たのしい読書案内「科学絵本 茶わんの湯」寺田寅彦 窮理社2,200円 学校の図書館に一冊!

 以前たのしい教育メールマガジンのたのしい教育プログラムの章で寺田寅彦の「茶わんの湯」を取り上げました。寺田寅彦は科学者でありながら文学者 夏目漱石の弟子入りをしたというユニークな人物で、とても読み応えある文章を書く人物です。

「茶わんの湯」は小学校理科の「気体」を扱う単元でオススメです。

 最近、図書館にいった時、それが絵本になっているのを知りました、さっそく借りて読んでいます。

 文章に添えられた絵がおもしろさと理解を深くしてくれます。

 あらためて味わってみると、寺田寅彦はきっとファラデーの「ろうそくの科学」を意識したのでしょう。
 お茶好きの日本人にとって、茶碗からたちのぼる湯気はとても身近で、それが科学的な見方考え方を身につけるために画期的な題材だと気づいたのでしょう。

 興味のあるみなさんは、ぜひ手にとってみませんか、学校の図書館に、ぜひ入れて欲しい一冊です。

 

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ゴルフはとてもたのしい教材になる

 いろいろな先生たちの協力で、たのしい教育の新しい教材が出来上がってきました。

〈たの研式ゴルフ〉です。

 いろいろな写真が送られてきているのですけど、どれもとてもたのしそうです。

 小学校低学年や幼稚園の子ども達も、グループで仲良くたのしんでくれています。

 

ところで、「スポーツ系は今の方式・ルールをそのまま持ってくるより、歴史をたどっていったほうがずっとたのしめる」というのは、私のたのしい教育研究上の発見の一つです。

 ゴルフという遊びは今からどのくらい前に、その起源をたどることができると思いますか、予想してみてくださてい。

 ア.50~100年前

 イ.200~300年前

 ウ.500~1000年前

 エ.その他

どうしてそう思いましたか?

 

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予想してからね

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予想してからね

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予想してからね

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調べてみたら!

今から2100年前のジュリアス・シーザーのローマ帝国時代に「パガニカ(Paganica=パガニア)」という球戯があったことが歴史的に認められています(写真)。

 直径10cm程度の羽毛を詰めた皮の級を打っていたようです。

 穴に入れていた様子は見られないようですけど、シンプルな遊びだからこそ熱中して長年続いてきたのでしょう。

 OBやバンカーありとか、初打はピンを利用したりするとか、今のゴルフのルールではなくシンプルに「打って入れるor当てるだけ」という遊びに、子ども達はとても熱中してくれます。

 

 もちろん大人もたのしめるので、たの研のクリスマスパーティーでは、そのゲームをすることになっています。

 こういうトンネル型のゴールに入れたら一点という遊び方や

なく、置いたコップや牛乳容器に当てて点数をとるというようにたのしんでくれている子どもたちもいます。

 さらにバージョンアップ期間をおいて、春の講座に取り上げる可能性もあります。興味のある方は、今からたのしみにしていてくださいね。

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学力向上もたのしく/語源はたのしく言語の感性を高める

 メールマガジンに〈たのしい教育プログラム〉として書いたものは、いろいろな方が読んで、その中で授業にかけてくれたり、家庭の団らんの時にとりあげたりする方達もいます。

 最近書いた〈語源はたのしい〉は、気軽に使えるので好評です。

〈ひよこ〉はどうして「ひよこ」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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考えてからね

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 調べてみると⇨「ひよひよ」と鳴くから。

 

 〈カラス〉はどうして「カラス」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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⬇︎

考えてからね

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 調べてみると⇨「カーカー鳴くから」と鳴くから。

 

〈ねこ〉はどうして「ねこ」と呼ばれる様になったのでしょう?

 考えてみてください。

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興味のある人は
調べてみよう

 

 

 語源にはたいていいろいろな説がありますから、一つの資料をみて「これが正しい」と考えるのではなく、他にいろいろみておく必要があります。

 まずおすすめは「新明解語源辞典(三省堂)」です。

私は「日本語原稿辞典(ミネルヴァ書房)もよく開いています。

「写真で読み解く 語源大辞典」は、こどもにも読みやすいのでおすすめです。

 語源に関しては三冊くらいは目を通して、「ほぼこういっていいのだろうな」という様なものを、周りの人たちに伝える様にするといいと思います。

 たの研の教材で広く利用されている「国語辞典をたのしもう」という2時間プランがあります、その系列で「語源辞典をたのしもう」を作ろうという構想もあります。たのしい教育は深めれば深めるほどに限りなく広がっています。

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たのしさを支えるものは何か?

 たのしい教育研究所の〈こども未来キャラバン〉はおかげさまで、どんどん参加人数が増えて来ました。

 感染症対策も並行しているので、いくつかの制限を設けつつも、楽しさ度もどんどん高まっています。

 そういうたのしさを支えるものは何か?

 たの研のメンバー全員が教師免許を持つ教育のプロフェッショナルだということでは説明できません。
 教員免許を持っているだけで万全なら、学校現場で起こるいろいろなトラブルなどは激減しているはずです。
 たの研のメンバーは本務の教師経験+たのしい教育の経験者だからです。
 そしてもう一つ・・・

 一回ごとのプログラムごとに何度もアップグレード検討会を実施しているからです。

 これはその様子です。

 

 お互いのこれまでの教師経験とたのしい教育の経験を元に、よりたのしく仲良く安全にたのしめる方法を工夫しあっています。

 そして、その時のスタッフの表情は〈笑顔〉です。

 たのしい教育をこども達に伝えることがたのしくてならないからです。

 ボランティアとして、こども未来キャラバンに関わってくださる方達も増えてきました。活動に興味のある方は、お問い合わせください。

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