夏の夕暮れー自然に親しむ/ヘリコニアのオレンジ・赤とんぼの紅

 夏の暑さはどんどん強まって、夕暮れ時もビニールハウス的な暑さを感じます。そういう中でもやはり自然の移ろいを感じるのはたのしい時間です。

 一年ぶりにヘリコニアの花畑を目にしました。

 

 こんなにみごとなオレンジは、なかなか味わうことができません。
 すばらしい鮮やかさだと思います。


  赤とんぼも見ることができました。

 鮮やかな紅です・・・、中に光源が入っているのではないかと思えるほど輝いて見えます。
 みとれてしまいました。

近くの彩りだけでなく、遠くに目をやると、爽やかな夕焼けが見えていました。

 それにしても美しくすばらしい星です。

 夏の暑さの中にもたのしいことはたくさんあります。みなさんも味わってみませんか。

 

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『星野道夫と見た風景』〈イチゴ事件〉/たのしいブックビュー

 毎年3月になると、我が家にかわいいブルーベリーの花が咲きます。白くて可憐なこの花を見ると幸せな気持ちになります

 たくさんの花が咲くのですけど、食べられる大きさになるのはほんの数個です。

「鳥が食べちゃうんだろうね」と近所の方とも話していたのですけど、今日はじめて、食べているところを目撃しました。


 追い払うことにくそのまま見ていたら、食べては玄関のシーサーのところに移動して、また実をつつく・・・
 
 網戸越しで写りはよくないのですけど、枝の近くにいるのがイソヒヨドリです。

きっと美味しかったことでしょう。
このイソヒヨドリをみて『星野道夫と見た風景』の本の中の〈イチゴ事件〉を思い出しました。

 いちごが熟する頃合いを見て「明日は摘もう」と思っているとなくなっていて、かわりに森のキノコがおちているというのです。それが何度か続いたあと、星野道夫さんの奥さんの直子さんはイチゴをくわえて走るさる現場を目撃したのだそうです。

 犯人は自分の家の森に住んでいる〈アカリス〉だったそうです。
星野道夫さんは
「イチゴが熟するのをじっと楽しみに待っているアカリスの姿を想像しなんだかおかしくてならなかった」
「イチゴをいただいていく代わりにキノコを置いていきますという〈つるの恩返し〉のようだね」という二人の会話もほのぼのとして良かったです。

 それにしても、うちのブルーベリーを食べるイソヒヨドリは何か恩返しに持ってきてくれてるんだろうか・・・

 どこかから木ノ実のタネを運んできてもらえたらうれしいのだけど。

 「星野道夫と見た世界」、この本は、とても好きな本です、日を改めてまた紹介させていただこうと思います。

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たのしい算数〈ピザのサイズ〉/たのしい学力向上

 ニュースをみていたら、こども達にぜひ紹介したいおもしろい話がありました。ピザを注文した人と店員とのやりとりです。

 インドのある男性がピザをたのんだそうです。日本人になじみのない〈インチ〉で書かれているので、正確なすうじではありませんけど〈cm〉に直してイメージしやすくして紹介しましょう。

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 ある男性が20cmのピザを注文したところ、ウエイターが「申し訳ありません20cmサイズのピザを切らしておりますので、11cmのピザを二枚持ってまいりました。合わせると2cmお得になっております。ごりょうしょうください」といったそうです。〈11+11=22センチ〉で〈20センチ〉のピザよりお得になっております、というわけですね。

 みなさんがその男性だとしたらなんと答えるでしょうか?

 

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 私が先生たちに話をしているのが〈計算する力より絵として浮かんでくるイメージする力が重要だ〉ということです。

 ウエイターさんのいう様に〈11+11=22センチ〉で〈20センチ〉のピザよりお得だなと納得する前に、実際のピザをイメージできる力の方がずっと大切です。

 微妙な長さの違いは無視して、20センチと10センチのピザでイメージしてみましょう、長さが半分ですから、こうなります。

 もともと欲しかった大きさサイズのピザに、小さなサイズを並べるとこうです。
 1cmながいくらいで、この面積の差は解消できるわけがありません。4枚くらいは必要だ思えます。

 

 

 計算は、そのイメージを確かめるためにやるとよいのです。ピザは半分の直系ではなく半分より微妙に大きいのでしっかり計算してみましょう。

 20cmのピザの面積は〈10×10×π=100π 〉㎠ ※半径×半径×π

 11cmのピザの面積は〈5.5×5.5×π =30.25π〉㎠

 3枚もらっても足りません。

 こども達に出してみるとどうでしょうか。

 出典は〈日刊ゲンダイ〉の「もぎたて海外仰天ニュース」ですhttps://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/2087

 イメージする力が大切だと語っている私にとって、こういう話は驚く様なものではありません。それが「海外仰天ニュース」の記事になるということは、日本だけでなく、世界中の人たちが〈イメージ力〉より〈数字のやりくり〉を重視して学んでいるのだということでもあるでしょう。
 ますますたのしい教育の重要性を感じるエピソードだといえるでしょう。

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たのしい体育/プールでの声かけ

 夏の暑さで学校ではプール指導真っ盛りでしょう。メルマガに載せたプール指導の声かけ指導を紹介しましょう。

 私は体育系の教師だったので体育の研究授業もたくさん受けてきました。資料もたくさんあったのですけど、大量に処分し、これは貴重だというもののみを残してあります。私が利用していたプール指導の資料があるので、紹介しましょう。
 プールの時間はとにかく「水に親しめるようになること」が決定的に重要です。
 この資料は〈具体的な声かけ〉がまとめられているのでとても役に立ちます。
 何しろたくさんの資料の中の「これは使えた」というものですから、まねてみるとよいですよ。
 水泳に慣れている子たちにも「妹弟とか親類のこども達に〈水慣れ〉の仕方を教えてえげてね」と伝えて、一緒に体験してもらいましょう。

0.水慣れ「シャワーで」

シャワーをあびながら〈おまじない〉をとなえよう。「ジュゲム、ジュゲム、ジュゲム」って唱えてそのままパッと息を吐くんだよ!

 シャワーの中で目をあけてとなりの人とじゃんけんしよう。
勝ったらシャワーから出ていいよ!
 負けたらジュゲム・ジュゲムのおまじないを三回言ってから出るんだよ。

 

1.プールに入る前に

 足に水をかけて、胸に水をかけて、顔をゴシゴシ洗って、最後に頭に水をかけてみよう。頭にかかった水が顔にかかっても我慢して目をあけていようね。
手で顔をふいたらだめだよ、がんばって。

 先生の声かけで安心して、水に親しめる様になるこどもたちが出てくるでしょう。やさしく声をかけてあげてください。

 水が怖くなくなれば、体を浮かせる段階にすすんでいくことができます。泳ぐところまであとわずかです。

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