• [一般の方向け] 12.29(日)たのしい授業力実践講座/教員採用一次試験合格スーパーバイズ/11.16~20出前児童館(無料)大人のみボランティア参加可能/「たのしい教育メールマガジン(有料)」:好評時受付中/2020年1月12日(日)科学読み物講座&おきなわ石さんぽ/教育カウンセリング・論文ドクター 随時受付
  • 国語ぎらい

     小学校の頃からの感覚なのですけど、かなりたくさんの文章を書いている今でも国語の表記にはなじめないところがあります。
     〈中〉という漢字は〈ちゅう〉と読みます。〈中学校〉は〈ちゅう学校〉、〈勉強中〉は〈勉強ちゅう〉という様に〈ち〉と表記します。
     しかし「世界中」というときには〈世界じゅう〉と表記しなくてはいけないのだと教えられた時のやりきれない様な気持ちは忘れられません。

     同じ「地」という漢字を使っていても
     大地は〈大ち〉
     地震は〈じ震〉

     まだまだあります。

     もちろん〈理屈〉がくっついているのはわかります。しかし、それで ✕ をつけられる子ども達のことを思うと心が痛くなります。

     〈右〉と〈左〉の漢字をノートに書いた時、どうみても右と左にしか見えないのに、「これは間違いです」と言われたことがありました。
     右という字はヨコ線をはじめに書くから、ヨコ線が長くなって、左という字は斜め線が先だから、ヨコ線は短い。わたしの書く右と左は同じ長さだから違うというのです、というのです。まいりました。

     以前〈書き順〉というのは絶対ではない、という記事を書いた時に、いろいろな方たちからメールをいただきましたが、書き順にかぎらず、そうやって〈腑に落ちない気持ち〉や〈いやな感じ〉を抱いて、国語を嫌いになっていく子ども達は何人もいると思います。

     とてももったいないことです。

     わたしは小説もエッセイも好きです。
     古典も嫌いではありません。徒然草や枕草子は今でも書棚に置いています。

     国語を通して、いろいろな世界が広がります。
     感動の多くも言葉を通して伝わってきます(全てではありません)。
     理解のカギであったり、深めるための必需であったりe.t.c.
     国語は、とても大切な文化です。
     ということは、国語には〈たのしさ〉があふれているはずです。

     子ども達に国語嫌いにするのではなく、国語に親しんで、好きにさせて欲しい、そう思います。

     子どもたちとたのしんだ国語の授業を思い出して、たのしい教育Cafeで授業したことがありました。
     先生たちも大盛り上がりでした。

     「ん回し」といって、こうやって「ん」がつく言葉を探すのです。

     みなさん何か上に当てはまる言葉を思いつきますか?
     ◯にはひらがなやカタカナ、のばすことばなどが入ります。

     たとえば上の◯3つバージョンなら
    ・「とんちんかん」 
    ・「てんしんはん」
    ・「しんかんせん」
    他にもいろいろあります。

    これをつづけていって、これではどうでしょう。

    あるんですよ。

     みなさんで考えてみてください。

     言葉をたのしみながら、言葉を増やしていくことにもなりますし、単純に「こんなに〈ん〉が続く言葉があるんだ」ということにびっくりしたり・・・

    右と左の棒の長さでダメ出しするより、こちらの方が大事だと思っているのですけど、どうでしょうか。

    ちなみに、まだ学校教育では「せかいぢゅう」を✕にしている様ですけど、文化庁の説明では「それもOKです」という様に説明しています。

    ⬇クリックでジャンブします

     ですから、「せかいぢゅう」と書いた子どもに✕をつけるのではなく、「これも✕ではないけれど、こう覚えていてほしいんだよ」という様なあたたかいサポートがあった方がよいと思っています。

     いずれにしても〈国語〉もたのしむのが勝ちです。
     たのしい教育研究所では〈たのしい国語〉の研究もすすんでいます。興味のある方はご相談ください。1日一回の「いいね」クリックで〈たのしい教育〉を広げませんか

    良く読まれている記事