この絵本で泣かない人がいるのだろうか・・・/感性の測り方

 私いっきゅうは笑い上戸で涙もろいので、時々恥ずかしい思いをすることがあります。日本人は映画館でも比較的静かなのですけど、私は声を出して笑うので浮いてしまいます。悲しいシーンなどは 声を出さない様に涙を流すのですけど、身体がヒクヒクするので、近くにいる人に気づかれてしまいます。
 みなさんはどうでしょうか。

 数日前のこと、購入してあった絵本を開いて、またヒクヒクしながら泣いてしまいました。

 宮西達也さんの「あいしてくれてありがとう」です。

「お父さんはウルトラマン」を読んだ時から宮西さんの作品には惹かれていたのですけど、この本は格別でした。

 内容についてはあえてふれませんけど、この本を読んで泣かない人がいるのだろうかと思うほどです。

 

 まあ、涙もろい私が言っていることなので「これくらでは泣かないよ」という人もきっといることでしょう。
 だからこそ、なかなか泣かないという人ほど、読んでみていただきたい気がしています。

 人はあまりに忙しいと感性がにぶることもあります。
 私も日々忙しく過ごしているので、時々この本を読んで、自分の感覚がにぶっていないか、それを確かめたいと思っています。
 私にとってリトマス試験紙の様な絵本だと思います。

 興味のある方は手にしてみてください。

 泣く人が多いと思うので、周りに人がいない時に読むことをおすすめします。

あいしてくれてありがとう (絵本の時間)

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失敗しなければ辞めてもらう/セス・ゴーディンの発想

 このサイトの読者にビジネス書を読む方は少ないだろうと思うのですけど、どうでしょう? 私は教師を辞める数年前〈新しい組織をつくってたのしい教育活動を進めよう〉と思い立った頃からたくさんのビジネス書を読んできました。

 その時に心に残っている人物の一人がセス・ゴーディンです。

〈世界で最も影響力がある経営者〉に数えられ、『「型を破る人」の時代』『「紫の牛」を売れ!』ほか、世界的に大ヒットしたビジネス書を何冊も著している人物です。

 彼の本を手にしたのはビジネス書を読み始めたばかりの頃だったので意味が把握できない部分もたくさんありましたけど、斬新な発想で成功してきた人物であることはすぐにわかりました。

 最近また、彼について書かれたものを読んで驚きました。

 数年前のこと、セスは部下のうち最も優れた3人が入社以降何の失敗もしてないことに気づいたというのです。
 彼はその三人をどうしたか?
 彼はその3人に
「君が今後2週間以内に大きな失敗を犯さなかったら、私は君を解雇するだろう」
と伝えたというのです。

 どういう意味かと困惑する人も多いかもしれませんが、私にはとてもよく理解できます。

 失敗しない人というのは、それについてよく知っている人、うまくすすめることのできる人のから教わってそのままやっているのでしょう、自分の発想で大胆な実験をすることがないのです。
 つまり〈予想チャレンジ〉がないのです。

 そういう人は失敗がほぼないのですけど、それだけの話、新たな成功を生むことはないのです。

 優等生というのは自分の発想より学校の先生などのいうことを優先できる子ども達です。
 先生のいうこと、先人のいうことをそのまま受け入れることも大きな才能の一つです。しかし自分の発想を大事にして、失敗してもよいからチャレンジすることのできる子ども達も、大きな才能を持っているのです。

 学校には、何が正解かを優先する風土があります。
〈まず答えは何なのかを自宅で予習してもらってから翌日の授業を受ける〉という方式を提唱する人たちもいるほどです。その方式では、たとえば算数でも理科でも子ども達はすでに正しい答えを知っていたりノートしている中で、たとえば実験をしたり、計算をしたりするというのですから、かなり驚きました。
 あらかじめ犯人を知っていて2時間の映画をみるようなもので、わくわく感ドキドキ感、驚きはどうでもよいのでしょうか。

 自らの発想・予想を大切にする子ども達が増えていくことによって、社会のいろいろな問題・課題を解決できる社会になると私は考えています。
 そしてその方法でRIDE( ライド:たのしい教育研究所 )はまさにスタッフそれぞれが自らの発想・予想を大切にしていろいろなことに挑戦していく中で発展を続けています。


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考えてみよう 重さはどうなるの?

 教育プランを作成する時にはよく海外のサイトをみています。最近、こういう小物が売られているのを発見して、とても欲しくなりました。

 


 調べてみると電源コードが付いていたので買うのを控えましたが、電気などの力をかりずに磁石でそのまま浮かせるタイプのものを作ってくれたらいいのにね。

 ちなみに私いっきゅうには安定的に浮かせる、あるアイディアがあって、時間があったら作ろうと思っているところですけど、なかなかそのチャンスはめぐってきません。※おもちゃ会社、教材会社の方で興味があれば、アイディアを提供するので共同開発してみませんか?

 ところで、ちょうどよいので、少し考えてみましょう。

 こういう磁石で浮いている物体があったとしましょう。

 台が500gで、中で浮いている地球儀が300gだとします。
 それを測りにのせると重さはいくらになるでしょうか?

 みなさはどうなると思いますか、そして、どうしてそう予想しましたか?

 重さというのは科学のとても大切なテーマです。
 〈重さ〉に目をつけることで、いろいろな現象を調べ、真理をみつけてきました。

 たのしい教育研究所には〈ものづくり〉や〈ゲーム〉、〈読み語り〉や〈読み物プラン〉など、いろいろな教材がありますが、本格的なものの中に、こういう「重さに目をつけて予想チャレンジしていく中で、人間が発見してきた科学的な真理や法則を身につけていく授業」もあります。

 そういうレベルのものはここで簡単に紹介することはありませんから、ぜひ講座などで体験してください。

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超簡単 正4面体づくり-その2-作り方編

前回の記事に続いてさっそく正4面体の簡単な作り方を紹介しましょう。たのしい教育メールマガジンからの抜粋版です。

 特別に準備するのは封筒くらいです。

第一段階
封筒の底(短い方)と斜辺を10cm×20cmに測って鉛筆で印します。短い方の二倍の長さの斜辺というのがポイントです。その斜辺を切り離しましてください。

 

第二段階
・封筒のタテのラインを半分に折って

折れ目をつけます

・斜辺についた折れ目ラインとトップとにも折れ目もつけましょう

 袋を開いて、この指差した部分をかぶせてテープではりつけたら正四面体になります

 はい、できあがりです。

 この正四面体を利用してたのしいものづくりに発展させ、〈自由研究〉の一つにテーマにできないかなと構想中です。何かアイディアが閃いた方はお便りください!

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