パン作りがたのしすぎる/予想チャレンジの教材化

 今回はメルマガで紹介した〈パンづくりがおもしろすぎる〉に少し手を入れて紹介しましょう。

 パン作りがたのしすぎて、あたらしいタイプのパンづくりに予想チャレンジの日々です。
〈サーターアンダギー風のパン〉〈ベリーたっぷりパン〉〈カリカリパン〉etc.
 料理全般がそうですけど、パン作りは〈イースト菌〉や〈ベーキングパウダー/重曹〉などの化学変化が、たのしさを何層にもふくらませてくれます。

 これは大好きなクランベリーを真ん中にはさんだパン。

  

 これはコッペパン、コッペパンというのは紡錘形で片手で持てる大きさの底の平たいパンのことです。
 パンの種類によって、冷蔵庫に残っている食材を練り込むことが多いのですけど、この時は〈アウトドア総会〉の後のチーズとサラミが残っていたので、それをカットして入れました。

 香ばしくサクッと焼きあがりました。


 これは強力粉とホットケーキミックスを混ぜて焼いたクッキー風のパンです。アーモンドが入っています。


 このたのしさを家庭科とかものづくりで子ども達にも伝えたいと考えはじめています。

「家庭科にはパン作りっていう内容は入っていないし・・・」と思考停止する先生は〈たのしい教育派〉にはほとんどいません。

 文科省の出している指導要領(学校教育のマニュアルの様なもの)には「これこれはやらないように」という様なしばりの記述はかなりわずかです。

 家庭科でいえば

⑶ 調理に用いる食品については,生の魚や肉は扱わないなど,安全・衛生に留意すること。また,食物アレルギーについても配慮すること。

H29公示学習指導要領「家庭科」

 という記述くらいです。

 もちろん何度もよいというわけではありません、しかし手軽にたのしくできる〈パン作り〉は、家庭科の定番実習〈ごはん&みそ汁〉に匹敵する魅力教材になると思います。

 校長先生や教頭先生達の〈管理職ワークショップ〉なども開催していて、文科省の施策等にかなり目を通していますけど、文科省という省庁はかなりふところの深い省庁です。

 わたしが校長でも「たのしいにチャレンジするすてきな先生だな」と思いこそすれ、否定的な見方は起こりません。

 webをのぞいてみると、ある校長先生が、こういう紹介をしていました。


 「目に見えない生き物たちの世界-イースト菌編」というたのしい教育プランを構想しています。それが出来上がれば、家庭科でなく理科や総合的な学習で取り上げることもできるでしょう。
 たのしみにしていてください。

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新教材〈フロアーボルダリング〉

 たのしい教育教材としてひろめたいものの一つが〈フロアーボルダリング〉です。いろいろなところで試してみて、子どもたちがたのしく体力を高めていけることがわかってきました。
 ボルダリングというのは壁をよじのぼっていくスポーツです、ご存知の方もいると思います。

 これはかなりしっかりした施設が必要ですけど、フロアーボルダリングは簡単です。

 ごらんください、こんな高いところまで登っています。
 

 

 実はこうです、気づいていた方もいるかと思います。

 

 これならかんたんだと思うでしょう?

 ところがですね、黄色の形だけを利用して移動するとか赤だけという様に選んでいくので、簡単なものから難しいものまでいろいろな差があります。

 現在、シートに描く形をどの程度バラつかせたらよいのか研究中です。
 それがある程度まとまったら、いろいろな方たちに紹介できると思います、おたのしみに。

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子どもからプレゼントしてもらった可愛いイラスト

 私いっきゅうは、たのしい教育研究所の所長ですから、社長の様な立ち位置です。しかし授業が一番好きなので、研究所の中でもっともたくさん授業をしているのが私です。野球などでいえば監督兼メインプレイヤーというところです。
 特に設立して四年目までは、かなりたくさんの地域学校で授業をしていて、週に二回は飛行機で往復している、という日々も少なくありませんでした。

 この地図は設立3年目に作成した〈たのしい教育授業地図〉です。
 赤の市町村は、私いっきゅうが授業や講演をして来たところです、そして今現在では、その赤色はさらに増えています。


 これだけの場所から声をかけてもらえることは、私が教師を辞めた時には予想できないほど嬉しいことでした。
 たのしい教育を、いろいろな人たち、いろいろな地域が求めているという実情だと思っています。 
 実は沖縄の地図では入りきらず、他の県、海外でも授業をさせてもらっていますから、地球儀に色を塗っていく様な活動をメインにしていくという流れも選択肢でしたが、四年目から〈たのしい教育に興味関心の高い先生たちを学校現場に送る活動〉にメインを写しました。7年目からは〈たのしい教育に興味関心を持っている教育管理職を学校現場に送る〉活動も始まっています。
 教員採用試験のワークショップも開催し、合格率は間違いなく県内一だと思います。教育管理職に関しては、たのしい教育研究所(RIDE)に深く関わっている人からの強い推薦がある方のみ引き受けています。
 論文の特訓や面接、法規など、実戦に即したワークをしていて、その合格率は100パーセントです。

 もちろん、そういう合間には、子ども達への授業にも関わっています。

 これはたのしい教育研究所(RIDE)のスタッフが全力をあげている「出前児童館」で、わたしが授業ている様子です。

「アトラスオオカブトに触ってみないか!」というコーナーで、子ども達に
 ✨昆虫の話
 ✨カブトムシ、クワガタムシの特徴
 などにからめて「アトラスオオカブト」を見てもらっています。

 はじめは「こわ~い!」と言っていた女の子たちも、次第に興味関心を深めて、なんとほとんどの子が持てるまでになりました。
 かなり力の強い元気なアトラスくんですよ。

 
 授業後は必ず、授業全体の評価・感想を書いてもらっています。

 これはある子が「いっきゅう先生の絵を描きました」ともってきてくれた時の写真です。

 そこには、こんな可愛いイラストがありました。
 たからものにしようと思います。

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たのしい進化論/犬種とダーウィン/生命の樹

 ひとつの科学を超えて人間の思想発想の根本に大きな影響を与えたのがダーウィンです。神様がこの宇宙の全てを創造した、当然〈生き物〉も神様が作ったと考えている〈創造説〉を信じている人たちは、生物は神が創った本質のまま変化することはありません。人間は神の似姿として作られ、ずっと昔から変わらず人間だというのです。

 ダーウィンの進化論によれば人間は猿と同じ仲間から進化してきたというわけですから、神様と同じ形に人間を創ったという創造説の人たちからすると、受け入れられない、都合の悪い話になるわけです。

 
 しかし、人間に都合がいい悪いで〈真理〉が決まるわけではありません。進化論の正しさは、その後、数々の研究で証明され、今現在もいろいろな種のDNAの研究に活かされています。

 〈種の起源〉を読むと、ダーウィンは科学的なスタイルを貫いていて、「遺伝の法則については私にはわからない」と素直に書いています。
 そういう遺伝情報の伝わり方の法則はダーウィンの後のメンデルという科学者の研究を起点にブレイクしていきます。

 法則は分からないが、明らかに進化という現象が起こっているということ、そしてその現象に伴うダーウィン自身の推測が書籍『進化論』を構成しています。

 当然、大いなる反論も予想されていました。

 そういう中でダーウィンが例えに出している一つが〈犬種〉です。

 これはアルキメデス(ア~ル)がお世話になっている病院に掲げられている犬の歴史を説明したポスターです。私はこのポスターが大好きで、待っている間、眺めています。

 ダーウィンの『種の起源』には〈犬種〉のたとえがよく出てきます。
 たとえばここです。


 実際、犬の種類を見ていると、同じ種だとは思えない様な姿形が見つかります。


 進化のスピードはとてもゆっくりです。しかし今現在も、いろいろな進化が進行中です。その結果〈ヒト〉という種も生まれました。

 進化論については優れた〈絵本〉もいろいろ出ています。ぜひ手にとってみてください。
 ダーウィン自身に興味のある方は、わたしの大好きな本「生命の樹」をおすすめします。

生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯  毎日たのしい教育に全力投球、たのしい教育研究所(RIDE)です。みなさんの応援クリックをお待ちしています➡︎この〈いいねライン〉をクリックすることで〈たのしい教育研究所〉への「応援の1票」が入ります☆いいね☆