躊躇しつつ書いたこの《たのラボ公式サイト》に書いている「効率・コスパと教育・福祉」の反響が大きく、驚いています。
《たのラボ》にとって自然な発想が、教育・福祉界隈で新鮮に迎えられたということでしょう。
〈効率・コストパフォーマンス〉はA.I.を含む機械の能力に対して問うものであって、福祉や教育に問われるものではない、という話に対して「なるほど」「まさにそういうことですね」というメールがいろいろ届いています。
以前のように一つずつへの返信は難しくなりました、が、みなさんから届いた便りはほぼ全て、これからの記事の内容に活かしていきます。
期待に応えて、今回までは同じテーマで書きたいと思います。
実は今回の記事は、流れの中であえてカットした話があります。その内容に触れて、この一連の章を閉じたいと思います。
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〈障害〉という言葉があります、障害物、障害物、通信障害、システム障害というように使う分には私の心が乱されることはありません。

それは結局、工場で機械を動かすような仕事に対して効率がよくない、効率が悪いというような感覚を、一人ひとりかけがえのない存在であるはずの人間に向けたものでしょう。

私のもつ感覚に初めて触れた、全く気にせず使っていたという方たちの中から私に賛同して、自分の言語感覚の一つに加える人たちがでてきて欲しい思っています。
仮に辞書にあるから、法律の条文にあるんだ、使って何が悪いと考える人たちもいるでしょう。その人たちを非難する気持ちはありません、それでも、いつか心のどこかで同じ想いが芽生えてくれたらと願っています。
教育・福祉を効率やコストパフォーマンスで考えてはいけない、というのが《たのラボ》の基本です。
笑顔や可能性の広がり、楽しさの方向に進んでいくのが〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉です。
オリンピックの100m走の選手にとっても、事故で歩行機能を失ってしまった人にとっても可能性を伸ばし笑顔を広げていくことが人生の目的だといってよいでしょう。
そして忘れてはいけないのは、そのどの一人ひとりにも〈その人をかけがえなく大切に想う人たち〉が存在するということです。
ごく普通に身体を動かすことができる人もいれば、いろいろな事情で思うように身体をコントロールできない人たちもいます。
どの人たちにとっても、いろいろな場面で同じような手厚さで、同じようなチャンスが与えらるものであって欲しいと願いながらも、社会構造は複雑ですから、簡単にそういう構造は実現しません。
でもそういう中でも全体としてみれば、誰にも手厚いチャンスが与えられるものであって欲しいと願って、その方向で力を注いでいるのが〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉です。
それが実現できない状況でもせめて〈教育・福祉〉の場面では「効率・コスパ・タイパ」などを人間に向ける感覚には正面からNOと伝えられる人たちが増えていって欲しいと考えています。
奇しくも今月は、効率・コスパ教に価値観全体を乗っ取られ、周りに残虐な刃を向けた「やまゆり事件」が起こった月です。
つい個人的な思いが発露してしまいました。
ご意見ご感想、お待ちしています。
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