自由研究 木星 大赤斑

近々、小学校・中学校での授業があるので、授業の構想を練っています。

一時間目は中学生向けのキャリア教育で二時間目は小学校1年生から中学校3年生まで一斉にサイエンスの授業です。

二時間目のサイエンスでは大好きな宇宙をテーマに授業しようと思います。

これまで利用してきた資料をみていると、ついついボイジャーの画像にみとれてしまいました。

ボイジャーは、惑星を観測しながらデータを地球に送り続けていましたが、現在はほぼ太陽系を飛び出しつつあります。自由研究 木星 ボイジャーmokuseitoboizya 1号と2号がありますが、知的生命体と遭遇することを期待して、それぞれに、地球の情報を携えています。

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自由研究 ナメクジ/楽しい面白い自由研究

ナメクジが好きだという人には会った事がありません。

きっと気味が悪いとか嫌いだ、という人がほとんどなのでしょう。

そういう方達には納得しがたいかもしれませんが、ナメクジは「貝」の仲間です。

自由研究 なめくじ2

陸貝の仲間で、カラが退化してしまった生き物です。ちなみにカタツムリも貝の仲間です。

小学校低学年の頃、「ナメクジに塩をかけるととける」という話を聞いて、「どれくらいの塩をかけると〈とける〉のか?」という実験をしたことがあります。

袋いっぱいの塩で試してみました。
しかしいくらかけても溶けることはありません。
ほんのちょっぴりと体は残っているのです。

ナメクジは、山野でよくみかけ、家の近くでみることはありまありません。ところが、用があってでかけた市庁舎(沖縄県うるま市)の駐車場に車をとめて降りると下に・・・

自由研究 たね2

大型です。

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自由研究 昆虫調べ ナナフシ

ある小学校の先生から

「ナナフシ」の足が胸からではなく「腹」から出ています。するとナナフシは昆虫ではないのでしょうか?

という質問がきました。 写真も添えられています。 自由研究 ナナフシ そういえば以前、あるお母さんと小学校2年生の子から「ナナフシの足は4本ですか」という質問がきたことがあります。 確かに足が4本しかないように見えませんか? ナナフシの一組の足は揃えて前に伸ばしていることがよくあります。 この写真で言えば、下の方にピンと伸びている二本が前の方の足です。 ナナフシは「七つの節」。 体が七つの節でできているというように思えますが、この「七」は、八百屋の「八」の様に、「たくさん」をイメージさせる言葉です。 「たくさんの節がある虫」ということで名づけられたのでしょう。   昆虫の特徴は小学校3年生で

①体は三つ(頭・胸・腹)に分かれている

②足は6本で、胸から出ている

と学びます。 ナナフシはどうでしょうか。 自由研究 昆虫 実際、ナナフシの体は、頭・胸・腹に分かれています。 足の出ている部分が「胸」です。 胸と腹の境目あたりから後ろ側の足が出ているので、微妙なところですが、足の出ているところを「胸」と呼んでいます。 ということでナナフシは昆虫の仲間に分類されています。   「足が腹から出ているのではないか」ということなら、ある小学校で教えていた時に、男の子がクワガタを持ってきて「先生、クワガタは足が〈腹〉から出ているよ」と見せてくれました。 完全に「腹」の部分から足が出ている様に見えませんか? 自由研究 クワガタ   しかし、クワガタもひっくり返して、裏側からみるとこうです。 自由研究 クワガタ 裏側 胸と腹の境目、「胸」から足が出ています。 カブトムシも、表から見た様子と裏からみた様子では、ずいぶん違う感じがすると思います。

  ナナフシに戻りましょう。どの生き物もそうだと思いますが、ナナフシもとても興味深い生き物です。 オスしか存在しない種類や、卵まで擬態している、ということなど、調べてみると自由研究につながるいろいろなテーマに広がると思います。 ナナフシで私がストックしてある写真があります。 これです。 世界最大級のナナフシです。

ナナフシ 自由研究3 賢くたのしく自由研究! たのしい教育研究所です。

たのしく通りすがりのアウト・ドア |山にのぼるたのしみと無理しない勇気

身近なアウト・ドアについて書いて欲しいというメールが届いていますので、つい最近のアウト・ドア体験を書いてみます。

ほんの一時間くらいあれば、こういうことができます。

某日、車を走らせていると、小高い丘が見えました。
この場所が高い位置にあるので、上まで登ると、向こう側の海もきれいに見えそうです。
少し時間があったので、挑戦してみました。

たのしい環境教育2

しかし道らしい道がみあたらず、ずいぶんきびしい場所で、そのうちに時間がきてしまいました。

たのしい環境教育

はじめて挑戦する場所だと、こういうことは普通におこります。

こういう時に無理をしてはいけません。

危険な生き物もいるからです。

でも、たのしさはいろいろなところでみつかるものです。

その時、私の足にはおどろくほど、野草のタネ達がくっついていました。つけたまま帰って研究所で発芽の実験をしています。

楽しい環境教育 タネ

ということで、危険なこともありますから、歩道がある山などに挑戦しましょう。
また、頂上をねらうのではなくて、その周りに咲いている植物とか、虫たちの写真を撮る、というのもたのしいものですよ。

私の靴は、一見ビジネス用で、実はアウトドアでもOKのタイプです。靴底が車のタイヤのような素材でできているタイプ、五千円くらいです。

いろいろなたのしみ方はあるのですけど、結局、アウト・ドアをたのしむということは、その場所の風を感じるというようなものかもしれません。

身近なところで気軽に挑戦してみることをおすすめします。

こういうところから広がる環境教育もあるのです
そして実は、それが身体にしみついていくのだと思っています

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