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秋の雲を見ながら歩きましょう-野山をあるいて心動かされない時はない

 自然に触れることがたのしさに結びつく、それは人生の大切なテーマの一つだと思います。アウトドア派の人たちも、たとえば〈サーフィン好き〉な人が、海にいけなくても自然をたのしめる様になる、〈外に出るよりゲームをしたい、家の中で本を読んでいたい〉という人が野山を歩く、すると人生の豊かさが増えることは間違いありません。

「本当に?」

「はい、本当に!」

 私たちは数百万年以上を自然の中で過ごしてきました、今の社会環境、居住環境の中で過ごす様になったのは、長い目で見ても何千年くらいです。
 電気を使うようになり、車などの動力が生まれ、住居・建造物や交通機関の中にいて、ほぼ外を歩くことなく暮らせる様になったのは100年くらいです。
 人間の歴史を1mものさしでみるとほんの〈0._ mm〉〈0._ _ mm〉くらいの長さです。
 1mのうちの〈99._cm〉は自然密着型で過ごしてきたわけですから、私たちのDNAには長い長い時間の自然の環境に対する適応がが刻まれています。
 都市や建築物の中よりも自然の中で過ごすことが「デフォルト」の状態、まさに自然の状態といえるでしょう。

 もちろん社会的に要求されるストレスなどから気持ちが切り離されることで、心もおちつきます。


 自然の中を歩いて「あ、木に実がついている」とか「見たことのないチョウがとんでいる」というように感動しなこと、心動かされないことはありません。
 ただし〈強制されて歩く〉のでは無理ですよ。
 自分で「だまされたとおもって行ってみよう」という様に初めてみるとよいですよ。

 今回は、最近見た秋の空をおとどけします。

 沖縄では短い〈秋〉の季節、今を逃すのはもったいないと思いますよ。

 秋とはいえ、昼の陽射しはまだまだ強いですから、4時あたりから出るとよいでしょう。

 仕事終わりに歩くなら、大きな公園などがおすすめです。

 みなさんが撮った空の写真、心うごかされたシーンがあったら、見てみたいです。

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