ミツバチの羽は小さすぎると思いませんか? ②

 クローバーの花の開きに見とれていて気づかなかったのですけど、ミツハチが一生懸命花に頭を寄せていました。

 ミツバチを見ていて気になっていることがあります。

 体に対して羽がとても小さいと思いませんか?

 一年くらい前にこのサイトにも書いたのですけど、何度見ても、この小さな羽で自在に飛び回るというのがとても不思議です⇨ https://tanokyo.com/archives/31268

 羽は小さくても蚊の様に体が細いならいざ知らず、結構ぼっちゃりしている。

 さてみなさん、ハチが飛んでいるときってどれくらいの速さで羽ばたいているのだと思いますか?
 一秒で何回羽ばたいているのか、予想してみてください。

 ちなみにカラスは一秒に3~4回、モンシロチョウが10回くらいだといわれています。

 ハチは一秒に〔  〕回くらい
 ア.10
 イ.40~50
 ウ.100~120
 エ.その他〔    〕

 どうしてそう思いましたか?

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

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 昆虫の飛翔には羽ばたきの回数だけでなくけいじょうや動きなど複雑に関わっていることがわかっています。この研究はとても面白いので高校生以上で興味がある方は読んでみませんか⇨https://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=21-2-t05.pdf&dir=90

 さて上で挙げた研究の様にしっかりしたデータを探りたかったのですけど、なかなか見つかりません、正確なのかどうかやや心配なのですけど、マルハナバチなどの羽ばたき数など、別な研究結果とあまり差異がないので、大丈夫でしょう。この一覧をみてください。

羽ばたき数(毎秒)
トキ
1~2
ペリカン
1.3
コンドル
2
コウノトリ
2
アオサギ
2.7
コブハクチョウ
2.7
ノスリ
3
ウミネコ
3
セグロカモメ
3
カササギ
3
シチメンチョウ
3
ハクチョウ
3.5
ハイイロガン
3.8
カラス
3~4
キョクアジサシ
4.1
ハヤブサ
4.3
ハシボソガラス
5
ガン
5
マガモ
5
フクロウ
5
ホシムクドリ
5.1
アビ
5.5
シギ
5.5
ハト
3~8
クロウタドリ
5.6
ミヤコドリ
5.7
モリバト
5.8
オオバン
5.8
ヒドリガモ
6.5
ニシツノメドリ
6.7
アマツバメ
6.8
ケワタガモ
7
ツバメ
7
ウトウ
8
カワラバト
8
ハマシギ
8.1
キジ
9
ズアオアトリ
9.8
ウタツグミ
10.1
ウミガラス類
11
ムクドリ
11
マヒワ
11.2
ヨーロッパアマツバメ
12
スズメ目
12~16
ホシムクドリ
12~16
イエスズメ
13
ツグミ
14
スズメ
15
ハチドリ(大型)
ハチドリ(小型)
22
~79
昆虫
カイコガ
8
モンシロチョウ
10
バッタ
20
カマキリ
25
ゴキブリ
30
カワゲラ
33
セミ
35
カブトムシ
40
ギンヤンマ
40
マルハナバチ
150
ミツバチ
200
イエバエ
200
大きい蚊(10mg)
260
520
アカイエカ
600
ブヨ
1,000
ヌカカ(昆虫で最多)
1,046
哺乳類
キクガシラコウモリ
15
~20
羽ばたきの周波数が大きいものほど翼幅は小さい
http://akaitori.tobiiro.jp/simpleVC_20101030161209.html
 
 あの小さな羽を一秒に200回羽ばたかせて、ミツバチは飛んでいるのです。
 ミツバチよりさらに速いスピードで羽ばたいている昆虫は数種しかいません。
 ますますミツバチが愛らしく思えてきました。

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季節がうつろう感動を感じる〈イッペー〉の輝き

 地球が太陽を周回し、北半球と南半球が太陽面に向ける角度が変わってしくことによって冬、春、夏、秋と〈季節〉がかわっていきます。

 まだ寒いけれど、植物たちは太陽から届く光の波長を感じて春の彩りをみせています。

 これはたの研第一研究所近くに咲くイッペーです。

 通り会の方達が大切に育ててくれて、この季節にキレイな彩りをみせてくれます。
 私が立っている坂道から下側に向けた彩りと

上側に向けた彩りです。

 これから地球の北半球、日本側と太陽面の角度がますます高くなり、夏に向かいます。

 セミたちの勢いのある懐かしい鳴き声、きらめくエメラルド・グリーンの水面、強い光で輝く夕日・夕焼け空、がたのしみです。

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たのしい教育と読書/驚異的な小説〈三体〉:中国の現代文化おそるべし

 私が〈活字中毒〉で、小説類から評論、古典、歴史書などジャンルも国も限定せず、本に浸っていた頃、それぞれが読んでいた本作品について情報交換していたAさんという人物がいます。
 私がブログに書いた書評にAさんが目に留めてくれたことで始まったやり取りで、地理的にかなり離れていたので直接顔を合わせて語らう事はありませんでした。
 なぜかお互い仕事の話はしなかったのですけど、Aさんはおそらくバリバリ働くビジネスマンだったと思います。旅行が趣味らしく、たまにその様子を送ってくれることがあって、Aさんの顔は知っているのですけど、それ以上にAさんの人生観や人間観など、普通の友人以上に深い部分を知ることができました。本を読んで語らうというのは、そういうことだと思います。
 そのAさんに、たの研を初める頃こういう便りを送りました。いくつか記憶に残っているキーワードを紡ぐと、おおよそこういう話を書いたと思います。
 Aさんへ
 私はそろそろ〈決まり〉〈べき論〉にしばられた公務員の暮らしを卒業してフリーになろうと考えています。今までは娯楽でどんどん本を読んで、Aさんともたくさん語り合ってきたのですけど、起業するわけですからそういう時間がなくなります。
 かつての日本では、本を読む様な奴は怠け者で、やることをやらない腑抜けの様にいわれたり、戦争が始まる頃は危険視されたり、学校で先生のいうことだけを聞いていればよくて、娯楽の様に本を読むものは不良だといわれたりetc.
それでも本の魅力にとりつかれた人たちは、それらを全て受け入れる度量もまた手にしたと思います。私たちの頃は、不思議なことに「読め読め」と言われる様になったのですけど、それはお節介なことで、形・かっこうを整えたら本の魅力がわかるかというと、それは文字通り格好付けで、長続きするものではないでしょう。
 Aさんや私は幸いそういう格好付けで終わらず、かつて〈不良だ〉と言われた頃の先人たちと同じ位置に立てているのではないでしょうか。
  さて、起業に伴って、これからしばらく読書に熱中することを離れます。
 それでも間違いなく、またいつか戻ってきます。
 その時にまた語りあえると嬉しいです。

 去年久しぶりに届いたAさんの便りには、中国の小説家が書いた「三体」についてつづられていました。

 年が明けて最近、三体(三部作)の一作目を読みました。

 また〈不良〉に戻って浸ってしまいました。

 愕然とするレベルのSFです、中国文化おそるべし。

 メルマガの「映画の章プラス」に久々に小説を紹介しようと思います。

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たのしいアウトドア〔殺虫剤を使わないで蚊を追い払〕

 新しい合格SVなどを含めて、たの研の大切な話し合いがあって、感染症対策も兼ねて近くの公園に移動しました。なんとびっくり、こんな寒い日にも蚊がいるんですよ。植物がいっぱいだから蚊も生きていけるのでしょうね。それにしても不思議です、家の中からは12月前あたりからすでに消えてい流のですけど、こういう公園には生存しています。家の中よりずっと寒いのにね。

 虫除けなど持っていないので、どうしようかと思ったのですけど、外用のケースにはコンロと鍋があります。

 いい方法があるんですよ。

 ヨモギを茶碗一盛りほど入れてグツグツ湯がく。ヨモギの香りがあたりに立ち込めて蚊はいなくなります。
 これはその時の様子です。

 

 これは鍋の中でグツグツにえたぎっているヨモギです、暖も取れて両得でした。

 本当かなぁ?

 という人がいたらぜひ試してみてくださいね。

 痒い思いをすることなく話し合いがしっかり進み、楽しいミーティングの時間になりました。
 また忙しくなりそうです。

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