ハワイ大学で白いハイビスカス(仏桑花)を見つけました。 沖縄でアカバナと呼ばれているハイビスカスはいろいろな色が あるのですけど、さすがに「白」ははじめてみました。
雄しべ、雌しべの色形や雰囲気はおなじ様にも見えますし、どこかしら違っている様にも見えます。今度、沖縄に戻ってからゆっくりと比較してみたいと思います。
沖縄のたのしい教育から世界へ 「たのしい教育研究所」です。
ハワイ大学で白いハイビスカス(仏桑花)を見つけました。 沖縄でアカバナと呼ばれているハイビスカスはいろいろな色が あるのですけど、さすがに「白」ははじめてみました。
雄しべ、雌しべの色形や雰囲気はおなじ様にも見えますし、どこかしら違っている様にも見えます。今度、沖縄に戻ってからゆっくりと比較してみたいと思います。
沖縄のたのしい教育から世界へ 「たのしい教育研究所」です。
研究所のベランダにきれいな花が咲きました。
見たことのない花です。
どうしてここに咲いているのかな?
しばらく考えていましたが、夏の頃、小禄さんが持ってきてくれた苗だと思い出しました。
西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)
またの名を
ネコのヒゲあるいはクミスクチン
です。
図鑑で花をみていたのですけど、こんなに綺麗だとは思っていなかったのでびっくりしています。
花から突き出ている「しべ」がネコのヒゲみたいだというのでしょう。
我が家にもネコがいて、個人的には、ネコのヒゲには見えませんが、まあいいでしょう。
ひとときののんびり時間でした。
たのしい教育活動が、ますます快進中のたのしい教育研究所です。
沖縄の教育から世界へ
夢はどんどん膨らむ一方です。
沖縄でも季節はしっかりと秋に変わりました。
一年で最も好きな季節です。
ふと伊波善勇先生と山に入ったことを思い出しています。
今日は伊波先生について紹介させていただきます。
たのしい教育研究所はおかげさまで、いろいろな方達に応援していただいていますが、その中の一人が伊波善勇先生です。
正確な歳は語ってくれませんし、調べればわかるとおもいつつ、調べたことはありません。「まだまだ若い」が口癖ですが80歳は超えていると思います。
沖縄の植物研究の泰斗で、野菜から果物、野生の植物まで、植物に関することならどんな質問にも答えてくれる方で、もっと評価されてよい人物だと思います。
どんぐりのことを質問したくて、伊波先生のところにご挨拶に伺うと
「キミ達はとてもいい活動をしているねぇ」
と、たくましい声で語りかけてくれたのが印象深く、以来、いろいろなことを教えていただいています。
お年は召していますが、凛々しく、しかも実践派で、一緒に山に登り、案内してくれることもしばしばです。
どんぐりだけでなく、桜の季節には名護まで一緒に行き、いろいろお話していただきました。
伊波先生は線画で植物の特徴を表現することをモットーにしています。
「写真ではわからないのだよ」と語っています。
きっと、たくさんの情報が入り乱れすぎるということなのでしょう。
確かに、色彩情報は写真に負けますが、その特徴を線でピュアに表現する線画は、別な個体との違いを知りたい時にはとても近道です。
沖縄の植物を深く愛し研究してきた人物が、それを、素人のわれわれに丁寧に伝える様に描いてくれているわけですから、とても貴重な文献です。
少しみなさんにも味わっていただきたいので、伊波先生から頂いた貴重な本から2点紹介します。
かなり厚みのある本で、これまで何度も開いていますが、そのたびに、感心してしまいます。合併して今は消えてしまった「石川市」の教育委員会の依頼で作成された本です。
「沖縄にどんぐりはない」と思っている人もたくさんいるのですが、実は沖縄にはどんぐりがたくさんあります。
しかも日本最大のどんぐりは沖縄に生育しています。
以前、研究所でどんぐりを育てる活動を推進していて、伊波先生にもたくさん指導していただきました。
伊波先生が描いた沖縄のどんぐりのスケッチです。
ほぼ実物大でスケッチされています。
葉っぱの特徴、実の形や筋の特徴など、他の個体との違いがはっきりわかると思うのですけど、いかがでしょうか?
ぜひ次回は、いろいろな方達にも参加してもらって、「沖縄の植物の魅力」についてお話しを伺いたいと思っています。
少し仕事が落ち着いたら、また一緒に山に散歩に行けたらと思っています。
たのしい教育を広げる活動は
沖縄の元気な未来をつくります
一緒に元気な沖縄づくりに参加しませんか?
学校にいた頃からやりたかったのだけど結局できなかったものの一つに、
「エノコログサのタネを食べる」
という実験があります。
わたしのところによく出入りしてくれる子ども達と
「あやしい実験隊」をつくって、いろいろとたのしんでいた時に浮かんだメニューの一つでした。
エノコログサは沖縄でもたくさん見つかります。
そして弥生時代は食べていたらしいという話を大学の授業で聞いたことがありました。
記憶が違っていたにしても、米やアワやヒエなどと同じイネ科なので、大変なことになることはないでしょう。
わたしはきっと雑穀米に入れてもおかしくない味だろうと予想しています。
エノコログサ
研究所のスタッフに何気なく話をすると
「それは面白そうだ」
ということになって、私の忙しさが少し遠のいたら実験してみようという話がすすんでいます。
たのしい教育Cafeの12月スペシャルの時にやってみるのもいいかもしれません。
それにしてもエノコログサのタネを集めるのが大変そうです。
アワ(粟)やヒエ(稗)などはタネが集めやすいのですけどね。
アワ(粟)
ヒエ(稗)
きっと粟や稗も、お米と同じように原始の頃から品種改良を重ねてきた結果、今のようになっているのだと思います。
それに比べてエノコログサは、あまりにも不味かったか、あるいは品種改良になじまなかったのどちらかなのかもしれません。
そう予想して調べてみてびっくりしました。
エノコログサを品種改良してつくられたのが「アワ(粟)」だったのです。
⇨ https://ja.wikipedia.org/wiki 下記
古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスが語った
「予想しなければ,予想外のものは見出せないだろう。
それはそのままでは捉え難く,見出し難いものなのだから」
まさに、その通りです。
さて、知っている人も多いと思いますが、エノコログサは別名「猫じゃらし」といいます。
おもしろいことに、学名そのものは「犬コロ」がなまって「エノコロ」になったということです。つまり「犬コロ草」なのです。
尻尾が似ていますからね。
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エノコログサ(狗尾草、学名:Setaria viridis[1])は、イネ科エノコログサ属の植物で、1年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。
夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。ネコジャラシ(猫じゃらし)の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。穀物のアワ(粟)の原種とされ、交雑もよくおこる[2]。
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実験の日がたのしみです。
たのしい教育は生き方そのものです
沖縄の教育、沖縄の学力に全力投球
「たのしい教育研究所」です