環境ボランティアをたのしく(新春版)

 2022も幕を開け、たのしい教育研究所の活動も本格始動しています。

継続して続けている〈たのしい環境ボランティア〉の新春一番は、近くの公園のクリーン活動から始まりました。

 あっという間にゴミがいっぱい集まります。

 クリーン活動は、その場所の自然をたのしむこととセットです。
 学校にいた頃なども子ども達と一緒に海岸のゴミ拾いなどをしていたのですけど、そのあとは海に入って、生き物の観察などをたのしんだものです。

 ゴミ拾いなどのボランティア活動はいろいろな処で企画実施されている様です、その後「頑張ったね、さようなら」というパターンや「バーベキューパーティー」というパターンなどがある様ですけど、ぜひ、以前よりクリーンになったその場所をたのしんでくれたらと思っています。

 ゴミを片付けたあと、梅の花を眺めました。

 ツボミがどんどん膨らんでいます。

 花も開いていました。
 香りが漂うほどではありませんけど・・・

 近くにはバラの花も開いていて、いい香りがします。

 また仲間たちと出かけていこうと思います。

 たのしい日々のたの研です。

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日本は長い国ですね(本編)

 年の瀬に載せた〈沖縄のたのしい教育研究所近くの公園で梅の花が開花した記事〉を読んだ県外の方達から、驚いたという話がいくつも届きました。※手違いで、数時間〈この記事の下書き〉がアップされてしまいました、下書きを読んだ方ももう一度お読みください

 日本は北から南までとても長く、季節の幅がとても広い国です。

 年の瀬から新年にかけて東北を旅行している友人から、こういう写真が届きました。

 雪の中を旅しているとのことです。

 左右にかき分けられた雪の山が目立つかもしれませんけど、路面が凍りついていて、うかつにブレーキを踏めない状態です。

 以前、私が3.11の大地震のボランティアで東北に入り、レンタカーで現地に向かう途中、3月なのに雪が降りました。路面が凍りつくほどではないとはいえ雪の多さはこれくらいだったと思います。一定スピードを保って、エンジンブレーキを利用しつつ慎重に運転しなくてはならない状況です。

さて、友人からの写真が届いた同じ頃、私が沖縄で撮った写真がこれです。

  天気はあまりよくなかったのですけど、きれいな菜の花があたりを明るくしてくれていました。

 日本は南北に長いので、季節がうつろうタイミングがかなり違ってきます。
 山も多いので、高度による植物の種類、開花のタイミングの違いもたのしめます。

 たのしい国に生まれましたね。

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今年も〈こども未来キャラバン〉沖縄市ものづくり体験で笑顔がいっぱい

 こども未来キャラバンの一つ〈沖縄市ものづくり体験〉もスタートしました。
 感染症の対策をさらに拡張し、手厚くして、グループ分けをして一ヶ所に人数が偏らない様に工夫して実施ています。

 今回のものづくりプログラムは「かさぶくろロケットいろいろ実験」です。

 これはものづくり名人マッキー先生の実験イラストです。 感染対策で、口で膨らませるのではなく空気入れを利用して膨らませます。
 ※貴重なものなのであえて画像を荒くしてあります

 女の子も熱中して作っています。

 

 去年利用したゴム風船をロケットにした子どもたちもいます。

 

 こうやって、飛翔の様子をたのしんでいきます。これはまだ羽をつける前の状態。

 子どもたちが、たのしくのめりこんでくれることが、スタッフ一同の快感です。

 オミクロンも増えてきているので、広報を少なめにしているのですけど、感染の広がりによって、さらに少なくする可能性などもあります。興味のある方は直接お問い合わせしててくださっもOKです⇨こちら ※件名に〈ものづくり体験について〉と記してお問い合わせください

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たのしい生物学〈トラとネコ〉/たのしい教育プログラムの紹介

 宗教が絶対正しいと信じる人たちの中には〈進化論〉を信じない人もいるのですけど、科学的・実証的、つまり〈誰かが言ったから正しい〉ではなく〈自分でも確かめることができる〉研究を進めれば進めるほど、生物は突然誕生したのではなく、ゆっくり進化していったことがはっきりしています。

 今年はトラ年、トラは大型の肉食動物です。

 これはネコ、正式にはイエネコという種類の動物です。

 眠りの天才で、眠る子で〈ネコ〉と名付けられたのかなと思うほどよく寝ます。トラとイエネコがとても近い動物だというのは驚くべきことだと思うのですけど、みなさんはどう思いますか?

 トラとネコは進化をたのしく教えるのにとてもいいテーマになると思います。

 DNAをたどっていくと、こういう流れがハッキリしてきました。新しい化石などの発見によって少しずつ修正が加わっていくので、100%バージョンで考えておくことは危険です、とはいえこの骨格は変わることがないでしょう。

 この流れをこどもたちに見てもらうと、いろいろな驚きを口にしてくれます。

 沖縄で害獣として駆除されているマングースはネコやライオンより古い動物だったんだということ。
 そしてイヌもネコの仲間として分類されている、つまりDNAが近いのだということetc.

 この図をみてもらってから、こども達に「では、ネコやイヌの仲間の祖先にあたる動物はどういう姿形・大きさをしていたと思いますか。自由に想像して描いてみましょう」となげかけてみましょう。

時間があったら色もぬってみましょう

 

 

 

 

 

 6000万年くらい前に生活していたこの動物が、ネコやイヌの祖先あるいは、それにとても近い生物だろうと考えられていて、〈ミアキス〉と名付けられています。

 大きさは30cmくらいですから、普通の猫より小柄です。

 毛や色などははっきりしないのですけど、こういう姿形をしていたのではないかと考えられています。
 みなさんの予想と比べてどうだったでしょうか。

 外れていてもいいんですよ、人間は予想を立てただけで、かならず前より賢くなっていくからです。
「外れていたけどおもしろいなぁ」という人がいたら、それはとても素晴らしいことです。

 では続けましょう。

 私たち人間は、どの様に進化していったのだと思いますか?

 さっきのトラやネコの進化の流れの様にたどっていくと、人間はどういう動物と近くて、その姿はどの様なものだったのでしょうか。

 これから一緒にいろいろな予想を立てながら、科学者の研究をたどっていきましょう。

 長いのでここまでにしておきましょう。
 興味のある方は、これをベースにたのしい教育プログラムを作って試してみてください。
 家族の団らんのひと時に話したりするのもよいですね、子ども達が「たのしい」といってくれたら、感じてくれたらそれはきっと価値あるものになると思います。

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