すごくたのしく役に立つ! 「実験とは何か」

いろいろな授業の準備をしながら、合間にたのしい実験をいろいろとすすめています。

さて、県外から来たスタッフAzuさんは泡盛と日本酒の違いもよく知りません。
そこで手早くできる違いを実験してみました。
前々からアイディアがあって、これをいつでもたのしい授業プランにする準備があります。
おきなわの泡盛協会の方、ぜひご連絡ください。日本焼酎協会でも日本ウォッカ連盟でもよいですよ。

科学を生業としている人なら実験のなんたるかは知っていると思いますが、実は、
予想を持って確かめることが実験です。

わたしはさらに、「普通の人々が学ぶに価する実験の体系」をもって科学と呼びたい。
ケプラーやコペルニクスがラテン語で著書を書いたのと異なって、ガリレオはごく普通の人たちが読める様にイタリア語で著書を綴ったように、一部の特権的な人たちに向けて発するのではなく、ごく普通の人たちを対象にしたい。
さて、同じアルコール量の摂取ということでありば、お酒の中でも蒸留酒は「体によい」というのがわたしの人体実験上の結果です。
それを簡単に目でみることができる実験が簡単にできます。
蒸留酒はお酒の中でもピュアでカスが出ない、わけですから、身体が無理することが少ないのです。

その蒸留酒のピュアさを目でみる、という実験です。
実験そのものは簡単ですが、それをいかに魅力的に投げ出すか、というところがうちの研究所の他に負けない技です。
同じ小麦粉とバターとレーズンでも、できあがったパンはかなり違いますよね。
そういうことです。

実験を端折って書くとこうです。

スクリーンショット 2015-01-06 17.02.06 スクリーンショット 2015-01-06 17.02.48

泡盛・蒸留酒がもしも、本当に蒸留したものだけで製造されているなら、そのままほぼ全部とんでいってくれるわけです。

しかし例えば、こんな風に焦げた模様がついたとしたらどうでしょう?
スクリーンショット 2015-01-06 17.03.05

そんなことを、わかりやすく、簡単な実験で、それぞれの液体の違いがわかる。

しかもこれを学べば、たとえば「香水」はどうか?
「お酢」はどうか?
など、いろいろなものを実験して確かめてみたくなるような、知的好奇心をたっぷりと湧き立たせるもの、そういうものを伝えていけたらと思っています。

いかがでしょうか?

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新春の たのしい教育研究所!

たのしい教育研究所も「新春」の彩りです。
まず、美味しいものがいろいろ届いています。
訪ねてきた方たちにもあじわってもらっています。
スクリーンショット 2015-01-05 20.06.46研究所の玄関には「夢」という文字が迎えてくれます。

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それから毎年恒例の「希望が叶う絵馬」
ただ今のところ願いが叶う率は73% !
もちろん自分の努力で叶えられるものにしてください‥‥宝くじ1億円とかいう願いは無理です。それにしても願いが叶う率73%っていうのはかなり高いですよ( ´ ▽ ` )
スクリーンショット 2015-01-05 20.06.59今回のデザインは「ミニヨン」たち。
「どっちに転んでも閉めたを探せ」の天才たちです。
それからとてもかわいい羊さん。
すでに四人が願いをはりました。
研究所に来ていただいたみなさんには書いてもらっています。

それにしても写真を撮ってびっくり、いつも張っている私の宝物「クマのれん」迫力ありすぎ。羊が喰われないかという話になりましたけど、このクマはボディーガードなのです。
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琉球新報紙に たのしい教育研究所の授業が詳しく紹介されました!

今回、授業の取材をしてくれた記者のKさんは、とても生き生きした目をして、子どもの様な感性を持った方でした。
Kさんが書いてくれた記事を読んでびっくり。
以前、新聞の一面にある社説に取り上げていただいた時の様なインパクトです。
読んでいて、こちらが熱くなりました。
力と熱意のある方が書くとこうなるのだなと、思うととても嬉しい気持ちです。

⭕️手品の様な驚きではなく、身近な現象から科学の知見を実験し、感動を伝えたい
⭕️自然の不思議に心を震わせ、挑戦を続けて真理を追究してきた先人たち
⭕️地動説を唱えたことで死刑になりかかったガリレオがどうしたか…「間違っていた」と自らの膝を折ることで命を永らえ、その後の人生で現在につながる科学の土台を築き、広めた。喧嘩ではない、本質を求めるかっこいい闘い方だ
⭕️挑戦していくことを科学を通して伝えたい

どれも、「正に!」と伝えたい文章です。

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伊江島の先生方に「授業力UP! 指導力UP! 実践講座」

二日に渡って伊江島に行ってきました。
「授業力UP! 指導力UP! 実践講座」で授業してきました。
会場に入ると、大きな横幕に感動。
もらってくるの忘れて、勿体無いことしました。
スクリーンショット 2014-12-11 22.40.16教育委員会主催なのですけど、19:00〜21:00という時間帯です。
つまり自由参加型での実施です。
すばらしい。
こういうことが企画できる主事の方って、力があるに決まっています。

当初の読みでは多くて20名という話でしたが、ふたをあけると、教材が間に合わないくらいで嬉しい悲鳴でした。

「重要な知識」と「意欲」 その二つを重ねる「本質的な学力」というテーマで授業しました。
大盛り上がりでした。
IMGP5797 スクリーンショット 2014-12-11 22.55.22 活気ある元気な島です。

30年前、私が教師に採用されたのも、この島のある「沖縄北部」です。
その頃は体育系の研究で先輩達に鍛えられていました。
そんなある日、飲み会で、その中心にいた先生から面と向かって
「喜友名くん、キミたちはここ北部で教育を学んで結局は中部に戻っていくのだろう…それはとても寂しいことで辛いんだよ」
と言われたことがありました。
「先輩、数年後、戻ることになります。でもまたきっといつかご恩返しできると思います」
と話したことが、やっと今頃になって、少しずつ、実現できている気がして、その意味でもとても嬉しい二日間でした。

参加してくださった先生たちの評価も、とても高く、ほぼ100パーセントの方が「とてもたのしかった」「とてもよくわかった」ばかりでした。
丸が付いていない方もいましたが、感想を読むと、おそらくその方も評価5だと思います。

個人名がわからないようにして、いくつかを掲載します。

スクリーンショット 2014-12-11 23.08.37スクリーンショット 2014-12-11 23.08.21 スクリーンショット 2014-12-11 23.09.02たのしく忙しい日々。
「たのしい教育」の可能性はますます広がっていく今日このごろです。