沖縄のたのしい教育 正史「ねてもさめても… 夢が もりもり」

わたしが教師の満期を10年残して退職し
「たのしい教育研究所」を設立すると聞いた友人たちが、退職した時にプレゼントしてくれた世界に14冊しかない本があります。

「ねてもさめても… 夢がもりもり」
新しい一歩「たのしい教育研究所」設立を記念して

たのしい教育研究所 資料

わたしが教師になって、たのしい教育にのめり込み、「たのしい教育研究所」を設立のために退職に至るまでの足取りを、本人も忘れていたようなところまで網羅してくれています。
〈講座のリーフ〉であったり、〈講座で授業をしている時の写真〉であったり、〈わたしが新聞に連載していた時の文章〉であったり、〈学校で連載していたコラム〉であったり、画像と文章をふんだんに取り込んだ、まさに、沖縄の「たのしい教育」の正史とも言える一冊です。

これだけの本を作ってくれた仲間たちへの感謝の気持ちは、普通の表現で言えば「今でも忘れません」と記すところでしょうけれど、わたしの場合は「ますます高まってきています」というのが偽らざる気持ちです。

ブレゼントしてもらった時のこの本の厚さにまず驚きました。

たのしい教育研究所 資料2 この中には、教師を退職して「たのしい教育研究所」を設立するわたしへのメッセージもたくさん掲載されています。

 かなり反響のあった

 たのしい教育者列伝 沖縄のたのしい教育を支えた巨人「板倉聖宣」① 

で書いた、その板倉聖宣からのメッセージも入っています。

 次回、その文章をお届けします。

たのしい教育は、たのしい授業と一体で歩む
「たのしい教育研究所」です

たのしい授業 地図教材づくり|なんで日本を「極東」というのか ②

世界地図では日本のあたりを「Far east」、それを「極東」と訳しています。
「北極」「南極」と似た様に「東の果て」というイメージです。

その「極東」のイメージは、日本人が見ている日本中心の地図ではピンときせん。
「どうして真ん中にある日本が東の果てなの?」
果てというなら「アフリカの西側」や「アメリカの東側」が果てですよね。

日本中心世界地図

それを World Map で見てみましょう。

ヨーロッパを中心とした地図で日本のあたりを眺めてみてください。
もう、その向こうには海しかないくらいの、東のずーーーっと果てですね。

たのしい授業 地図教材2

ちなみに、インドやイラン、アフガニスタン、パキスタンなどの地域を「中東」と呼びます。「東の中ほど」ということで名付けられました。

この地図から、まだまだ広がる世界があります。
・イギリスの清教徒がメイフラワー号でアメリカ大陸に渡った
という歴史上の事件も、どのあたりに上陸したのかがイメージできます。

・アメリカがアフリカから奴隷を引き連れてきた
という事件も、日本中心地図よりもずっとイメージがはっきりとしてきます。

・日露戦争の時に世界最強のバルチック艦隊に負けなかった
ということも、この地図からよみとけます。

それだけではなくて「大陸移動説」も、世界標準の地図からイメージしやすくなるのです。

世界標準地図が良くて、日本中心地図が悪いということではありません。

日本は果てではない、という意識も見事ですからね。

両方の地図から広がる世界を伝えることできっとたのしく賢くなることにつながると思います。

またいづれ、地図から広がるたのしい授業について、書きたいと思っています。

ご意見、おたより、お待ちしています。

たのしい教育で沖縄中を元気に賢く
「たのしい教育研究所」です

たのしいレイアウト「熊出没注意」プラス

たのしい教育研究所の廊下教材がいろいろ置いてあります。
そこを抜けると授業や講座をする部屋があるのですけど、そこにはのれんが掲げられています。

わたしが北海道でキャンプをした時に手に入れた「熊出没注意」です。
熊の皮をかぶった羊
理科を担当していた時には、「あぶないですよ」という意味で、薬品などの置いてある部屋の前に掲げてありました。

なかなかの迫力ですよね。

熊の皮をかぶった羊2

 

さて、そののれんをよく見てください。
「没」の文字のあたりに何やら影がみえませんか?

めくってみましょう。

⬇︎
⬇︎
⬇︎
⬇︎
⬇︎
⬇︎

熊の皮をかぶった羊3

 

左側をめくると・・・

熊の皮をかぶった羊4

たのしい教育研究所の羊さんです。とても可愛いと人気です。

熊の皮をかぶった羊5

 

「羊の皮をかぶったオオカミ」という言葉がありますが、わたしは「熊の皮をかぶった羊さん=くま羊さん」と呼んでいます。

玄関では「たのちゃん」が、室内では「くま羊さん」がウェルカム担当です。

もちろんスタッフ全員、みなさんを歓迎します。

 

毎日の工夫もたのしく元気でフレンドリー
「たのしい教育研究所」です

たのしい「たのCafe3月号」のお知らせ

こんばんは(^^)
皆さまお元気でしょうか。
たのしい教育Cafe担当  I・M です。

 揺れながら咲く花

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか…

この世どんなに美しい花も

みな揺れながら咲くのだ…

揺れながら幹をまっすぐに伸ばすのだ…

ゆれずに生きていく命がどこにあろうか

濡れずに咲く花がどこにあるだろうか…

どんな輝く花も

濡れながら咲いたのだ…

風と雨に濡れながら花びらが暖かく咲いたのだ

濡れずに生きていく命がどこにあるだろうか…

 

色々あった1年だったと思います。
その中で子どもたちも私たちも学びが沢山あったことでしょう。

今年度も残りわずかですが大切にすごしたいですね。

前置き長くてすみません!

さてさて、
3月のたのcaféは来週の水曜の9日です!

たのしい教育Cafe

内容は、

① たのしい授業「溶けるふしぎ・溶けないふしぎ」 喜友名先生
② たのしい作文「たの作」の紹介 O先生
③ たのしいゲーム M先生
④ わくわく読み語り S先生
⑤ うまくいったコーナー
★プラス 自由発表です。

※その他に発表したい方はどしどし連絡いただけると嬉しいです^_^

講師の皆さんよろしくお願いします。

日時:3月9日(水)
18:30 OPEN〜
参加費:1,000円
教材費:200〜300円程度
(日によります)
飲食費:200円教材費

参加ご希望の方は、このサイトから、お名前・所属をご記載をお願いいたします。
講師の先生の準備もありますので、3月4日(金)までに連絡をお願いします。
では、今月も盛り上がっていきましょう(^-^)