自由研究のまとめ方例〈ものみな三態変化〉

先週の講座「たのしく伸びようよ 夏!」で盛り上がった授業
「すべてのものは 固いもの・水のような状態・空気のような状態の3つに変化する」
を受けた方たちから「自由研究のまとめ方」についていろいろな質問が来ています。

型をひとつ提案します。
いろいろな自由研究のまとめ方にも役立つと思います。
参考にしてください!

大きめの画用紙などを要してダイナミックに書くとよいですよ。

自由研究のまとめ方 三態変化

自由研究こそ本物の研究です。

みなさんの研究をたのしみにしています!

ロケットの飛行と推進力=魅力的な授業づくり

研究所のメンバーでわたしが「名人」と呼ぶM先生がいます。
ものづくりや実験の得意な人たちは何人も知っていますが、M先生は「子ども感覚」を忘れない愛すべき人物です。子ども達に対しても上から目線が全くありません。「こういう工夫がたのしいのよ」という言葉が自然に出てくる、まさに「たのしい教育研究所」のスタイルを象徴する人物の一人です。

M先生とは大学の同級生で、もう30年来仲良くつき合っています。
最近、そのM先生と一緒に

「ロケットの飛行と推進力」

という授業づくりをしています。

たのしい実験中

「外では飛距離や直進性がよくわからんね」
ということで、数日後に依頼されている授業の沖縄市の会場に行き、実験してきました。長い方向で40mくらいあるので十分です。

ロケットの飛行と推進力この授業でまた、子ども達の賢さと笑顔がたくさん生まれてきます。
うちの研究所の仲間と「沖縄から宇宙飛行士を」という活動をしていますが、「宇宙工学」のエキスパートも生まれてくるだろうと思います。

それと同時に、子どもみたいな感覚を忘れない〈たのしい仲間たち〉にめぐまれていることを幸せに思う日々です。

たのしい教育が沖縄を元気にする
「たのしい教育研究所」です

 

 

自由研究 たのしい雲の観察 宇宙を思わせる輝き

自由研究「たのしい雲の観察」を前回に続き書かせていただきます。

たのしい教育研究所に学びにくる若い先生たちに授業特訓をして、来週の56年生向けサイエンスキッズの授業づくりをしていたら、とても眠たくなり、散歩にでることにしました。

いつもの公園に行って丘を登ると、燃えるような夕焼けでした。
美しい一時です。

自由研究 夕焼け

 

ところでみなさんは、こういうような写真を見たことがありますか?
大きな星が最後を迎えて超新星爆発を起こした、そのかけらたちです。

自由研究 星が生まれる 0 pete chou shinseihoshi Keplersケプラーの超新星 (SN 1604) の超新星残骸

 ただし、人間の目で見てこういう鮮やかな色をしているわけではありません。この写真は「スピッツァー宇宙望遠鏡」「ハッブル宇宙望遠鏡」そして「チャンドラX線天文台」による画像の合成画像です。宇宙の美しい写真はおおよそこのように、色を合成してあるのが普通です。

ところが私たちのこの「地球」という星は、タイミングさえよければ、毎日、朝夕このような美しい彩りをみせてくれます。そして合成された映像よりもずっと、目の前で見ることができる夕焼け空が美しく見えます。

 自由研究で、いろいろな雲の写真をのせる時に、ぜひ、美しい夕焼け空の写真も入れるといいと思いますよ。

自由研究こそ本物の研究
「たのしい教育研究所」です

研究所で学んだおかげで、たのしい教師生活を元気に送っています/研究所で学んだ先生ひょっこり現れる

わたしが「名人」と呼ぶ〈M先生〉と、来週予定されている56年生の授業の打ち合わせをして、その後、研究所で、論文面接ワークショップの教材づくりをしていると、研究所で学んで、現在小学校の教師をしているAくんが、おいしいおかしを持って訪ねてきてくれました。

初任者研修を終えて、現在は2年研の真っ最中。
今年は学校でもめだつ元気者がいっぱいの学年をお願いされて、がんばっているとのこと。
「それがですね、きゆな先生、しだいに子ども達がとても可愛くなってきて、たのしい日々なんです」とのこと。
嬉しい誇らしい言葉です!

スクリーンショット 2016-08-12 20.14.27

「教師がたのしい」という言葉は、わたしが現場で教師をしていた約30年の間、同僚の口から聞いたことのないセリフです。
逆に「教師がたのしい」という言葉は、たのしい教育研究所で学んでいった人達から出る、ごく普通の言葉です。

たのしい教育を学んでいった人たちは、何しろ、子ども達との授業が大好きになっていきます。すると、仮にいろいろな問題が生じているクラスであっても、ゆっくりと子ども達から支持されていきます。
必然的に、保護者の方達からも信頼を得ます。
単に授業だけでなく、教育哲学、人間の活動の素晴らしさも実感しつつ、子ども達との個別のカウンセリング的な対応も学んでいるので、自分の教育活動がしだいに充実していくのです。
子ども達や保護者の方達から支持・信頼を得ている教師、そして、授業がたのしい、と感じている教師を学校の管理職が気づかないわけがないのです。
そして、その人の活躍の場を提案してくれるのです。

二次試験に向けて研究所に学びにくる人たちのサポートをしに、明日も来てくれるとのこと。

「合格に一歩近づいた」というエピソードを語ってほしい、話したら、すかさず

「きゆな先生が、伊能忠敬が歩測でかなり正確な日本地図を作った、という話をしてくれたことにとても感動して覚えていたので、論文の時に、自分もそういう授業がしたい、というように書きました。書きながら、おそらく、他の人は誰も書けない内容だと思いました。そして、その論文の成績もよい結果が出ていました」

と語ってくれました。そういう一つひとつが、彼の今日としての実力にもなっているのでしょう。それが「たのしい日々です」と笑顔で自信をもって語る今日の彼を作っているのに違いありません。

育てている者として、とても嬉しい日々です。

「数年後、A県ではなく、沖縄が全国の教育者の憧れの場所となる」
その日がくることをたのしみに、毎日全力投球の「たのしい教育研究所」です!1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか-〈人気ブログ〉いいねクリック⬅︎ジャンプ先のページでもワンクリックお願いします