「私たちの背中をみて子ども達は何を学ぶか」をテーマに最新メルマガの〈授業の章〉を綴りました、今回はその部分から少し取り出して紹介しましょう。
親や先生のいう通りそのまま従う子ども達を育てること、作家城山三郎が問いかけた著書のタイトルを借りれば〈素直な戦士たち〉を育てるのではなく、チャレンジングな子ども達が育っていくことが必要だという話。そして子ども達が何か新しいことに挑戦しようとした時、親は教師はどういう様に接していったらよいのか、それが前回のテーマでした。
今回は、子ども達の眼に映る私たちの後ろ姿について考えてみたいと思います。
大人たちの挑戦
今の社会を実質的に動かしているのは子ども達ではありません、私たち大人です。私たちのが会社や学校で組織の一員として働き、政治家を選び、ほとんどの税金を出してこの社会を支えているのです。
その私たち大人が〈昨日と同じ今日〉〈去年までと同じ今年〉〈数年前・数十年前と同じこれから〉を生きていくとしたら、日本のこの停滞はそのまま続くことでしょう。
そういう私たちの後ろ姿を見ていくこどもたちはどういうことを学んでいくでしょう。引用は以上
※城山三郎の「素直な戦士たち」は名作です、本の表紙は初めの頃とかなり違ってしまい、大気な違和感を感じます。購入したら表紙は裏返してから読むとよいと思います
大人はいろいろなものごとに縛られていますから、自由気ままにチャレンジとはいきません。けれどそういう中でも自分のオリジナリティーを発揮して、子どもたちの笑顔と元気の向きに、これまでと違う挑戦をしてみる、そういうチャレンジ精神は残しておきたいと思う今日この頃です。
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