植物たちとまどさんの詩 (ひな筆)

 この頃はゆとりができて、植物たちをゆっくり眺めることがあります。
 今日はうちにある小さな多肉植物の話を書かせてください。

〈多肉植物〉は葉にたくさんの水分を保存している植物で、その分ぷっくりしていてかわいく見える上に育てるのもとても楽です。サボテンも多肉植物の一種


 多肉植物にも花が咲くんでしょうか。
 どう思いますか?

 なんとブーケのようなステキな白い花を咲かせていたんですよ。
 これです。

 感動して思わず声をあげてしまいました。

 何年も前から我が家の庭にあるのに花が咲いているのを見たのは初めてのことです。

 いただいた植物がくれたプレゼントのようで嬉しくなりました。

 まど・みちおの詩に「よかったなあ」というのがあります。

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よかったなあ

        まど・みちお

よかったなあ 草や木が

ぼくらの まわりに いてくれて

目のさめる みどりの葉っぱ

美しいものの代表 花

かぐわしい実

 

よかったなあ 草や木が

何おく 何ちょう

もっと数かぎりなく いてくれて

どの ひとつひとつも

みんな めいめいに違っていてくれて

 

よかったなあ 草や木が

どんなところにも いてくれて

鳥や けものや 虫や 人

何が訪ねるのをでも

そこで動かないで 待っていてくれて

 

ああ よかったなあ 草や木がいつも

雨に洗われ

風にみがかれ

太陽にかがやいて きらきらと

 

『続々 子どもといっしょに読みたい詩』

     (あゆみ出版) より

 

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 いろいろな花が咲く春の日のうれしい出来事でした。

 

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不思議な輪(メビウスの輪・メビウスの帯)でたのしむ

 毎週開催の〈たのしいものづくり研究会〉はすぐにクラスに持っていって子供たちとたのしめる教材づくりや開発をすすめています。RIDEの先端の研究教材も登場します。今週のものづくり研究会のスタートはたくさんの〈輪〉にうもれていました。

 

 〈ふしぎな輪〉別名「メビウスの帯」は答えがわかっていても、何度やってもたのしくて、まさに不思議です。
 〈物体・空間のねじれ〉のおもしろさを体感するには、今のところこの右にでるものはみつかりません。

 こども達が気軽に楽しめるようにするにはどうしたらよいか、たのしさに触れて賢くなっていくにはどんな順序で予想してもらえばよいのか、という研究も一緒にすすめています。

 合格SVの参加の方たち用も準備しています。
「学校でやりたいけど、自分で準備する時間がない」そういう方はRIDEにご相談ください。
  何十人分、というように言っていただければ、準備することが可能です。費用は条件によりことなります。

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たのしい炭作り〈おかし編〉

 最近は〈炭焼き〉に凝っています。

 炭焼きというと、テレビなどで「これは火の加減がとても大変で、少し間違うと失敗してしまって・・・・」という様な話と難しそうな表情がたいていセットなので、難しいものだという感じがあるかもしれません。

 やってみて驚いたのですけど、あまりにも簡単な道具と工程なで、植物系の固めの素材ならほぼ失敗することがありません。

 作り方や炭になる原子分子的な見方はたのしい教育メールマガジンに詳しく紹介したので、ここでは新作を一つみてください。

 これはA先生が作ってもってきてくれたクッキー、美味しい上にデザインが可愛いのでみんなに大人気です。

 これを炭にすることができるでしょうか?

 できるとしたら、そのままの形でできるのか、形が崩れてしまうのか、アーモンドはバラバラになってしまうのか、etc.
 どうなるんでしょう。

 いっきゅうバージョンで炭にしてみました。
 特別なものは使っていません。
 家庭にあるバーベキューセットがあればOKです。

 

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 できました。
 アーモンドもそのまま炭になっています。

 そのまま炭になったことに驚いたさくら先生が「あ、ナッツがくまさんの手に潰されてる」とさらにびっくりしていました。確かにアーモンドに手がくいこんでいます。はじめは抱きかかえていた状態なのに。おもしろい現象なので、さらに研究がすすんでいきそうです。

 大きさもおもしろいんですよ。

 炭にする前のクッキーを両方においてみました。
 型枠で作るので、元のクッキーはほぼ同じ大きさです。
 炭になるとこんなにサイズが違います。

 炭は消臭作用があるので、ライド第三研究所のトイレに、作った炭たちと一緒におかれています。

 地球上には面白すぎることがいっぱいでたまりません。

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たのしい教材を紹介します〈おじぎ草・ミモザ〉 byミムラ

新学期が始まりました、私は4月の出会いの月が大好きです。

先生方も子どもたちもは期待に胸を膨らませていることだと思います。
同時に、新しい期待と不安が入り混じったドキドキする時期ですね。

今日はどういった〈たのしい教材〉でワクワクする1日を過ごしてもらおうかと考えるのは、とてもたのしいことです。

 これまで試したものの中から好評だったものを紹介しましょう。

 4月は何と言ってもこれ「おじぎそう/ミモザ」です!!

朝、子ども達がクラスに来てあいさつを交わす時、「おはよう」と言いながら、おじぎ草を優しくなでる、するとおじぎ草が可愛くゆっくりペコリとあいさつをしてくれて、いやしになります!!

近くにオジギソウが生えてるよ~、という人はポットにでも入れて持って行きましょう。

タネから育ててると、もっとたのしめます。
一週間くらいすると、こんなふうに本葉が出てきます。
この小ちゃな本葉でも、ちゃんとペコリとあいさつしてくれるんですよ。

私がクラスで育てている時には、シャレを交えて〈れいちゃん〉と名づけてクラスで可愛がっていました。

RIDEにもお分けするタネがあります。
ちょうど〈木曜ものづくり研究会〉の日ですから、メンバーで苗を育てようと思います。

出会いの春、教室に「おじぎそう」おすすめします!!q

 

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