コップの中にコップがピタリとハマってしまいました、実験してみましょう

 洗剤をつけて洗っている時のこと、大きめのコップの中に小さなコップがピタリとはまってしまいました。洗剤の液が2つのコップの底にはさまっています。ぬるぬるしているので抜けそうなのですけど、強く引っ張ってもなかなか抜けません。
 

 そこで、あることを思いつきました。

 外に出して温めればコップの底にある水があたためられて、蒸発が進んで中がふくらんでいき、パカッと離れてくれるのでは・・・

 どう思いますか?
 薄い雲を透かして太陽の光もある程度届いています。
 1時間くらいそのままにしておきましょう。

 

 

 実験してみました。

 もちろん私の予想は〈離れる〉です、皆さんはどう予想しましたか。
 そして、どうしてそう予想しましたか?

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予想してからね

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予想してからね

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 結果・・・
 1時間後の様子がこれです。何も起こりませんでした。

 

 そうです、予想が外れることはいっぱいあります。
 そしてそうやって、人間は賢くなるのです。

 蒸発して気体になった量は、大したことはなかったのでしょうか。
 もっと太陽が照っていたらコップは離れてくれたのでしょうか。
 それとも、そもそもこういう方法ではコップを分けることは無理だったのでしょうか。

 予想するという行為は問題意識と深く関わります。

 人間ですから、この問題意識も、そのまま記憶の奥に隠れたままになるかもしれません。しかしそういう問題意識をもっていれば、いつか解決することもあるでしょう。もちろん〈いつか〉を待たずに、自分ですぐに実験を繰り返すこともできます。
それが研究です。
 研究とは本来、自由に研究していくことです。

 今年は夏休みそのものがほとんどない様ですから、自由研究の課題は無いかもしれませんけど、今回のテーマを、読者の皆さんの自由に研究テーマにしていただいて結構です。

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たのしい教育研究所の総会 たのしく開催

 NPOは毎年、活動年度終了後2ヶ月以内に総会を開催し3ヶ月以内に県に活動報告を提出することになっています。それは県の規約などではなく〈法律〉として決まっていて罰則も定められています。
 たのしい教育研究所-RIDEの活動は学校と同じく4月はじまりで3月に終わりますから、5月までに総会開催・6月内に県への報告の流れです。

 ところが今回のコロナの騒ぎは個人法人を問わずいろいろなところに影響を与え、たくさんのNPOが総会などを開催できないという状況を生みました。県に問い合わせると「こういう状況ですから9月までは猶予期間として長くみています」という返事です。

 たくさんの相談が寄せられているのでしょう、内閣府のサイトにもいろいろな相談・質問に対する内容がまとめられています。

 5月21日コロナ緊急事態宣言が解除になり、二日後に役員会を開催したところ「例年通り5月までに開催しよう、期日は5/30土曜日」となりました、開催まで10日を切っています。
 連絡担当さくら先生が確認したところ90%のメンバーが参加を快諾、その後の〈おたのしみ会〉も全員が参加するという嬉しい返事です。きっとみんな楽しみに待っていたのでしょう。

 ちなみにたのしい教育研究所(RIDE)はコロナで社会が混乱している中も活動を停止したことは1日もありません、リモートでのスーパーバイズなどが増え、逆に忙しくなったほどです。
 その足腰の強さが、素早い総会実施につながったことは間違いないでしょう。

 ということで5月30日、たのしい教育研究所の年次総会が開催され、みんな元気に顔をあわせました。

 このサイトを見てくださっているたくさんのみなさんのおかげで2020年度のRIDEも元気にたのしく活動を開始しています。

 みなさんの周りの方たちに「たのしい教育研究所という魅力的なNPOがあるよ。たのしい教材もあるし講座もあるし、リーモートスーパーバイズなども実施しているよ」と広報していただければ幸いです。

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街角の本屋〈トムテ〉さんの継続を願って

 たのしい教育研究所(RIDE)には街角の本屋さん〈トムテ〉から入手した本がとてもたくさん並んでいます。
 そのトムテさんが近日中に店を閉めるという話を耳にしました。
 

 研究所の書籍担当A先生がそのことについて書いてくれました。
 今回はトステキな街角の本屋さん〈トムテ〉の話をお届けします。

 何十年も前から親しんでいた本屋「トムテ」さん。
 私にとって、映画〈ユー・ガット・メール〉に出てくる「街角の本屋さん」の様なステキな存在です。

 先日、お店の方から「トムテを閉めることにしました」と聞かされました。
 デジタル書籍の流れ、新型コロナの影響など様々な事情が重なっての事だと思います。
 心の中にぽっかり穴が空いたような寂しさでいっぱいです。

 トムテにはたのしい思い出がたくさんあります。
 子どもが小さい頃は一緒に行って本だけでなく、本に関係するいろいろなおもちゃ、グッズを見てたのしんだり、買ってたのしんだりしていました。
 必要な本もすぐ取り寄せて配達してくれたり、おすすの本もたくさん紹介してもらいました。

 アットホームな講演会を何度も開催してくれて、作家〈川端誠さん〉を招いてた時など、すぐ目の前にいる川端さんに感激したこともたのしい思い出です。

 今の時代、本に親しむには、必ずしも実体を持ったものでなくてもよくなりました。
 確かに電子書籍は便利です。
 けれど私は、ページを一枚ずつめくりながら、本のぬくもり、香りを感じながら読むことが大好きです。
 いつかほとんどの本が電子化されてもきっと、私はこのスタイルを続けていくことでしょう。
 そして、私の様な本好きは、まだまだたくさんいると思います。

 ステキな本をそろえてくれて、誰にも優しく対応してくれたトムテの皆さんに、これまでたくさんお世話になりました。

 閉まってしまう前に、また行こうと思っています。

 私いっきゅうは、大の本好きです。
 たのしい教育研究所(RIDE)を設立後は難しくなりましたが、一週間に10回くらい本屋さんにいっていた、というのも誇張ではありません。

 たのしい教育第一研究所(RIDE-1)近くのホームセンターは今春、店じまいすると公式サイトに明記されていましたが今も存続しています、予定変更はあることです。トムテさんの予定が変更されて、継続となる可能性も捨てられません。

 もし店じまいとなるにしても、〈トムテ〉さんが蒔いたタネはたくさんの実を結んでいます。
 たのしい教育研究所が力を入れている〈本のたのしい読み語り〉もその1つです。
 いろいろなところに、その想いを伝えていきたいと思います。

 みなさんも、ステキな本屋さんの記念の本を今のうちに手に入れておきませんか。 このリンクで地図が開きます。

https://goo.gl/maps/c3hNsMfw9RdjNr378

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松ぼっくりは素晴らしい燃料!

 メルマガに綴り始めた記事を少し紹介しましょう。
 アニメ「ゆるキャン△」でみて、仲間たちとさっそく試してみた時の写真が出てきました。

 松ぼっくりです。

 松ぼっくりといえば、このサイトでトップレベルの閲覧カウントがあるのは、随分前に書いた、この記事、「松ぼっくりクイズ」です→https://tanokyo.com/archives/673

 それ以外にも松ぼっくりの記事を書いているので合わせてご覧ください。

 今回は、松ぼっくりを燃やします。

 木炭並みの火力です、ごらんください。
 念の為、木炭も持っていましたが、4人分くらいの料理なら、袋いっぱいの松ぼっくりで十分でした。

 しかも木炭の様に、着火が簡単で、開いた傘の部分にすぐ炎が広がります。

 学校にあったら、ぜひ試してみてください。

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