少し時間があったので、ネコの小次郎さんを担いで野山さんぽしていると、白樺のような白い幹の木を見つけました。
別件の用があったので、後で名前を特定しようと写真を一枚パチリ。
落ち着いてから調べてみると、なかなか特定(同定)できません。
複数のA.I.も活用してみると
🟢ホルトノキ
🟢テリハボク
のどちらかだろう
というところまで来ました。
それでもはっきりと「これです」と同定することはできません。
ホルトノキ
テリハボク
木の全体の様子や幹の様子から同定できると簡単に考えていたのに、それは難しく、 結局、翌日また写真を撮りにいくことにしました。
花や実がついていたら、その写真があるとよいのだけど、それは見えないので「葉の形」「葉のつき方」で同定することにしました。

ここでやっとこの〈気になる木〉は〈テリハボク〉だと同定できました。
同時に、わたしが「幹が白い」と感じていたのは間違いで、
それは地衣類が幹を覆っていることがわかりました。
※地衣類=菌類と藻類が共生してひとつの体を作っている特殊な複合生物

さて、今回の〈気になる木〉の同定が進むためにはどういうデータがあれば良かったのかを整理してみましょう。
みなさんが植物の名前を調べる時にも役立つと思います。

植物同定に重要なデータ・ランキング
| 順位 | データ | 重要度 | なぜ重要か |
|---|---|---|---|
| 1 | 🌸 花 | ★★★★★ | 花弁・雄しべ・雌しべ・子房などに種ごとの特徴が出やすい |
| 2 | 🍎 果実・種子 | ★★★★★ | 大きさ・形・色・付き方などが非常に特徴的 |
| 3 | 🍃 葉そのもの | ★★★★★ | 形、葉縁、葉脈、葉柄など、多くの識別情報がある |
| 4 | 🌿 葉の付き方(葉序) | ★★★★★ | 互生・対生・輪生などは重要な分類情報 |
| 5 | 🌱 花や葉の「付き方」 | ★★★★☆ | 花序、枝先に集まるか、葉腋につくかなど |
| 6 | 🌳 樹形・全体像 | ★★★★☆ | 樹高、枝の広がり、幹の分岐など。ただし剪定の影響に注意 |
| 7 | 🪵 幹・樹皮 | ★★★☆☆ | 色、質感、裂け方、模様など。ただし似た樹木が多い |
| 8 | 📍 生育場所・環境 | ★★★☆☆ | 海岸、山地、湿地、石灰岩地などは有力な手掛かり |
| 9 | 🗺️ 地理的位置 | ★★★☆☆ | 分布域外の種を候補から除外できる |
| 10 | 🌱 芽・冬芽・枝 | ★★☆☆☆ | 落葉樹などでは非常に有効 |
🟢今回の記事は楽しく読んでいただけたでしょうか!
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