さて、先生たちの時間外の面談などを減らしていくには、という具体的な話に進みましょう。
行政が得意とする「決まりとして一気に廃止する」という力技は混乱を生じます。
1.まず職員会などで校長が「時間外の会議や面談などは減らしていくようにしてください。先生たちが〈自主的〉にやる研究会などは別です」と全職員に伝えます。※ちなみに「校長先生はいいな」と感じている人がいるかもしれませんけど時間外の集まりなどが多いのは校長先生たちです
2.保護者の方たちから普通に「話があるので5時半くらいにいきます」という電話がくる中、こう伝えましょう。
「実は学校の方針で時間外の話し合いなどは減らすように、ということになりました。4時あたりなら可能なのですけど、難しいですか?」
すると保護者の方は「えぇ?」とばかりに「いや、難しいです、ぜひ5:30でお願いします」というでしょう。それはそうです、これまでの流れで当たり前だと思っていますから。
教師は「そうですか、では校長先生に連絡して、時間外の話し合いの許可をもらいますね。5時半にお待ちしています」と伝えましょう。
そうです、受け入れるんです。
〈じゃあ何も変わらないじゃないか!〉と怒らないでください。
そういう手続きを話していくうちに、保護者の方たちの意識も次第に変わっていきます。
次の話し合いもその次も、またその次も5:30・6:00を指定する人は少なくなるでしょう。
当然です、3:30に窓口業務を閉じる銀行には間に合うように仕事を調整して向かっているのが私たちです。
月曜休みの図書館に「ふざけるな」という人はいません。
「それでも教師は子どもたちのために無理をするのが当たり前じゃないか」
そういう言葉があったら
「そうです〈子どもたちのために全力投球するために、話合いなども時間内ですませるように〉というのが校長先生の方針なんです」というように伝えましょう。

「もちろんAさんのことも大切です。
Aさんの支援をしっかりできるように、次の日の授業などに影響がでないよう、時間内でお話し合いをさせていただけたら嬉しいです」
と続けるとよいでしょう。
当然、喧嘩になってはいけません。
喧嘩になりそうなら、教務主任の先生や教頭先生に出てもらいましょう。
スーパーバイズ(SV)で1時間くらいかけた内容を短くポンと書いているので、うまくつたわらないところがあるかもしれません、関心のある方はご相談ください。
「教師だけでなく福祉関係の超過勤務はどうしたらよいのか」と気になる方もいるかもしれません。不思議に思うかもしれないのですけど、私の長年の相談・カウンセリング・SVの経験から、福祉の方たちの超過勤務は雇用の時にしっかり話合われていて、必要に応じて家庭訪問する時間も勤務時間にうまく組み込まれている場合が多いのです。とはいえ超過勤務で疲弊している方もいることでしょう。相談の窓口は開けてあります、ぜひお問い合わせください。
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