ビー玉サイクロンがとてもヒットしそうな予感!

 教育キャラバン方式ですすめている沖縄市の出前児童館用の教材研究がたのしくすすんでいます。

 石垣島のたの研メンバーから教えてもらった教材をブラッシュアップして、ビー玉サイクロンとして教材づくりしています。
 二個のビー玉が高速回転を数回繰り返してくれます、これはたのしい。

 すでに音を聞きつけた、たの研ウェルカム担当〈アルキメデス(ア~ル)〉がやってきています。

 必然的にこうなりました。

 わたしやたの研のメンバーの感覚とア~ルの感覚はとても近いものがあります、これだけ実験結果がそろったということは確実に子ども達にもヒットするでしょう ´ー`)  沖縄市の子ども達のたくさんの笑顔が目に浮かんできます。

 とはいえ、たのしい教育研究所(RIDE)が一般に実施する教材にしていくためはこの後2つの大きなハードルを超えていく必要があります。

 外部の教育関係者の皆さんに安全性を含めて実施・評価してもらう過程
そして
 実際に10名以上の子ども達実施してもらい、正直な評価・感想を分析する過程
です。

 その過程もまたわくわくします。

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秋の講座の準備もたのしく!

 秋の講座の募集が二日前からスタートしましたが、すでにメドを立てていた人数に近ずきつつあります。希望の方は早めにお申し込みください。

 さてたの研のメンバーは、来月の講座に向けてたのしく準備をすすめています。

 たのしそうにやっている姿を見た方が興味深げにやってきたので体験していただきました。
 とてもたのしんでくれて、当日に向けてのよい予備実験になりました。

 たのしい日々が続くたのしい教育研究所(RIDE)です! 

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特別支援教室の増加を考える/ギルフォード「精神測定法」

 先日若い先生とお話する機会があって、その先生は特別支援クラスの担任なのですけど、その学校には特別支援学級が10クラス近くあるのだそうです。

 数年前は「このまま増え続けると普通学級より特別支援学級の方が多くなるということにもなりかねない勢いですね」というのが軽いユーモアとして通用していたのに、ユーモアの領域を超えそうな雰囲気だなと心配になります。

 もちろん特別支援教育は大切です、だからこそ私自身が小学校教諭に加えて特別支援の免許をとったわけです。その重要性を十分認識している、そして学校の内実をかなり見て体感してきたからこそ、この増加には憂いを感じてしまいます。

 〈特別支援学級〉に入るには担当の先生同士の話し合いや管理職の命令ではなく、専門家による心理判定が必要になります。

 私いっきゅうは学生時代「ハーターの〈コンピテンス(自己有能感)〉の測定」について研究していたので心理測定に関しても素人ではありません。

 その研究の頃、何度も開いた本の一つが、心理測定の巨人ギルフォードが1936年に著した「精神測定法」です、今も大切に持っています。今から90年くらい前に書かれたといっても、その道を開いていった人の本は簡単に古びることはありません、統計解析についても詳しく書いてくれているので大分お世話になりました。

 その中で特に影響を受けたのが「測定の信頼性・妥当性」についてです。話が長くなるので〈信頼性〉に的を当てて話をさせていただきます。
 検査の信頼性というのは、例えばある検査の測定結果が、その後一定期間置いて後実施しても、ほぼ似た数値として出現するか、ということです。時間を置くとバラバラな数値を示す心理テストは信頼性が低いのです。
 信頼性の高い検査を作るにはどうすればよいか、それは心理検査を作る人たちの大きなテーマです。

 そしてそうやって完成した心理検査は信頼性が高いものだといってよいでしょう。

 ところが信頼性については、もう一つ大切なハードルを越える必要があります。

 これは何度か書いてきましたが、私は中学の初めに担当した英語の先生の授業で、英語というものが大嫌いになりました。中学高校と英語の勉強をやる気がほぼ0でしたから、当然すごく低い点数でした。
 高校の頃、ある定期テストで、私の友人のTくんが英語の先生に反発してテストの解答を拒否したことがありました。その先生は〈名前をかけば15点〉とかいう不思議な加点があったのでTくんは15点、なんと私の方が上でした、友人に対してとても申し訳ない気がした想い出の一つです。

 Tくんは秀才型で英語も得意です、つまり私より段違いに力をもっています。なのにテストの結果では私が上、そのテストによって、私の英語の力はTくんより上だと順位づけられたのです、おかしくないですか?

 英語のテストは英語の力を測定するものだというわけですから、その意味でTくんの英語力を測定する信頼性はとても低いということになります。

 そういうことは特別支援学級の子ども達が心理測定を受ける際にも起こらないのか?

 心理テストなど受ける気がない、教師に言われるから鉛筆をもった。
「これに続く図形は何?」とかいわれても、そもそも考えようとする気がないので
「どれかに丸をつけてください」と促されるままに適当に丸をつけていることもあるでしょう。

 いくらい信頼性の高いテストだといっても、受ける本人の姿勢によって、ぜんぜん信頼できない数値がでるわけです。

 そうやって判定された数値によって「この子は特別支援学級該当児」だとみなされていくことは、実際に起こっているでしょう。

 特別支援クラスに所属している子ども達の中には、担任の先生との、あるいは担任の先生との授業との不適応であることが少なくありません。

 もちろん人間同士ですから、そういうことは起こるでしょう。

 そういう子ども達にとっての解決策は、子ども達にとって魅力ある教育を提供することだと思うのですけどどうでしょうか。

 教育本来の魅力を伝えられる教師が増えて行く、そういうことが教育の未来を拓く、そして実は社会の未来を拓くことであると思います。
 それは子ども達の笑顔が広がることとイコールでなくてはいけません。

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仲良くなる巨大シャボン玉の実験

 今日はたの研の仲間でフィールドに出て巨大シャボン玉の実験をしました。

 シャボン玉だけで1日の講座が持てるくらいたのしい、心踊る教材だと思います。

 これはその時の一コマ・・・

 特別に作成した巨大シャボン玉の液に二人で枠をもって浸して、息をあわせてゆっくりあとずさると、びっくりするような大きさのシャボン玉ができて、見ている私たちは「お~~」と声を上げてしまいました。

 

 そのシャボン玉はさらに大きくせいちょうしていきました。
 もちろん合成写真ではありません。

 シャボン玉というのは、友達同士でやってもとてもたのしめるものだということがわかって、ますます研究の幅が広がっています。たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!