楽しい島言葉『〈琉球方言・しまくとぅばの多くは大和ことば由来〉仮説』

《笑顔(ゆい)ま~るプロジェクト@たのラボ》の活動の一つ『楽しい島くとぅばプロジェクト』はおかげさまで、どんどん広がって、先日開催した教育・福祉・保護者関係のワークショップ〈たのしい教育Enjoy-Cafe〉でも、新しいプログラムを楽しむことができました。

「ちむぐくる」「ゆいまーる」「どぅしぐわー」「ちむどんどん」…
 いろいろな〈しまくとぅば・島言葉〉でゲームしています。

《笑顔(ゆい)ま~るプロジェクト@たのラボ》の活動の一つ『楽しい島くとぅばプロジェクト』はおかげさまで、どんどん広がって、先日開催した教育・福祉・保護者関係のワークショップ〈たのしい教育Enjoy-Cafe〉でも、新しいプログラムを楽しむことができました。

 きっと〈しまくとぅば・島言葉〉の楽しさをこうやって、学校や福祉の場で広げてくれることでしょう。

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 琉球ことば、しまくとぅばを初めて聞くと日本語とは違う別な言語だと感じる人もいるかもしれません、でも親しんでいくうちに大和ことばにとても近いものだと感じてくると思います。

 身近な人たちに伝えている私の仮説があります、〈しまくとぅば・島言葉〉を楽しく学べば学ぶほど、その確かさを感じ続けています。

〈琉球方言・しまくとぅばの多くは大和ことば由来〉仮説

です。

 もちろん私独自のものではなく、きっと同じようなことを考えている人たちは多いと思います。

 ただしいくつか目にする「大和ことばルーツではあるが別言語」という見解とは異にします、離れた地の方言であって別言語ではない、という考えです。

 沖縄は海洋国家でしたから、交易する中でいろいろな国の言葉が入ってきています。空手の型には明らかに中国語由来の言葉がいろいろあります、「クーサンクー/公相君」「パッサイ/抜塞」「ナイハンチ/内歩進」etc.

 古い民謡の歌詞に「マタハーリヌ …」という言葉があって、そのマタハリというのはインドネシア語で〈太陽〉を意味するそうです。※ただしそれが偶然一致したのか、外国の言葉を取り入れたのか、私にはわかりません。

 また、そのマタハリが島言葉でしっかりしたステイタスを維持しているわけではありません、おじーおばーがその言葉を使っていたという記憶もありません。

 そういった武芸やその他に残る外来語があるとはいえ、しまくとぅばとして残されているものの多くは大和ことば由来です。

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〈しまくとぅば・島言葉〉として残されているものたちをみると、多くのものが大和言葉に源をたどることができます。

 はじめに掲げた写真にある〈しまくとぅば・島言葉〉を見ましょう。

〈しまくとぅば〉⇨〈大和ことば〉

ちむぐくる ⇨ 肝心

ゆいまーる ⇨ https://tanokyo.com/archives/175666

どぅし ぐわー⇨同士 小(愛称)

国立国語研究所のオンライン版『沖縄語辞典』
小ぐゎー[gʷaː]小さいことを表わし、またその愛称となる
[NINDA](https://ninda.ninjal.ac.jp/s/omolo/item/937409?utm_source=chatgpt.com)
つまり、 どぅし + ぐゎー =友達 + 小(愛称)
という構造です。

この「ぐゎー(愛称)」の由来について考えてみましょう。
「吾妹子(わぎもこ)」「背子(せこ)」「妹子(いもこ)」のように、親愛・指小の接尾辞として使われていた「こ」の変形が「ぐわー」ではないかと予想しています。
 まずKO(子・小/こ)がKWA(子・小/くわぁ)に変わっていった。実際、今でも子どものことを「くわぁ」と発音しています。
 さらに「くわぁ」が「ぐわー」に変形していくことは、そうおかしくないと思うのですけど、どうでしょうか。

楽しい島言葉『〈琉球方言・しまくとぅばの多くは大和言葉由来〉仮説』

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 パッと頭に浮かぶ単語を取り出して、たとえば「ふぃぬかん」という、大和言葉のどこにも重ならないような〈しまくとぅば・島言葉〉が浮かんだとします。

パッと頭に浮かぶ単語を取り出して、たとえば「ふぃぬかん」という、大和言葉のどこにも重ならないような〈しまくとぅば・島言葉〉が浮かんだとします。
 古くからの沖縄の台所には、こういう小さな祀りの場があります、これが「ふぃぬかん」です。

 これは 火の神(フィ ヌ カン)であることがわかります。実際に火を使うところに祀ってあります。

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沖縄最古の書籍『おもろそうし』には大和ことば由来のものがたくさんみつかります。

『〈琉球方言・しまくとぅばの多くは大和ことば由来〉仮説』おもろそうし

一 きこゑ大きみぎや
  おれて あすひよわれは
  てにがした
  たいらけて ちよわれ
又 とよむせだかこが

漢字を当てると、

一 聞得大君ぎや
  降れて 遊びよわれば
  天が下
  平らげて ちよわれ
又 鳴響む精高子が

となります。ウィキソース

訳は

聞得大君が神として降りてきて、神遊びをなさるなら、
天下を平らかに治めてください。

名高く霊力の高い精高子が…

という内容です。研究資料でも、ほぼこのように展開して読むことが示されています。

参照⇨https://www.scribd.com/document/828600426/%E3%81%8A%E3%82%82%E3%82%8D%E3%81%95%E3%81%86%E3%81%97?utm_source=chatgpt.com

 しかも文法も同じだということがわかると思います。

 主語、述語の語順、疑問形の作り方、命令形にする時ほか、全く一致します。

 〈琉球方言・しまくとぅばの多くは大和ことば由来〉というのはあくまで仮説です、頑なに「これが正しいに決まっている」と考えているわけではありません。
「いやいや、独自の言葉や文法が発達しているのが〈しまくとぅば・島言葉〉だ、大和ことばとは違うルーツだ」という具体例、データがあれば、ぜひ教えてください。
 上質な推理小説を読み解くようで、とてもワクワクします。

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先生たちの楽しむ心・子ども心・無邪気さに明るい未来を感じる日々:笑顔(ゆい)ま~る プロジェクト@たのラボ

 これは10月の〈たのしい教育Enjoy-Cafe〉の様子です。たのしい教育Enjoy-Cafeは、教育・福祉関係の人たち、保護者のみなさん向けの月一回のワークショップです。 ※A.I.に表情のままイラストしてもらっているので、とても楽しんでいる様子が伝わると思います

これは10月の〈たのしい教育Enjoy-Cafe〉の様子です。《たのラボ個人情報保護規定》で基本的に本人が特定できるものは公開できません、とはいえA.I.に表情のままイラストさせているので、とても楽しんでいる様子が伝わると思います。

 グリコのロゴかと思うほど両腕を高くかかげて、とても喜んでいます。
 周りの人たちも満面の笑顔です。

 ところで、〈たのラボ〉で普通に目にする参加者のたくさんの笑顔を見ていたら、きっと「大人でもこんなに笑顔になるんだなぁ」と感じる人たちもいるのだろうと気づきました。

 子どもたちは特にそう感じるかもしれません。

  笑いというと、テレビの人気バラエティ番組のことが頭に浮かびます。ランキングをみると「イッテQ!」「オモウマい店」「THE突破ファイル」がベスト3でした。

「THE突破ファイル」はみたことがあるけど、一流のお笑い芸人たちが繰り広げる番組より、〈たのラボ〉のワークショップの方が〈笑顔〉と〈前のめり度〉が上じゃないかなぁ。

 少なく見積もってもバラエティ番組に匹敵するほど笑顔を生んでいるのが〈たのラボ〉の講座・ワークショップだと思います。

それにしても参加者の人たちの笑顔を見ていると

遊び心、好奇心、無垢、わくわく感、笑い、たのしむ力、少年少女の心、天真爛漫さ、童心、飾らない気持ち、ゆとり、まっすぐさ、夢中になることができる力、子ども心、おさな心、あどけなさ、茶目っ気、のびやかさ、柔軟さ、本気、ときめき、素直…

 いろいろな言葉が浮かんできます。 社会からの要請や文科省からの要求など、学校の先生たちは、毎日がとても忙しい日々です、福祉の場で活動する人たちも同じでしょう。

 授業、事務、保護者対応、行事etc. 気づけば笑顔から遠ざかっていきます。
 たのしい教育は循環するシステムです、子どもたちだけでなく教師も笑顔になる、それがたのしい教育です。

 もしかすると「ワークショップでゲームばかりやっているから楽しいんだろう」と感じる人もいるかもしれません、違います。

 そもそも多くの先生たちは学校帰りに集まってゲームでたのしむゆとりがありません、それはさておき。

 学校でしっかり仕事をこなしてあと、毎月集まってきて、こうやって教育プログラムを楽しんでいる。

 加えて〈たのしい教育Enjoy-Cafe〉の中では先月、板倉聖宣著『じゃがいもの花と実』の授業化プログラム実験版の前半をたのしんでいます。来月はその後半を予定していて、知的好奇心を高めるプログラムもしっかり準備されています。

 これは今月、〈しまくとぅばプログラム〉も楽しく学んでいる様子です。

 ここで見ていただいた写真のように、そういう先生たちがゆっくり増えてきています、とても嬉しいことです。

〈たのラボ〉のプログラムは循環型です、その先生たちがそれぞれの学校で、子どもたちに笑顔を増やしてくれる。

そして楽しんだ子どもたちが家族を笑顔にする…

もしかしたらきょうだいが担任の先生に伝えて、それが広がるかもしれません。おじいちゃんやおばあちゃんが地域で、お母さんお父さんが職場で広げてくれるかもしれません。
そうやって賢い笑顔が広がっていく、明るい未来を感じています。

⭐️

 たのしい教育Enjoy-Cafeは次回 11/5(木)開催予定です。

 もちろん教師だけでなく、居場所など福祉に取り組む方達、また楽しい教育に興味のある方なら参加可能です。

 興味のある方はお問い合わせください、子どもと一緒の参加も可能です。

 1日一万PV(ページビュー:閲覧)を目指して綴るこのサイトの人気は着実に高まって、これは〈昼頃の数値〉です。

 そうやって賢い笑顔が広がっていく、明るい未来を感じます。   1日一万PV(ページビュー:閲覧)を目指して綴るこのサイトの人気は着実に高まって、これは昼頃の数値です。面白い自由研究,楽しい自由研究,楽しい環境教育,楽しい学力,楽しい教材,楽しい福祉,こども食堂,楽しい学力向上,沖縄の学力,沖縄 学力,楽しい福祉&教育,楽しい教材,楽しい学習,楽しい食育育,楽しい授業,たのしい授業,楽しい学力,,楽しいAI教育,楽しい特別支援教育,アドラー心理学,PEALカウンセリング,板倉聖宣,仮説実験授業,こどもの居場所

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読者を伸ばすには@楽しい社会づくり

 この サイトの読者の中には《たのラボ》への取材で知り合った記者さんたちもいて、以前いくつか、教育系の問題について意見を尋ねられたことがありました。そのほとんどについては「《たのしい教育ラボ/たのラボ》は批判ではなく〈提案〉をする組織」だという基本前提をお伝えしてお断りさせていただきました、申し訳なく思っています。とはいえ、このスタンスは長い目で見て〈たのラボ〉への信頼度を高めたと思っています。

この サイトの読者の中には《たのラボ》への取材で知り合った記者さんたちもいて、以前いくつか、教育系の問題について意見を尋ねられたことがありました。そのほとんどについては「《たのしい教育ラボ/たのラボ》は批判ではなく〈提案〉をする組織」だという基本前提をお伝えしてお断りさせていただきました。このスタンスは長い目で見て〈たのラボ〉への信頼度を高めたと思っています。
 その後、丁寧に「新聞社を離れました」という連絡をくださった記者さんもいて、そのうち、新聞自体がどんどん読者を減らしている状況が広がってきました。今では「一つの時代が終わりそうだ」という話もあります。

 世界で新聞社が果たしてきた役割はとても大きなものがあります。映画好きの私には名作『大統領の陰謀』や『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が真っ先に浮かびます。

《たのラボ》の活動に集中する中、読書時間を減らし、新聞を取っていても読むことはほぼなくなってきた私も、高校の頃は地元新聞だけでなく朝日・読売も購読していました。大学の頃から英語の勉強のこともあってニューヨークタイムズも取っていましたから、新聞の価値は十分感じています。

 「がんばって持ち直してほしい」という気持ちで新聞へのエールとして書きたいと思います。

 何にしろ「読者を維持する、獲得する」というのは大変なことです。
 幸いこのサイトは読者数を伸ばしているとはいえ、気づいたら魅力のないサイトになってしまっている、ということになる可能性もありますから、このサイトにとっても他人事ではありません。

 読んでいただければわかると思います、決して上から目線ではありません。また《たのラボ》は政治的な活動には一切かかわらないので、どの政治家がどうだこうだという話でもありません。

⭐️

 2年ほど前だったでしょうか、出張の合間に立ち寄った温泉で偶然〈鮫島タイムズ〉の鮫島浩さんと出逢い、湯気ゆらめく中でお話をさせていただいたことがありました。 
 語らう中で〈沖縄で教育と福祉に真剣に取り組んでいる〉ということを感じてくれたのでしょう、お互いの湯あたりを気にするほどけっこう長くお話しすることができました。

 ちょうどトランプ政権第二期誕生前の選挙の頃だったので、結果の予想を同じくしていた鮫島さんは「その時のアメリカ国民の〈ものの見方・考え方〉」などいろいろなことを語ってくれました。
 記者だったわけですから筆が立つことはわかるとはいえ、語りも魅力的な方でした。

 wikipediaに感謝して引用します。

さめじま ひろし
鮫島 浩

生誕

1971年9月23日(55歳)兵庫県神戸市

国籍

日本の旗 日本

出身校

京都大学法学部

職業

元朝日新聞社新聞記者ジャーナリスト

活期間

1994年 –

受賞

日本新聞協会賞(2013年度)

公式サイト

SAMEJIMA TIMES

 

鮫島 浩(さめじま ひろし、1971年9月23日 – )は、日本のジャーナリスト。元朝日新聞社の新聞記者。同社の特別報道部デスクとして、2013年度の日本新聞協会賞を受賞。2021年に退社し、ウェブメディア「SAMEJIMA TIMES」を立ち上げた[1]。

 鮫島さんが新聞やテレビなどの巨大メディアについて強く語っているひとつが

🟢 たとえばどこかの政党、政治家が語っていることをそのまま伝えるだれのメディアになってしまっている、そんなことではいけない。

ということです。

 私が常々語ってきた
「〈予想を立てて確かめる〉という流れがなくては、真実を見つけることはできない」
ということと同じだと思います。

🟢何人もの記者がいるのだから、その政治家の語ったことが真実なのか調査して報道するようにしなくてはいけない

というのも鮫島さんの言葉です。

以前『噂の真相』という、政治を含むいろいろな話の真相を追う雑誌があって人気を博していたそうです。

新聞にそういう記事が4-5本入っていたら、ミステリー小説を読むかのように没頭することができるので面白いでしょう。

SNSの危険性は裁判にもなっているほどです。新聞がSNSなどに負けない信頼度高いメディアとして新聞が復活してくれることを心から期待しています。

 そういう新聞が出てきたら、読む時間は取れないとはいえ、応援として購読費を支払う気持ち満々です。

 私だけでなく、きっと読者が増えていくでしょう。

 ドキドキしながら、ワクワクしながら読むことのできる新聞が生まれていくることを期待しています。

 このサイトの読者のみなさんからのお便りによると、教育・福祉をテーマに独自の視点で書いている内容に興味を感じてくださっていることがわかります。書いている私いっきゅうにとって独自な視点だという気持ちはないのですけど、自分自身が心動かされているものごとを起点にしてまとてめいることは間違いありません。
 これからも今の視点を大切に書いていきたいと思います。

P.S.
鮫島さんは毎日動画を配信しています。
興味のある方はどうぞ⬇︎

https://www.youtube.com/channel/UC35BdvE8Q4G5nLo0X1nBW5w

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楽しい野山さんぽ@みなさんも涼風を探して歩いてみませんか

二十四節気では「寒露(かんろ)」の頃です、しっかり夜が長くなってきました。昼間を避ければ、沖縄でも涼しい風を感じはじめる頃になりました。読者の皆さんからとどく「野山さんぽが読みたいです」という声に、今回はお答えしたいと思います。

二十四節気では「寒露かんろ」の頃です、しっかり夜が長くなってきました。昼間を避ければ、沖縄でも涼しい風を感じはじめる頃になりました。読者の皆さんからとどく「野山さんぽが読みたいです」という要望に答えたいと思います。

秋が近づいて、夏のまばゆい光はやわらぎ、木々の緑も少しずつ深い色に変わってきました。

足もとの影もやさしく長くのびています。

朝いちばん、沖縄でもひんやりとした風を感じます。

深呼吸をすると胸の奥まですっと澄んでいくようです。

夕方になれば、西の空がほんのり色づいて、一日の終わりをそっと知らせてくれます。

みなさんも涼風(すずかぜ)を探して、朝夕に歩いてみませんか。

昼の時間なら水辺近くがおすすめです。

さらさらと水の流れる音を聞きながら歩いていると、不思議と暑さも和らぎます。

木陰に入れば、すっと涼風が頬をなでていきます。

川面をわたってくる風は、街なかの風とはどこか違って、水と草のにおいを運んできてくれます。

水辺は生き物たちのにぎわう場所でもあります、蝶やトンボ、バッタ、カエルに出会えるかもしれません。ひらひらと舞う蝶を目で追いかけたり、草の先にとまるトンボとにらめっこしたり、足もとをぴょんと跳ねたバッタに「おっ」と声が出たり、歩くたびに小さな出会いが待っています。

そっと水の中をのぞいてみると、小さな魚たちが光を受けてきらりと泳いでいます。流れにさからってじっとしている魚、石かげにすっと隠れる魚、水面にゆれる木もれ日と遊んでいるような魚たち、しばらく眺めていると、時間がゆっくり流れていくのを感じます。

足を止めて目をとじれば、鳥の声や虫の音、葉のそよぐ音が聞こえてきます。

ふだん聞きのがしている音が、ひとつ、またひとつと、重なって耳にとどきます。「あの声はどんな鳥だろう」と想像するだけでも、散歩はぐっとたのしくなります。

歩く時間は、ほんの三十分でも十分です。急がず、競わず、立ち止まりたくなったところで立ち止まる、それが野山さんぽのいちばんのおすすめです。

いつもの道も、ゆっくり歩くだけで「こんな世界があったんだ」と気づかせてくれます。

 忙(せわ)しい時、落ち着かない時はたのしめそうもない、そう思うかもしれません。
 いえいえそんな時にもおすすめですよ、不思議ですけど本当です。

 頭の中がいっぱいでも、かまいません。

 歩きはじめて十分もすると、足の運びと呼吸がだんだんそろってきます。

 水の音を聞き、風に頬をなでられているうちに、なんとなく気分がよくなってくると思います。

 これはこれは忙しい日々の夕方、野山さんぽの続きで、次の企画・構想を練っていて、ついつい時間が長くなっていた時のこと…

 道に何やら黒っぽいものが見えました。

 カメは詳しくないのですけど、ミナミイシガメでしょう。


 構想していた内容は忘れて、カメさんと戯れてしまいました。

 野山さんぽ、海辺さんぽで心動かされにないまま終わることは皆無です。

 帰り道には、行きとは違う空気をまとっている自分に気づくはずです。

 さんぽの時、みなさんが心動かされた写真をぜひ送ってくれると嬉しいです。

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