沖縄には桑の木がとても多いのだけど、それは大正期以降の政策として養蚕を広めたときと軌を一にしています。
生糸を作ってくれるカイコは、徹底的に桑の葉しか食べません。キャベツをあげても食べてくれません。
同じ桑ファミリーのイチジクの葉でもダメです。
子ども「好き嫌いが多いでしょ」という親や先生はいるのですけど、カイコとかモンシロチョウとかの昆虫類や、コアラとかパンダとか、「これしか食べません」という生物はたくさんいますから、それと比べると、好き嫌いが多いと注意されている子どもたちは何千倍もいろんな種類を食べていると思います。
閑話休題
桑の木は養蚕と共に広がっていったのですけど、桑の木の生命力の強さがそれをさらに加速させました。
沖縄県うるま市の石川図書館にいった時、コンクリートの隙間からしっかりと成長していく桑の木を発見しました。
自転車置き場の塀とアスファルトの隙間です。
1平方cmより少し大きいくらいの隙間から、どんどん茎を伸ばしています。
幹は1.5cmくらいなのに、葉はもう立派な大人の木くらいの大きさです。
表面はアスファルトなので、雨の水をはじいてしまい、中に染み込む水分は少ないでしょう。夏は高温で、たいへんでしょう。
これから、この桑の木はどうなっていくかなぁ・・・
図書館の人に刈り取られてしまうこと考えられるのですけど、そうでないとしたら、このまま茎を太くしていくことができるでしょうか。
それとも今の直径1.5cmくらいのままでしょうか。
みなさんはどう思いますか。
何をするにも予想を立てて確かめることがたのしく賢くなっていくコツです。
予想していてくださいね。
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