よくながめて広がるたのしさ/小さなところにある美しさ

 沖縄で普通に咲いている〈アレチハナガサ〉という野草があります。花がとても小さくて見栄えがしないので、「こういう花があったの?」と思う人も多いでしょう。

 これは野原を歩いている時に私が撮った写真です、花が小さくてスマホがなかなかピントを合わせてくれません。

 沖縄以外でも普通に見られるようです。

※これは私が撮った写真ではありません

   近づいて写してみましょう、面白いことにカメムシもいます。

 

 私の指と比べると、花の小ささがわかると思います。

 この小さな2mm程度の花も、かわいい5枚の花びらでできています、合弁花(全ての花びらがくっついている作り)です。雄しべ雌しべも見えています。

 

 色も可愛いとても薄い紫色をしています。

 目には鮮やかにうつらなくても、近づいてみていくと、かわいい花たちもたくさんあります。

 今度は一眼レフを持って行って写そうと思います。

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たのしい教育研究所(RIDE)で受講できること

 たのしい教育研究所(RIDE)の活動は〈たのしい教育〉に関わる全てを想定しています。
 新しいたのしい教育を広げることが主体ですから、他の教育を批判したりすることはありません。

 これまで、たのしい教育を意識していなかった方も、たのしさなんて関係ないと思っていた方もウェルカムです。

 子ども達の賢さと笑顔、その両方に向けて取り組みたいという方たちとなら、一緒にたのしくやっていけると思います。

 たのしい教育研究所(RIDE)の活動の一つに〈スーパーバイズ〉があります、「具体的にどういう内容でしょうか」という質問が届きました。皆さんの興味関心のどれかに触れると幸いです。

・子ども達と関係がよくなりたい
・たのしいクラス作りをしたい
・教科の研究を深めたい
・参加者が興味関心を深めてくれるプレゼンテーション(発表)の内容づくり
・教員試験に合格したいが、どうにも解けない問題がある
・保護者の方との関係が悪くなった、どうしたらよいか
・不登校の子どもとどの様に関係づくりをすすめたらよいか
 etc.

 何しろたのしさ主体ですから、堅い話に終始することはありません。
  大抵ワークも伴います。
 これはある方が、自分の息子さんとたのしむ教材UFOの使い方を練習しているワンシーンです。

 カウンセリングの様に50分程度5000円からスーパーバイズを受けることができます。複数グループで定期的にスーパーバイズを受けている人たちもいます、気軽にご相談ください。

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身体を動かすこともたのしい/世界一簡単なスクワット&背筋

 普通で仕事をしている人たちからすると信じられないかもしれません、私も学校現場にいた頃には信じられなかった暮らしですけど、午前中、研究所の執筆室にこもって仕事をしていると「気づけば日が暮れていた」というのはめずらしいことではありません。
 もちろん執筆をやめておいしい珈琲を呑みにカウンターの方に立ちますし、食事もとりますから、外の様子を見ることもできます、時間を確認することもできるのですけど、何かに没頭していると、それは二の次三の次になってしまいます。

 とはいえ私いっきゅうは武道家で身体を動かすことも大好きです。その大好きなことより〈たのしい教育〉が大好きなので、こうなってしまうのでしょう、それもまた良し。

 そういう私が最近まわりの人たちにすすめているのが〈きんに君の世界一簡単なスクワット&腹筋〉です。このアイディアは天才的だと思いました(´ー`
 天才というのは何も難しいことをするわけではありません。普通の人たちの普通の暮らしでは気づけない簡単なものごとを試してやってみて周りの人たちにすすめてくれる、その才能が〈天才〉だと思っています。

 日が暮れて、あまりの眠さを何とかしようと、身体を動かす時に選んだサイトに感動してしまいました。〈なかやまきんに君〉の動画です。
 このアイディアはとてもよい!
 何が良いかというと、慣れると珈琲を呑みながらでも運動できるからです。

 私はきんに君が「10回くらいでも」と言っていたところを「10分くらいでも」と聞き間違って、その間続けていたのですけど、10分くらいがちょうどよいと思います。珈琲を呑みながら、テレビを見ながらたのしくすすめることができると思いますよ、実験してみませんか。

 動画全体は10分くらいありますけど、実際に身体を動かすのは4:40くらいからですから、そこにジャンプして試してみて、いいなと思ったら初めの方から聞くとよいと思います。

 身体を動かすことは、学校でも体育や行事、日課表などで大切に扱われています。生涯体育、健康的な暮らし、おじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に身体を動かす方法ということでも、この運動はおすすめですし、身体が大きめの子ども達の健康面でも取り上げておくとよいと思っています。
 おすすめします。

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板倉聖宣(初代 仮説実験授業研究会代表)の発想法「出会いの授業」/月刊「たのしい授業」創刊1号(1983)にあった言葉

 学校現場は四月からだれが何年生の担任をするかということで校務分掌の賑わいの中です。私の処にも相談が来ています。
 そういう中、最新の〈たのしい教育メールマガジン〉で紹介した板倉聖宣/初代 仮説実験授業研究会代表の発想法に「この時期に読んでいてよかったです」という感謝の便りが届きました。

 月刊たのしい授業の創刊1号(1983年)で師の板倉聖宣が語った言葉です。

 私の教師〈-1年〉の頃で、実際、その発想法で、退職するまでたのしく教師を続けることができました。

 キーになる言葉を抜粋して紹介しましょう。

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板倉聖宣の発想法
出会いの授業からたのしく
月刊「たのしい授業」創刊第1号(1983年)仮説社
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(板倉)
 普通は「力量のある人は最初から変わったことをやってもいいけど、力量のとぼしい人はおとなしくやれ」って言われちゃう。
 でもたいていの人は、その先生なりの魅力を子どもたちに認めてもらえるような楽しい授業を、できるだけ早くやった方がいいと思うんだなぁ。
 先生の魅力を早く認めてもらうことと同時に、一人ひとりの子どもの魅力的な面を早く見られるようにすることね。

 「いずれ子どもの姿が見えてくる」なんていうのも、そりゃそうだろうけど、まず最初に、その子のもっとも魅力的な面が先生の印象に残るようにすべきだろうね。

 その後の授業や学級経営において、先生が「すばらしい子どもたちだなぁ」という先入観をもっているということは、すごく大切だと思います。
 先生の意欲ともつながってくる。
 最初にテストしたりして「誰ができないか」とか「こいつはワルだ」なんて調ベちゃうのは、本当に不幸な出会いだね。

 若い先生たちに、こういう話をしてあげられる、力ある先生たちが増えてくると、学校現場の様子も明るく変わってくる可能性があるんだけどな。

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