雨の後の生き物たちはいきいきしているんだよ

 二週間くらいヤドカリを観察していました。

 無人島の海辺何度かでキャンプしたとき、ヤドカリたちのたくましさを何度も目にしました。
 雑食で力も強く元気な生き物です。

 今朝、雨があがったので、海辺に返しにいきました。

 さっそく砂浜へおりようと・・・

よっこらしょ

 乗り越えて

 砂浜をしっかりした足取りで歩いていきました。

 元気で過ごしてください。

 浜辺の近くには〈アメリカハマグルマ」たちがとても元気に咲いていました。

 もちろんカタツムリたちも元気です。

 ソテツシジミというチョウもミツを美味しそうに吸っていました。

 ひらひらとイシガケチョウが近くに飛んできてとまりました。
 ハネが少しかけていますけど、元気に飛んでいました。
 こんなに近くで写真を写したのははじめてのことです。

 みなさんも、雨上がり、こうえんなどを散歩してみませんか。
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RIDEの歴史に圧倒される by ミムラ

 たのしい教育研究所(RIDE)の今日この頃は、たくさんの書類作成の真っ只中。スタッフみんなかなりの忙しさです。
 いっきゅう先生はウェルカム担当のア~ルと一緒に夜中までという日が続いているとのこと。

 今日、いっきゅう先生がまとめた資料の一枚を見てびっくりしました。たのしい教育研究所(RIDE)の活動がとりあげられた新聞記事のいくつかを並べたらこうなったということです。

 これまでの活動を全部まとめることはできないので、そのわずかな部分になるのですけど、そのわずかな新聞記事だけで「こんなにたくさんの活動をしてきたんだ」と感心してしまいました。

 一枚一枚はこのサイトにも出ているので、見ているのですけど、こうやって重ねてみると、その反響が大きいことに驚きます。

 この記事は設立する年の最初の頃の記事だということです。
 さっきの画像には載せられなかったとのこと。


 具志川ビーチで早朝から、たくさんの子どもやおじいちゃんおばあちゃんもわいわい集まって日食の観察をしている様子です。
手作りメガネをつくり、みんなそれぞれで眺めていますね。

 「いいなあーーーー、たのしそう!!!」

 たのしい教育研究所のいっきゅう先生の名前が出て来ますけど、これを企画したのはいっきゅう先生ではなくA先生だということです。
 A先生はその後も、学校でどんどんたのしい活動を実施し、それが評価されて、勤めている市そして文科省からも大きな賞を受賞しています、さすがです!
 たのしい活動をする人は輝いていくのですね。
 もちろん、たのしい教育研究所には欠かせない実践家の一人です。

 日々忙しく過ぎていく中で、こうやって以前の活動を振り返ってみることも、とてもたのしい時間です。

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カマキリの嬉しいはなし

 梅雨の晴れ間、RIDEのメンバー四人で虫探しウォーキングに行きました。

 公園には子どもから大人までたくさんの人がいたのですけど、虫取り網、虫かごを持っているのは私たちだけです。

 向こうからすると不思議な光景なのかもしれません、でも私たちからすると「何でこんなたのしいことしないんだろうなぁ~」と逆に不思議に思えるんですよ。

 恥ずかしくないかって?

 全く恥ずかしくないんです、嘘だと思ったら、ためしにやってみてください。

カマキリと遭遇
 15分くらい歩いている時、カマキリに出会いました。
 捕まえてみると〈お腹〉が大きなカマキリでした。

 

 大抵は観察して、夕方には自然にもどすのですけど、気づいたら深夜になっていたので明日、戻そうと思っていたら・・・
 翌朝Aさんが「いっきゅー先生~」と騒いでいます。

 

 行ってみると、卵を産んで、お腹が小さくなっているではありませんか、すばらしい。
※カマキリの卵と呼んでいるものは、たくさんの卵を泡で包んで固めてあるもので正しくは〈卵鞘〉と呼ばれています。でもこういう言葉はのちのち学びたい人が学べばよくて「一個に見えているけどいっぱいの卵が中にはいっているんだって」くらいでよいと思います。卵が孵化した状態を見る感動の方がずっと大事です

 卵はイノシシのウリ坊にそっくりな形をしていました。

〈縁起〉が良いとか悪いというのはスピリチャル的なものとして使われることが多い言葉ですけど「本質的には、その人やその集団が結びつけるイメージのことである」という話は私が以前から話していて、私も原子論的な意味が伝える場ではそういう表現をすることがあります。
 この産卵は〈研究所で学んで合格していく人たちの笑顔〉と重なったり〈研究所の活動がたくさん芽吹く様子〉と重なったりして、まさに縁起よく嬉しいことでした。

赤ちゃんカマキリ
 このまま育てていけば何百匹の赤ちゃんがこの卵から誕生してくれます。
「何事も自然のままにしておくのが良い」と思う人もいるかもしれません、でも鳥たちが卵を食べることもあります、予想外の大きな台風でダメになることもあります。
 育ててあげることは悪いことばかりではありません。
 何百匹もの新しい命を大切に育てて、自然の中に返してあげようと思います。

問 題
 ここで問題。
 産みつけられた卵はいつ孵化(卵からかえること)するでしょう?
 ア.1~2ヶ月
 イ.3~4ヶ月
 ウ.翌年
 エ.その他
 どうしてそう思いましたか?

 お話 昆虫の卵はいつ孵化するか?
 理科では「昆虫は寒くなる前に卵を産んで、翌年暖かくなったころ、その卵がかえる」と教えます、成虫は越冬できずに死んでしまうのです。
 ですから、教科書的な答えは「ウ.翌年」です。

 ところが私は以前から「あたたかい沖縄では、その年に孵化するものもあるだろう」と予想していて、いつか調べたいと思ってきました。
 手にする本などでは教科書と同じことしか書かれていなので、これからRIDEで予想・実験したいと思います。みなさんも予想を立てていてくださいね、一緒にたのしみましょう!

お母さんカマキリを自然に戻す
 卵を産んでくれた日は大雨でした、でも少しの晴れ間をみつけて、捕まえた公園に戻しに行きました。
 木の枝に近づけるとスッと飛び移っていきました、元気です。
 こちらが勝手に感じていることですけど、まるで「赤ちゃん達よろしくね」といっているかの様な表情を見せて、そのあと力強く木の上に進んでいきました。

 レイチェル・カーソンが語ってくれた様に、自然の中に行くと「ワンダー(驚き/ドキドキ・わくわく)がいっぱい」です!

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たのしい教育は〈反抗する子ども〉の味方でもあります、もちろん先生たちの味方でもあります

 久しぶりに〈たのしい教育メールマガジン〉の記事の中から紹介しましょう。
 最新の号の表紙はこれです。

 この中から〈たのしい教育の発想法〉の一部を紹介しましょう。
 1998年1月30日に京都で開かれた、東海近畿科学教育協議会「認識論研究会(板倉講演会)」のナイター で板倉聖宣が語った言葉です。
 ※板倉聖宣:仮説実験授業を生み出した教育者

誰か
子どもが反抗するのは、学校だけが原因とはいえませんよね。

板倉
 学校だけじゃないよね、親の責任もあるかもしれない、政府の責任かもしれない。
 でも学校も原因ですよ。
 他の原因はともかく、教育者は自分の責任を感じて行動するのが大事じゃないか。
 教育内容について「そんなこと教えて何になる」とかいう議論があるけれど、それより先に「その教育内容でたとえば理科が好きになったのか」と問いたい。
「教育の充実」とかいって時間数を増やすという動きがあるけれど、増やすなら好きにならければだめですよ。
 増やして、もっと嫌いにしてどうするの。
 好きになったら増やすんです。

いっきゅう
 いかがでしょうか、耳に痛い内容でしたか?
 納得いかないという様なことがあったかもしれません。
 特に敵を作る必要はないと思います。ただ、もしも自分が子どもの時、学校でつまらない授業、わかろうと思ってもうまく理解できない様な授業を受け続けていたとしたら、そういってくれる大人が、たのしくわかる教材を一生懸命作ってくれていることに、喜んだと思うのですけど、どうでしょう。
 私は先生がいうことにすぐに同調する優等生より「意味がわからない」と感じている子ども達の強い味方でありたいと思っています。
 そして「もっと子どもたちが喜んでくれる授業をしたいんだ」という先生たちの味方でありたいと思っています。

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