学力向上もたのしく/語源はたのしく言語の感性を高める

 メールマガジンに〈たのしい教育プログラム〉として書いたものは、いろいろな方が読んで、その中で授業にかけてくれたり、家庭の団らんの時にとりあげたりする方達もいます。

 最近書いた〈語源はたのしい〉は、気軽に使えるので好評です。

〈ひよこ〉はどうして「ひよこ」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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考えてからね

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 調べてみると⇨「ひよひよ」と鳴くから。

 

 〈カラス〉はどうして「カラス」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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⬇︎

考えてからね

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 調べてみると⇨「カーカー鳴くから」と鳴くから。

 

〈ねこ〉はどうして「ねこ」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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興味のある人は
調べてみよう

 

 

 語源にはたいていいろいろな説がありますから、一つの資料をみて「これが正しい」と考えるのではなく、他にいろいろみておく必要があります。

 まずおすすめは「新明解語源辞典(三省堂)」です。

私は「日本語原稿辞典(ミネルヴァ書房)もよく開いています。

「写真で読み解く 語源大辞典」は、こどもにも読みやすいのでおすすめです。

 語源に関しては三冊くらいは目を通して、「ほぼこういっていいのだろうな」という様なものを、周りの人たちに伝える様にするといいと思います。

 たの研の教材で広く利用されている「国語辞典をたのしもう」という2時間プランがあります、その系列で「語源辞典をたのしもう」を作ろうという構想もあります。たのしい教育は深めれば深めるほどに限りなく広がっています。

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たのしさを支えるものは何か?

 たのしい教育研究所の〈こども未来キャラバン〉はおかげさまで、どんどん参加人数が増えて来ました。

 感染症対策も並行しているので、いくつかの制限を設けつつも、楽しさ度もどんどん高まっています。

 そういうたのしさを支えるものは何か?

 たの研のメンバー全員が教師免許を持つ教育のプロフェッショナルだということでは説明できません。
 教員免許を持っているだけで万全なら、学校現場で起こるいろいろなトラブルなどは激減しているはずです。
 たの研のメンバーは本務の教師経験+たのしい教育の経験者だからです。
 そしてもう一つ・・・

 一回ごとのプログラムごとに何度もアップグレード検討会を実施しているからです。

 これはその様子です。

 

 お互いのこれまでの教師経験とたのしい教育の経験を元に、よりたのしく仲良く安全にたのしめる方法を工夫しあっています。

 そして、その時のスタッフの表情は〈笑顔〉です。

 たのしい教育をこども達に伝えることがたのしくてならないからです。

 ボランティアとして、こども未来キャラバンに関わってくださる方達も増えてきました。活動に興味のある方は、お問い合わせください。

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桜だより/一番桜

 読者の方から沖縄の名護市で桜が開いています、というたよりが届きました。

 これが添えられていた写真です、しっかり開いていますね。

 これもキレイに咲いています。

 

 これは最近私が車を停めて撮った写真です。
 二、三分咲きですね。

 近くには菜の花も咲いていました。

  開花スイッチの幅の広さは桜に限ることではないのですね。

 開花の時期が個性で大きく異なることをみていると、人間も開花する時期が異なるのだということを想わせます。

 〈学ぶたのしさ〉は開花スイッチを入れることにしっかり繋がるでしょう。

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教員採用試験〈質量パーセント濃度〉の計算をしよう!/テストだけの勉強なんてもったいなさすぎる

教員採用試験の小学校専科の理科の問題や一般教養などで〈質量パーセント濃度〉の問題が出されることがあります、たとえば

 100gの水に60gの砂糖を入れてつくった砂糖水の質量パーセント濃度は何%でしょう?

という様に問われます。

 ちなみに 60g/(100g+60g) で 60➗160=0.375 つまり37.5%となります。

 計算する力はあっても日常で使ったことがない人がほとんどでしょう、でも私は使います。

 クリスマスも近づいて来たので、ノンアルコールのビールにウィスキーなどを混ぜて美味しい飲み物を作ってみようと思いました。

 ノンアルのビールにぶどう酒がを混ぜてみると美味しくなりそうな気がします。

 では、どれくらいのぶどう酒をまぜるとビールと同じくらいのアルコール量になるのでしょう? ビールは5%くらい、少し強めの濃度にしましょう。

 このコップ2/3くらい入ったノンアルコールビールの量が約200mlです。
 これにアルコール10%のワインをどれくらい注ぐと4%くらいのアルコール飲料になるのでしょう?

 計算しないで直感で予想してみてください。

 選択肢

  ア.半分くらい

  イ.1/3くらい

  ウ.1/4くらい

  エ.その他

 

 直感なので理由は問いません

 

「なんとなく半分くらいかなぁ~」と思いつつ、計算してみました。

 ワインを何ml加えるのかを出したいので、それを〈X〉とおきましょう。

分母はもともとのノンアルビール200mlとXを足した値、分子のアルコールはXの10%つまり〈0.1X〉です。

計算

 0.1X/(200+X)=0.05

 0.1X=0.05×(200+X)
 両辺に100をかけて小数の計算をなくしましょう
 10X=5(200+X)
    =1000+5X
  5X=1000
   X=200 ml

 ここで驚いてしまいました。

 5%のビールくらいの濃度にするためには200mlのノンアルビールと同じ量のワインをドボドボと注がなくてはいけないのです。
 こんなにか ̄ェ ̄
 上のグラスだとほとんど溢れてしまう量ですね。

 計算後、冷静に考えてみると、たかだか10%のワインですから、そうとうな量を注ぐことになるんだなとわかるのですけど、計算して見る前は、なんとなくの感覚でイメージしているので、その結果に驚いてしまいました。

 パーセント濃度の計算というのは、何かの試験対策ではなく、アルコールをたのしむ時にも使えるんだぞという話でした。

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