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自由研究:シロオビアゲハの研究

 第一研究所でシロオビアゲハを見つけました。

 私いっきゅうは「沖縄で最も数が多いのはシロオビアゲハではないか」と勝手に予想しています。でも専門家から「○○の種類が最も多い」という情報は発信されません。うかつにそんなことをいうと足をすくわれることがあるでしょうし、そもそも数の研究というのはとても難しいので手を出さないのでしょう。


 それにしてもチョウが舞う姿は優雅で見とれてしまいます。

 こども達に名前を教える時は、その名の通り〈白いオビ〉があるからということで、比較的カンタンに伝えることができます。そしてこどもたちも色々なチョウの種類の中からシロオビアゲハを同定(それであると特定すること)できる様になります。

 ところが〈進化〉というのは面白いもので、シロオビアゲハのメスは遺伝的に2つのタイプに分けられます。

 オスと同じ様に白い帯がある〈通常型〉と白い帯に加えて赤色の斑点があるベニモン型〉です。

 そしてベニモン型といってもいろいろなバリエーションがあります。

※東京のズーネットにある写真がわかりやすいので感謝して利用させていただきます

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=25028

   ベニモンアゲハは毒成分のアルカロイドを体内にたくわえていて、鳥などが食べるとまずくて吐き出し、以後、鳥達はこの紅もようをみると食べるのをさける様になります。
 アゲハチョウのメスの中に、このベニモンアゲハに擬態したタイプがいるわけです。

 どうしてオスはそういう擬態をしないのか、またメスの中にも擬態しないタイプがいるのはなぜか?

「進化の途上だから」というのがその答えでしょう。

 生物は環境に適した形で姿形、行動を変えて生きながらえていくのです。

 話を少し戻しましょう。

「シロオビアゲハの同定はカンタンだ」と書いたのですけど、これを知ると、メスの同定は難しいと感じるかもしれません、確かにそうです。でもこういう細かいタイプまで具体的に区別するのではなく「白いオビがあるのがシロオビアゲハ」という見分け方プラス「メスにはベニ模様が入るタイプもいる」ということで特に困らないでしょう。

 進化の途中のタイプを教えるにはもってこいの教材かもしれません。 

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