自由研究ー〈咲きまち〉−開花をワクワクしながらたのしむ/オトギリソウ編

 前に書いたシコンノボタンの開花に感動が大きく、いろいろな花のツボミをみると心動かされ、いつもの様に自由研究しています。

 これは最近出会った〈オトギリソウ〉です。

 オトギリソウは漢方薬として名を連ねていて、茎や葉の絞り汁は傷口や打撲症の患部に塗ると鎮痛効果があるそうです、今度試してみなくてはけません。

 調べてみるとガーデニングなどで目にするオトギリソウは日本のオトギリソウから品種が改良されていて詳しくは〈セイヨウオトギリソウ〉と呼ばれています。ツボミのところを少し分けてもらいました。

 ノボタンと同じ様に、みるみる開いていくといいなと思いながら〈たの研〉に持っていくと、すでに開き始めたツボミが出てきています、左側に花びらが目立っているツボミがありますね。

 翌朝行ってみるとみごとに開いていました。

 とても鮮やかな黄色です。

 今度はこの蕾たちが開いてくれるのがたのしみです。

 こういうことも自由研究です、つまり本物の研究です。

 みなさんも、身近なところに花の蕾があったら、近くにおいて開花をたのしんでみませんか。

 開花するのか、するとしたらいつ開花するのか、こどもたちと予想してたのしむことで、こども達の植物への見方考え方もグレードアップすると思います。00

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雨の日は植物が美しく見えるー雨のアウトドアもたのしい②

 前の記事で、雨の日、傘を指してアウトドアをたのしんでいる様子をお届けしました、その続きです。

 多くの人が意外に思うかもしれません、雨の日の植物たちは美しく見えるんです。

 あまりに暗いと困るのですけど、それなりに光があれば大丈夫。

 植物たちにとってまさに〈恵みの雨〉だからだと思います。

 これは二日前に紹介した〈イジュの花〉、正式には〈ヒメツバキ〉といいます、私にはとてもキレイに見えるのですけど、みなさんの目にはどういう様に映るのでしょう。

これは前に紹介した〈クチナシの花〉です。沖縄本島の中頃にある〈たの研〉の近くでは、殆どのクチナシの木は花が散っていたのですけど、少しは目にすることができます。
 晴れていた時よりもキレイに見えました

 野生の〈ランタナ〉も見つけました。

 これは〈ノボタン〉ですね、これから花をつけてくれると思います。

   

 これは〈コンロンカ〉、葉が花びらの様に見えるおもしろい植物です。
 特徴的な〈白い葉〉が輝きを見せてくれます。

 花はその白い葉の中にあって、やわらかな黄色です。

 これはよくみる月桃と、花のつき方が少し違って見えます。同じジンジャー(ショウガ科)の別な種類かもしれません。これからもみていきたいと思います。

 どうでしょうか。

 花は太陽の光輝く時もきれいです、ほとんどの人たちは晴れの時に花を愛でるでしょう。

 けれど雨の日も花たちはとても輝いて見えるんですよ。

 嘘だと思ったら試してみませんか。

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たのしい教育の授業研究会の様子

 これは若い先生たち向けの〈授業研究会〉の様子です。「学校には行きたくないのになぁ」と思っているこども達もいます。辛い気持ちをおさえて何とか学校に来るこどもたちもいます。そういう子ども達も含めてたくさんの子ども達の可能性を生き生きと高めていく、それが教師です。
 とすると、魅力的つまり、こどもたちが身を乗り出してくれる様な授業・教育方法を学び、提供していかなくてはならないでしょう。もちろん、そういう教育ができることは教師自身の喜びと同一でもあります。

 今回は小学校4年生の社会科、〈災害〉をテーマにした授業です。

 集まったメンバーがいろいろなアイディアを出して授業してくれました。
 経験から入る人、学校の避難訓練のことから入る人・・・

 こども達が〈もっとこの先生と勉強したい〉と感じてくれる様な授業を目指して、すこしずつすこしずつ学び初めています。

 同時並行的にいろいろなことを学ぶので、この授業づくりについても少しずつ学んでいくことになります。そうやって積み上がっていった先に、子ども達も先生自身も〈たのしくてやめられない〉という状態に高まるでしょう。

 日頃の授業やこども達との関係でステップアップしたい方は、お問い合わせくださ。たのしい教育のエキスパートが支援します。

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たのしい指導要領入門ー親も知っていたほうがよい、学校教育のマニュアル〈学習指導要領〉にはこう書いてある

「今年こそ合格したいです」とスーパーヴィジョンを受けにくる先生たちがいます。コロナ流行の年から沖縄の教員試験問題数が半減したのですけど、その分〈指導要領〉の割合がグッと増してきました、指導要領でしっかり得点することが合格に繋がります。

 教師でない方にはイメージがわかないと思うのですけど〈指導要領〉というのは授業の中でどういう内容をどういう目標に向かって構成していくか具体的に示したマニュアルの様なものです。

 久しぶりに私も腰を据えて国語の指導要領から読み始めています。

 小学校低学年(12年)の国語の目標は3つ掲げられています。1番めが〈国語の知識や技能〉について、2番目が〈考える力、伝え合う力〉についてです。私の大好きな〈読書〉については書いて無いのか?

 あるんです、3番目に。
 何と書かれているか予想してみませんか?

〔第1学年及び第2学年〕目標
(3) 言葉がもつよさを感じるとともに,( 楽しん      )読書をし,国語を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする態度を養う。

 

予想 ( )にはどういう言葉が入るでしょうか?
 ア.楽しんで
 イ.進んで
 ウ.決まりよく
 エ.毎日

 

 どうしてそれを選びましたか?

 

⬇︎

予想すると賢くなる

⬇︎

予想するとたのしくなる

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国語の学習指導要領12年の目標には

言葉がもつよさを感じるとともに, 楽しんで読書をし,国語を大切にして,思いや考えを伝え合おうとする態度を養う

とあります。

 まず〈たのしんで読書〉が基本だということです。

 読書をたのしめない、という方がいたら、ぜひ12年生からやり直す気持ちで、たのしい本・絵本を手にしてみませんか。

 おすすめの本はこのサイトの中にたくさん紹介してありますよ。

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