも自然を感じるとほっと安らぎます。
秋を目の前に季節の移ろいを感じてみませんか。
この本を見ると思い出す本が「はるにれ」(姉崎一馬著 福音館書店)です。

だいぶ前に出た本ですが、文字のないみごとな写真絵本です。
その木を見たいなと出版社に電話して聞いたら北海道にあるとのこと。

残念ながら北海道まではいけなかったのですが
いつか見ることができるといいな思っています。
(by  hina)

 

『ぎょうれつのできるすうぷやさん』ふくざわゆみこ(教育画劇)

 

絵がかわいくて動物たちの表情もすごくいい。
優しい気持ちになってしまうえほんです。
くいしんぼうな動物たちが美味しいにおいをたどっていくと、
とげとげのいばら門にぶつかります。

門には「はいるべからず おそろしいまじょのいえ」と書かれていますので
みんな怖くて中入れないんです。
でも、おくれてきたハリネズミくんは、自分もトゲトゲなので
いばらのとげの門をくぐって入っていってしまいます。

中にいる魔女(じつはトカゲのおばあさん)が
「もんにはいるべからずってかいてあったろう?まじょがこわくないのかい?」って
聞くと「ごめんなさい…ぼく、まだ、じがよめないの」って言うんです。

思わず笑ってしまいました。そのあとの動物たちの行動がまたかわいいんですよ。
私も行列に並んでスープが飲みたくなりました。
子どもたちに「みんなスープ飲んだことあるかな?」
「どんなスープがすき?」ってきくと「はーい」と大きな返事と共に
「コーンスープ・カボチャのスープ・やさいスープ…」という返事が返ってきます。

給食前に読むと「おなかがすいてきた~」「スープが飲みたい」
「今日の給食何かな」と食べ物の話になっていきます(^^
この作家が書いた本は他にもたくさんありますが「もりいちばんのおともだち」
「ふゆじたくのおみせ」「ぎようれつのできるパンやさん」は特に好きです。

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「ことりのうち」 さとうわきこ (福音館書店)

『ことりのうち』 さとうわきこ(福音館書店)

ことりのうち

ばばばあちゃんのおはなしシリーズの中の1冊です。

今回は「小鳥の声を聞いてると気分がいいね・・・」ということで
小鳥のうちを作って、小鳥の声を聞きながら昼寝をしようとします。

ところがそこに大きな鳥がやってきて昼寝どころではなくなります。
おばあちゃんのやることが愉快です。

最後は大きな鳥の巣にみんなで寝ちゃうんですけど
主人公のおばあちゃんが私は大好きです。

年をとってもこんなおばあちゃんでいられたらいいな~と思います。
ばばばあちゃんシリーズはたくさんありますが、
初めて出会った『いそがしいよる』は十数年前に読んで
「このおばあちゃんいいな~」とファンになりました。

いつもたのしいことを考えて、
何があってもおもしろいことにかえてしまうんです。

人生はたのしまなくっちゃね(^^
by ひなぎく

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