ある先生からの相談の中で、同僚(主任)教師の発言として出てきたので「私が教師をしていた時ですでに終わっていると思ったのに、まだこういう議論が続いているのか」と驚いたのがタイトルにある「いじめられる側にも問題があるのではないか」という言葉です。
webで「いじめられる側も問題」と検索してみたら、yahoo検索で1300万件もヒットしてびっくりしました、2024年版の記事もいろいろありました。論破王といわれている人物のその発言が最も読まれているようです。ちなみに私はそれらを読む気はありません。容量よく自分の頭を使う人たち、権力ある人たちは、議論を自分たちの言い分にもっていく術(すべ)に長けていますから、その発言も出てきたのでしょう。
〈~の側にも問題がある〉という論旨を一般論として考えてみてくださ、〈問題など何もない〉という生き方をしている人がいるでしょうか?
私のスーパーバイズの論旨はハッキリしています、相談の先生もかなり腑に落ちたようでした。
「いじめる側にもそれなりの理由がある」とか「いじめられる側にも問題がある」とかいう話をしていくのではない、「いじめという行為をしていいのか悪いのか」という議論をすすめてください、以上
「いいんだ」ということなら、それが暴力や侮辱、脅迫や強要なら警察にお願いすることになるでしょう。
精神的苦痛、虚偽の事実などなら民法で訴えることが可能です。
一般社会ならそういうことになる、という事実は子どもの時から学んでいた方がよいでしょう。
いじめで困ったら、気軽に相談してください。カウンセリング、スーパーバイズを引き受けています。通常業務の中で調整させていただきます。生活保護世帯など、事情のある方の場合には無料の相談も引き受けています。
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