梅の蕾見から自由研究〈花のうしろ姿〉へ/梅と桜の後ろ姿はどちらがきれい? その1

 何年も前から〈桜や梅のつぼみ見/蕾見〉をたのしんでいると、必然的に時間の流れの中の桜や梅だけでなく、同じ空間の四方八方から見る梅や桜をたのしむ様になります。

 以前しらべてみると意識的に「蕾見」をはじめたのはRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )が初めてだったことがわかったのですけど、今はRIDEの周りで、それをたのしむ人たちが増えてきています。

 その人たちも「梅の蕾見」をたのしむ人は少数です、どうしてか、沖縄には梅がとても少ないからです。

 本数が少ないということは、公園などで自由にたのしめる場所も少ないということです。ここは、RIDEで〈梅まつり〉をする川沿いの場所、とても貴重なところです。※人に関しては個人情報の関係で基本的に加工写真を掲載しているのですけど、地域情報については環境保護の観点から場所を伏せる様にしています、ご了承ください

 これが今の梅の花たちの様子です。
 「さぁ、これからだよ」
という、清々しさと凛々しさに満ちた姿です。

 よく見るとふくらんできた梅の蕾/つぼみたちがたくさんみつかります。

 この膨らみ具合はとても愛らしく、大好きな姿です。

 たくさん花開いた梅たちの先でぷっくりと膨らんだ姿がたくさんあります。

  蕾というのは、とても愛らしい姿に見えて来ませんか。
 可能性に満ちたという陳腐な見方ではなく、私には今あるその姿のままでも美しく見えてきます、たとえこのまま花開かずに終わったにしても。

 さて最近は、花たちの後ろ姿にも美しさを感じる様になってきました、自由研究としてもたのしいと思うので、続けて書いていくことにしましょう。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

ノア・ハラリ「アルゴリズムはあなたを支配したり操作したりできるだろう」/メルマガ たのしい教育の発想法から

 たのしい教育メールマガジンは今年も人気です。今回は最終章「たのしい教育の発想・思想・哲学」からノア・ハラリの最近著〈21Lesson’s 〉を紹介しましょう、ハラリが教育について語った貴重な内容です。

 ハラリの重要な問題意識の中には〈急激な発展を続けるA.I.〉が大きく横たわっていて、それは教育についても人間の生き方そのものにも強い影響を与えざるを得ないと予測しています。
 教育の章を終わる部分が次の言葉ですが「A.I.に自分の行動から思考そして嗜好までのほとんどが読み取られて、A.I.は自分以上に自分のことがわかる様になる」という不安の言葉で締めくくられています。
 この本全体がそういう暗いトーンに覆われたものだということもできます。

 しかし人間はもちろんA.I.の予測を超えた存在です、たのしい教育研究所は、たのしい教育を進めることによって、A.I.の遥か上を行く、A.I.には読み取ることのできない人間の大きさを維持することができると考えています。

 この公式サイトに綴っているいろいろな記事から、それを感じていただければ幸いです。

閑話休題、ハラリの言葉を紹介します。

 哲学者や預言者は何千年にもわたり、人々に自分自身を知るよう促してきた。だが21世紀ほど、この助言の実行が急を要することはこれまでなかった。なぜなら、老子やソクラテスの時代と違い、今や熾烈な競争が繰り広げられているからだ。
 コカ・コ-ラやアマゾン、百度、政府がみな我先にあなたをハッキングしようとしている。あなたのスマートフォンやコンピューターや銀行口座ではなく、あなたとあなたの有機的なオペレーティングシステムをハッキングしようと競っている。
 私たちはコンピューターがハッキングされる時代に生きていると言われるのを、聞いたことがあるかもしれないが、それは真実の半分も語っていない。じつは私たちは、人間がハッキングされる時代に生きているのだ。

 今この瞬間も、さまざまなアルゴリズムがあなたをじっと眺めている。あなたがどこに行き、何を買い、誰に会うかを見守っている。間もなく、あなたの足取りや呼吸や心拍も1つ残らずモニターするようになる。ビッグデータと機械学習に頼り、あなたのことをますますよく知ろうとしている。そして、あなた以上にあなたのことを知るようになった日には、これらのアルゴリズムはあなたを支配したり操作したりできる、だろう。だが、あなたにはそれに対してほとんど打つ手がない。あなたは『マトリックス』や『トゥル-マン・ショ-』の中で暮らすことになる。

 ユバァル・ノア・ハラリ「21Lesson’s-教育の章-」から

 

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

日本一早い桜祭り 沖縄県沖縄市 RIDE第三研究所近く

 桜が咲いたという記事を読んだ方たちから、その後も花開いた桜の写真が届いています。これはその一つ、けっこう花開いていますね!


 たのしい教育研究所(RIDE)では2020年1月11日に桜まつりを開催しました。沖縄県で一番はじめの〈桜まつり〉、つまり日本で一番早い桜祭りです。

今年もみんなの笑顔で、気持ちのよい一月を過ごしています。
 みんなで乾杯し、美味しいものを食べ、語らいました。


 皆さんも、近くの桜の下で桜祭りをたのしんでみませんか。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!

 

西村寿雄先生とたのしい教育②/WSおきなわ石さんぽの様子

 西村先生との関係について質問がいくつも届いているので、ワークショップの内容を続ける前に少し紹介させていただきます。

 西村寿雄(ひさお)先生は小学校で教師をしている頃から〈科学読み物〉や〈地質学〉の研究を深め、仮説実験授業の初期から板倉聖宣と授業書「ふしぎな石 じしゃく」の作成にも関わった人物です。ねずみ年生まれということですから、今年85歳を迎えることになるのかな? とても元気で、いろいろなところを歩き、魅力的な本を執筆しています。

 これは先日RIDE(ライド)でワークショップを開催している時の写真です。

 たのしい授業・仮説実験授業では有名な方ですから、名前は知っていたものの、数年前、西村先生が小学校で校長をしていた頃『月刊たのしい授業』に綴ったレポートに感銘して、感想を送ったことがありました。
 西村先生も『月刊たのしい授業』誌に載ったわたしのレポートなどで〈沖縄に元気に活動している人がいるのだな〉と名前を覚えてくださっていたとのこと。

 しかし直接お話をすることができたのは、つい最近、4~5ヶ月前のことです。

 東京から発信した私のSNSに「きゆなさん東京ですか、私(西村)も東京にいますよ」というメッセージが届きました、さっそく連絡をとってみると、夕方の新幹線なので少し時間があるとのこと。その時に一緒に東京の建物や古い橋などを歩いた時の記事がこちら➡︎ https://tanokyo.com/archives/26575

 その後、たのしい教育研究所(RIDE)の応援団として名乗りをあげてくださるということになり、たのしい教育研究所(RIDE)の講座に来てくださるという様に、とんとんと話がすすみました。

 実現したのがちょうどここで書いているワークショップです。

 とても充実した内容に、参加者の皆さんから「ぜいたくすぎるほどの内容でした」という嬉しい反響がたくさんとどきました。

 ワークショップの様子をお届けしましょう。

 午後のワークショップはたのしい教育研究所(RIDE)第三研究所から海岸に移動してスタートしました。

 いろいろな石に酸性の液体を一滴おとすと、その石の種類によってはっきりした反応が起こります。石灰岩なら泡が勢いよく湧き上がり、そうでない岩石にはそういう反応はみられません。

※酸性の液をかけてあとは、しっかり真水で処理しています

 赤土のphの測定実験にもびっくり、かなり高い酸性度を示しています。

 参加者の中にはどんぐりに目のない方もいて、石をみながらまるまるとした〈マテバジイの実〉を発見。キレイでまるまるとした実です、近くにマテバジイの大きな木があると思います、今度探しに行こうと思います。

 ワークショップは西村先生のこの本を元にして構成されています。
 名著です、ぜひ手にしてみてください、電子書籍にもなっています。

毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね➡︎もっと深くたのしい教育を味わいたい方は〈有料メルマガ〉をどうぞ!