たのしく野草てんぷら!

 今日は「授業で野草天ぷらをたのしみたい」ということでA先生がやってきました。
 食材は校庭にある野草です、これはヨモギ!
 他にセンダングサやタンポポを利用します。

「抜いて捨ててしまう草が食べられる」というのではなく、「それがとても美味しい」というのが大切です。

 M先生につくりかたを伝授して・・・

 できあがった野草天ぷらを食べてもらいました。

 もちろん「サクサクかりかりしていて、味もとっても美味しい」とびっくりしてくれました。

 ちなみに、お腹をすかせていたから美味しいということではなく、M先生はこの少し前に食事を済ませていての感想ですから、確かに美味しいと感じたと思います。

 これが美味しいとわかると、食材はスーパーにいかなくても手に入る上に、農薬なども使っていないので安全です。

 興味のある方は、実技スーパーバイズをお申し込みください。

 カウンセリングと同じ1回5000円(教材込み)で受講できます。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

おきなわ秋の野山さんぽ/野山を歩くたのしさって何だろう?

 YouTube動画はスタッフと撮影して編集したものをまだ一本しかアップしてないので、本格的な宣伝をするにはまだ早いかなというところですけど、YouTubeの動画配信がどんな手順で進むのかを確かめるために軽くアップした〈おきなわ野山さんぽ〉も好評です。

 続きも見たいというので、最近歩いた時の一枚をご覧ください。

 動画は動画の良さがあり、静止画とテキストにはその良さがあります、ここに私の心が動かされたところを書き記したいと思います。ただしこのサイトは図鑑的に利用してもらう意図で作成しているのではなく、出てくる植物を専門家に特定してもらっているわけではありません、軽やかに自然をたのしむきっかけになるということで読み進めてください。

 野山を歩いていると「自然はこんなにもいろいろな種がその環境に合う様に成長していくのだなぁ」と心動かされてしまいます。たとえばこの一枚です、せいぜい2㎡ほどの地面でこんなにもたくさん植物たちが生活を共にしています。

 この写真をいくつかに分割してみましょう。

 右上を切ったものがこの画像です、上の方も下の方もギンネムがたくさん見えています。YouTube動画にもアップした〈ギンネム〉たちです。
 奥の方に紅葉してみえている植物があります、沖縄で紅葉するのはとても少ないですよね。〈ウルシ〉だと思います。

 
 画面左下の写真がこれ、広い葉の植物がたくさん見えています、〈イヌビワ〉でしょう。小さな実をたくさんつけます、でも食べて美味しいものではありません。近くではそれを食草としているイシガケチョウも見かけました。

 左側にもイヌビワたちが見えています、その奥の暗い部分をよみると、赤い葉もみえますね・・・さっき紹介した〈ウルシ〉です。

 沖縄では〈ハゼノキ〉も紅葉するというので有名ですね、ハゼノキは〈ウルシ科〉です、つまりウルシとハゼノキはとても近い仲間です。
 どちらも汁などでかぶれます、近づいただけで痒くなるという人もいますから、遠目に見てたのしみましょう。

 気になってしかたがないのがこのヒョロッと伸びている幹です、残念ながら上の画像がなく、どういう葉がついているのか確認できません。

 この「これはなんだろう?」という気持ちもたのしさに繋がります、次に見かけたときに「これこれ」と確かめることができるからです。

 今日はこれくらいにしておきましょう、わずか一枚の写真からひろがるたのしさを少しでも感じてもらえたら幸いです。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

食事の時に気になって実験がスタート/自由研究こそ本物の研究

 最近スタートした新しい実験の様子を紹介します、簡単にできますよ。

 スーパーにはいろいろな野菜や果物が並んでいます。
 たとえばミニトマトを植えたら芽が出て食べることができるまで育つのでしょうか?

 どう思いますか、タネをとって乾かしたり時間をおいたりせず、切ったミニトマトをそのまま土の中に入れてみましょう。

 ミニトマト

  ア.発芽してトマトの実がつくまで育つ

  イ.発芽はするがトマトができるまでは育たない

  ウ.発芽もしない

  エ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 かいわれ大根もスーパーに並んでいます。

根っこもついています。

 これ一本とってを土に植えたら成長して食べられるものがとれるのででしょうか。
 そもそも〈かいわれダイコン〉というのはどういう野菜なんでしょう、ダイコンなんでしょうか?

 それは謎のままでもよいので実験してみましょう。

かいわれ大根

  ア.成長して食べられる

  イ.途中でかれて成長は続かない

  ウ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 たの研のメンバーは「成長して食べることができる」と予想しています。

 途中で水かけなどを忘れてしまったら、またやり直す必要がありますから、実験結果がでるまで時間がかかるのですけど、みなさんも家にあったらやってみませんか。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

たのしい島言葉〈ヘチマ〉は沖縄方言で何ていうの?/言葉の自由研究

 先日、たの研の活動を応援してくださっている方からみごとなヘチマをいただきました。スーパーで売られているものよりふた周り以上太い見事なサイズです。

「表面は硬いけど中は柔らかくて美味しいですよ」と言われた通りで、とろとろのとっても美味しいヘチマでした。

 これは茹でてゴマドレッシングをかけただけの簡単料理です、とても美味しい。
 

「野菜の煮付けに入れるのは〈豚肉〉にかぎる」という言葉に従って、たの研に冷蔵庫にあった豚肉系の食材(だし骨とウインナー)を入れて煮ていたらヘチマからどんどん汁が出てきておつゆくらいになりました。私がはじめて作ったヘチマ料理で、見た目は良くなくても味はよかったです。

 

 さて皆さん沖縄方言・島言葉でヘチマを何というかご存知でしょうか。このサイトの読者は全国に広がっているだけでなく海外で読んでくださっている方たちもいます。
 そういう皆さんには言葉の広がりという視点で読んでいただけると思います。

 島言葉の得意なメンバーA先生に尋ねるまでもなく私にも〈ヘチマ〉=〈ナーベーラー〉という知識はあります。

「A先生、どうしてヘチマをナーベーラーと言うんでしょう?」

もちろん〈語源〉をたどるのは難しいので簡単には返事ができる問いかけではありません。

 料理しながらナーベーラー、ナーベーラーと何度か唱えているうちに〈ナベ洗やー〉⇨〈ナーベーラー〉に変化してきたのではないかという、ダジャレ的なアイディアが浮かびました。
 実際にヘチマはタワシとしても利用されます。

 もちろんA先生は「そんなことはないでしょう」と笑っています。

 予想を立てたら確かめましょう、それが外れていても賢くなります。何よりたのしい謎解きになります。
 webで「ナーベーラー 語源」と打ってみると・・・

 真っ先に目に入ったのはウィキペディアにある言葉でした。

沖縄ではナーベーラーと呼ばれるが、これは果実の繊維を鍋洗い(なべあらい)に用いたことに由来するという。

          ⇨ウィキペディア

 私が予想したままですね。
 しかもそれ以外の解説はみあたりませんから、語源的に確定しているのかもしれません。

 沖縄でも本来はナベを洗うものとして利用したいたヘチマはいつごろから食べるものになったのでしょう。
 それはおいおい調べてみることにしましょう。

 こうやって島言葉の語源を見ていくときも「大和言葉からの変化形として沖縄の島言葉をみていく」ことで解決することがたくさんあるということは、みなさんも意識していた方がよいと思います。

〈たのしく島ことば〉は相変わらず好評です。いろいろなアイディアが出ていて、次回は「朝の会・帰りの会でたのしく島言葉」のシートを作成しようという話にもなっています。おたのしみに。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります