〈自由研究〉こそが本物の研究/〈咲きまち〉ーツボミはいつ開くのか?ー

 〈自由研究〉とタイトルをつけたのですけど、そう書いてなくても、このサイトの記事はほぼ自由研究だと思います! 自由研究〈花まち〉の二回目を書かせてください。

 こどもの頃から外を歩くことが大好きだったせいで、変わらず今でも外を歩きたくてたまらない、〈雨の日〉でも歩いているのはこのサイトでも紹介したと思います。最近、山道を歩いていると、まさに〈ももいろ〉といいたくなる花が目に入りました。

 調べてみると〈テンニンカ〉という花です。

  つぼみのついている枝を一房わけてもらいました。これは植物たちにとっても好機です、しばらく鑑賞した後〈たの研〉で挿し木して増やしてあげるからです。

 個人の土地、自然保護区や保護されている植物などは困りますけど、花摘みなどは日本人の伝統的な文化です、罰則はありません。もちろん根こそぎとって環境を変えてしまうようなことはしてはいけません。

 さて「テンニンカ」は漢字で〈天人花)と書きます、天使が降りてきた様な名前ですね。
 平凡社刊〈日本の野生植物〉には沖縄に自生していて、果実は〈食用・薬用)とあるようです。http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/riben/hutomomo/tenninka.html

 テンニンカのつぼみをみてください、これが最も開いているつぼみです。

 

 どれくらいすると花開くのでしょうか?

 みなさんはどう思いますか?

予想

ア.切った植物は花にならない

イ.翌日には花になる

ウ.2~3日後には花になる

エ.4~5日後に花になる

オ.一週間以上かかる

 

どうしてそう思いましたか?

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予想してみましょう

⬇︎

予想してみましょう

⬇︎

 これは翌日(二日目)のテンニンカのつぼみです、少し〈もも色〉の部分が増えてきた感じがするのですけど、どうでしょうか。

 

これは三日目の蕾です。小さかったとなりの蕾も開いてきました。

 みる角度をかえてみましょう、明らかに開花へとがすすんでいます。
 
 そしてこれが四日目、花のつくりの違う面もはっきりしてきました。

 これをたのしみと言わずに何というのでしょう。

 植物たちも私たちと同じ様に行きて成長しています。

 開花はまだですけど、ワクワク感が高まる今日この頃です。

 みなさんも、庭の花、草木の蕾を観察しませんか。〈たの研〉が名付けた〈咲きまち〉という楽しみ方です。

 アウトドアをたのしむ、それも生きた学力につながります。

 おかげさまで「沖縄の学力」「沖縄の教育」でグーグル検索すると〈たの研〉はトップ10に入るほどの位置にあります。沖縄の教育や学力に興味関心がある方たちがたくさん読んでくれる様になりました。

 ぜひ、一緒に〈たのしい教育〉を広めましょう。このサイトを知人に転送して「ここいいよ」と伝えていただければ幸いです。

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手乗りブーメランが画期的に進化しました

 4月から新年度の活動が始まり、いろいろな教材も出来上がっています。その中でまず紹介したいのは〈手乗りブーメラン〉です。

 これまでの〈たの研〉のヒット教材の一つだったのですけど画期的に進化しました。

  もともと室内で戻ってくるブーメランとして開発したのですけど、少々の風なら外でもたのしめます。
 また、ある方法で〈飛距離〉の調整が簡単にできる様になりました。

 これは〈たの研〉の先生たちが、最終チェックしているところです。

 初めて手にひた人たちの中には5分くらい練習して、使い方に慣れていく必要があったのですけど、今回の進化バージョンは慣れない人でも1分程度あれば、手元に戻ってくる様になります。

 お披露目は、5/28の初夏の講座を予定しています。

 その後、ほしい方たちにお分けします。

 教材費等は、担当スタッフが最終調整中なので、決まってからこのサイトでもとりあげようと思います、ご期待ください。

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自由研究ー〈咲きまち〉−開花をワクワクしながらたのしむ/オトギリソウ編

 前に書いたシコンノボタンの開花に感動が大きく、いろいろな花のツボミをみると心動かされ、いつもの様に自由研究しています。

 これは最近出会った〈オトギリソウ〉です。

 オトギリソウは漢方薬として名を連ねていて、茎や葉の絞り汁は傷口や打撲症の患部に塗ると鎮痛効果があるそうです、今度試してみなくてはけません。

 調べてみるとガーデニングなどで目にするオトギリソウは日本のオトギリソウから品種が改良されていて詳しくは〈セイヨウオトギリソウ〉と呼ばれています。ツボミのところを少し分けてもらいました。

 ノボタンと同じ様に、みるみる開いていくといいなと思いながら〈たの研〉に持っていくと、すでに開き始めたツボミが出てきています、左側に花びらが目立っているツボミがありますね。

 翌朝行ってみるとみごとに開いていました。

 とても鮮やかな黄色です。

 今度はこの蕾たちが開いてくれるのがたのしみです。

 こういうことも自由研究です、つまり本物の研究です。

 みなさんも、身近なところに花の蕾があったら、近くにおいて開花をたのしんでみませんか。

 開花するのか、するとしたらいつ開花するのか、こどもたちと予想してたのしむことで、こども達の植物への見方考え方もグレードアップすると思います。00

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たのしい社会ー日本の姿 沖縄は歯医者が多いっていう噂は本当か?-社会の自由研究も楽しい-

 メルマガの〈たのしい社会〉の反響が続いています。前回〈サトウキビ〉と〈砂糖〉の生産量の意外な違いについて紹介しました。今回はその発授業の発展型として紹介します。

「沖縄はコンビニが多い」という話については〈メルマガ〉で取り上げたので、その次にわたしが気になっている「沖縄には歯医者が多い」という話について紹介ましょう。

 県外から来たわたしの友人が「きゆなさん沖縄には歯医者がおおいねぇ~」と感心していたことがあって、それを周りの人たちに話すと
「確かに多いと思う、東京とか歩いていても歯医者とかそんなに見ないのに沖縄はよく見る。きっと沖縄は人口比にすれば全国一、二くらいだと思う」
と答えてくれました。

みなさんはどう思いますか、予想してみてください。

人口比でみると沖縄の歯医者の数は
ア.日本一多い
イ.日本一ではないがトップ5位に入っている
ウ.平均くらい
エ.平均以下

どうしてそう思いましたか?

ちなみにわたしの予想は「平均前後だろう」です。

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予想すると当たっても間違っても賢くなる
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 これは厚生労働省の2018年〈医療施設〉のデータです。
 濃い色が人口あたり歯医者さんが多い都道府県です。

 都道府県別に10万人あたりいくつの歯医者さんがあるか、多い順にまとめた表がこれです。

 沖縄は全国平均の〈53,8〉よりぜんぜん少なくて〈43.0〉〈第40位〉です。

 全国1どころか、後ろから数えた方が早いんですね。

 これは小中学校などで扱う内容ではないかもしれませんけど、大人の社会科としてならとてもたのしめそうです。

 よく聞くのが「沖縄は車社会だから一人当たりの車の保有台数はトップ」という話です。
 数量的に見ていくことだけでなく、全国的な傾向をみていくと、「もしかするとこうかな」という問題意識も出来てきます。その問題意識は今解決することはできなくても、のちのち何かのきっかけで調べたり気づいたりすることにつながるでしょう。

 社会の力は、民主的な世の中を守り育てるためにも、とても大切です。子ども達がたのしく社会を学んでいくだけでなく、大人がたのしく学ぶ、〈たの研〉にはそういうプログラムもたくさんあります。興味関心のある方は、ワークショップなどをお申し込みください。

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