読者の方から送られてきた漢字のなぞなぞがあって、まだ解けません。紙と鉛筆を手に向き合わなくてはいけないのだけど、頭の中でパッと組み合わせようしても難しいなぁ、みなさんは解けるでしょうか。
問題:この漢字を全て使うと、
二字の熟語ができます。
さて何でしょう?口 心 土 木 王 十 目
この記事を書きながら鉛筆と紙に、あ~でもない、こ~でもないと書いていたら解けました。
答えは後に書いておきますね。
ところで、このパターンなら子どもたちと楽しむ漢字なぞなぞがいろいろできそうです。ある漢字がどういうパーツから出来上がっているかという勉強にもなって面白いと思います。
簡単なところからいくと
「火星」から 火 日 生 を取り出して並べかえてなそなぞにする。
問題:この漢字を全て使うと、二字の熟語ができます。
さて何でしょう?生 火 日
私が作ったので答えは知っているけれど、もしかすると難しいかもしれません。
⭐️
それにしても「火が生まれる日」で火星になるというのは面白いですよね。
そもそも「生まれる日」あるいは「日が生まれる」と書いて『星』だというのは、長く生きてきて初めて知りました。
そういえば「日」はもともと太陽を意味していた言葉です。
「日の出」とか「日の入り」は太陽が出た、水面より下に入ったということです。
太陽が巡ってくるのを「一日」と呼びました。
次に巡ってきたら「二日 目」です。
「四日間」というのは太陽が四回巡ってきたことを意味します。
なるほど・・・
とすると、星というのは『太陽が生まれたものが星だ』というように考えてもよいのか。
科学的にみて、キラキラ光っているのはまさに太陽と同じように自ら燃えている星たちです。
「星」という漢字が誕生した時、人類にそういう知識はなかったでしょうから、たまたま科学研究の成果と重なったといえるでしょう。
とはいえ、子どもたちに〈星という漢字〉を教えるとき「面白いことにね、・・・」と伝えると、すぐに覚えてしまう子も出てくると思います。私が子どもの頃ならそうだったでしょう。
思い出してみると小学生の頃、私からみると「納得いく根拠を示さず、言いたい放題説明されている」かのように感じる〈漢字の成り立ち〉をいくつも教えられてしまいました。今なら「あ~、あの先生は白川静さんの漢字の成り立ちに傾倒していたのだな」とわかるのだけど、あの頃のモヤモヤ感は漢字嫌いにも繋がっていた気がします。
先生曰く
「名というのは〈夕方〉暗くて顔が見えないから、周りの人たちに口で自分の名前を伝えていたから、そう書くのだ」
「え~、夕方でなくても名前くらい名乗るでしょ、家の外から声をかけるときとか!」
あの頃、素直に納得するような子どもなら、小さくまとまった人生だったことでしょう、そうでなくてよかったと思います。
最近も『チコちゃんに叱られる』という番組で「道というのは生首を持ってすすんでいくという意味だ」という白川さんの説をそのまま説明しているのを聞いて「何で生首よ、野菜も持つでしょ」と呟いてしまいました。
あの頃と変わらないままです。
白川さんは中国の〈甲骨文字:亀の甲羅や獣の骨に刻まれた〉と〈金文:青銅器に鋳込まれた文字〉を読み解いて「この漢字はこういう成り立ちだ」と説明しています。それは自分の解釈が中心なので、私の子ども感覚からすると「おいおい」というツッコミどころがいっぱいです。
白川さんはそういったけど、別な人がみると別な解釈が成り立ってしまう、というような説明をさも真理であるかのように「この漢字はこうやってできました」と説明する教育は卒業しなくてはならないでしょう。
《漢字考古学》という学問があるようです、漢字の成り立ちについても、そろそろそれを科学の視点、つまり反証可能性という科学の根本理論を取り入れていく必要があるでしょう。
読者の方からの漢字クイズがついつい子どもの頃の想い出につながってしまいました。
先日も届いたのですけど、時々読者の方から「このサイトの内容を授業に使ってよいですか」という質問がききます。
どうぞどうぞ、どんどん使ってたください。その時には「たのしい教育研究所=《たのラボ》」という名称もぜひ併せて紹介してくださいね。
クイズの答え⇨理想
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