近々、小学校・中学校での授業があるので、授業の構想を練っています。
一時間目は中学生向けのキャリア教育で二時間目は小学校1年生から中学校3年生まで一斉にサイエンスの授業です。
二時間目のサイエンスでは大好きな宇宙をテーマに授業しようと思います。
これまで利用してきた資料をみていると、ついついボイジャーの画像にみとれてしまいました。
ボイジャーは、惑星を観測しながらデータを地球に送り続けていましたが、現在はほぼ太陽系を飛び出しつつあります。
1号と2号がありますが、知的生命体と遭遇することを期待して、それぞれに、地球の情報を携えています。



そういえば以前、あるお母さんと小学校2年生の子から「ナナフシの足は4本ですか」という質問がきたことがあります。 確かに足が4本しかないように見えませんか? ナナフシの一組の足は揃えて前に伸ばしていることがよくあります。 この写真で言えば、下の方にピンと伸びている二本が前の方の足です。 ナナフシは「七つの節」。 体が七つの節でできているというように思えますが、この「七」は、八百屋の「八」の様に、「たくさん」をイメージさせる言葉です。 「たくさんの節がある虫」ということで名づけられたのでしょう。 昆虫の特徴は小学校3年生で
実際、ナナフシの体は、頭・胸・腹に分かれています。 足の出ている部分が「胸」です。 胸と腹の境目あたりから後ろ側の足が出ているので、微妙なところですが、足の出ているところを「胸」と呼んでいます。 ということでナナフシは昆虫の仲間に分類されています。 「足が腹から出ているのではないか」ということなら、ある小学校で教えていた時に、男の子がクワガタを持ってきて「先生、クワガタは足が〈腹〉から出ているよ」と見せてくれました。 完全に「腹」の部分から足が出ている様に見えませんか?
しかし、クワガタもひっくり返して、裏側からみるとこうです。
胸と腹の境目、「胸」から足が出ています。 カブトムシも、表から見た様子と裏からみた様子では、ずいぶん違う感じがすると思います。
賢くたのしく自由研究! たのしい教育研究所です。

