ネコとオタマジャクシ

 最近はオタマジャクシを目にする機会がとても少なくなりました。畑の農薬のせいで、水たまりで生存できなくなっているからだといいます。

 全体の数が減って来ているので、農薬が使われていない学校の中でも目にするチャンスが減って来ました。

 たのしい教育研究所(RIDE)のある沖縄本島の中部でそうですから、那覇市に近づくと、ますますその傾向が強いと思います。離島、やんばる(本島北部)はまだ普通にみられるのでしょうか。

 ところで最近、汗を流しにとよく足を運ぶ公園の側溝で久しぶりにたくさんのオタマジャクシをみつけました。

 一汗流して後、車に常備している虫かご(飼育カゴ)をとってきて、溝にかがみこんでオタマジャクシを採っているいると、それを見たのでしょう、少し離れたところで女の子二人が「わーオタマジャクシ!」と顔を近づけていました。

 手を伸ばそうとしたのでしょうか、お母さんらしい声が響いて「きたないからやめなさい!」
 わたしが注意された気がしました(・_・;

 子どもでなくてよかったな、やりたいことできるし。

 何匹も捕まえて研究所に戻ると、さくら先生たちが授業研究会を開いていました。

 子ども達にも見せたいというのでカップに何匹か分けてあげました。
 足が出てきたオタマジャクシもいます。

 さくら先生が「ネコは魚が大好きだというから、ア~ルに見せると飛びかかるかな」と実験をしてくれました。

 みなさん、どう思いますか?

 ア~ルは泳ぎ回るオタマジャクシを見ていて、その後

 プイと行ってしまいました。

 というわけで、ネコとオタマジャクシの実験もたのしく終了。

 オタマジャクシの欲しい方は、声をかけてくださいね。

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たのしいウォーキングとクバおーじ(扇)by ひな

「朝から気持ちよくスタートするぞ」とはじめたモーニング・ウォーキングはとても気持ちのいい時間です。


公園の周りを見渡して見ると、「ビロウ」がたくさん植えられて、実もついていました。
ビロウは、ヤシ科の植物で、クバとも呼ばれています。

ビロウといえば、「クバオウジ」を真っ先に思い浮かべます。
クバの葉で作った扇です。
たのしい教育研究所で作ったクバオウジは板倉聖宣先生や野口宇宙飛行士にも使ってもらいました。
 この間、たのしい教育研究所(RIDE)のこれまでの活動写真を整理していたら、宇宙飛行士の野口さんにいっきゅう先生(左)が贈呈したクバオウジの写真が出てきました。

 下の写真がそのもとになったビロウ/クバです。
 昔の人は自然のものをうまく利用していろいろな物を作っていったのですね 

 たのしい教育研究所の中から、野口さんに贈呈したクバオージと同じ時に作ったものが出てきました。

 これも教材として利用していきたいと思っているところです。
 

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ルイス・キャロルのたのしいクイズ〈高い塔から3人が無事降りる問題〉 解答編

 今回のクイズは難しかったかもしれませんけど、論理的に考えていく、なかなかよい問題だと思います。

まず問題から確認しましょう。
解答するときに、女王様、お姫様の区別で混乱すると困るので、〈お父さん〉〈お母さん〉〈子ども〉の三人に変えておきます。ついでに、わかりやすいように問題文も少し手を入れます。

 お父さん、お母さん、子どもの三人が、誘拐され高い塔に置き去りにされてしまいました。
 お父さんは近くに滑車があることに気がついて、それを使って何とか脱出しようと考えています。


 滑車の下のカゴには重い石(20kg)が入っています。
 お父さんの重さは35kg、お母さんは30kg、子どもは10kgあります。
 お父さんとお母さんはスピードにとても弱い体質で、重さが14kg違うと、そのスピードで気を失って倒れ、カゴから落下してしまうかもしれません。
 そんなことにならないように三人が安全に下に降りるにはどうしたらよいでしょうか。
 みなさんで考えてもらえませんか。
 誘拐犯に気づかれないようできるだけ滑車を動かす回数は少なくしなければなりません、
 何回で三人全員が下に降りることができるでしょう、さぁ挑戦してみましょう!!

解答

1.お母さん(30kg)が下におりる・・・石(20kg)との差は10kgなのでOK!

2.石を塔におろして、子ども(10kg)が乗って降りる、カラのカゴが上。子どもはスピードが早くても大丈夫OK!

3.塔に到着したカラのカゴにお父さん(35kg)が乗り、下のカゴにお母さん(30kg)がのって、お父さんが降りる。お母さんが上。体重差は5kgでOK!

4.お母さんは塔に降りて、小石だけ下ろす。カラのカゴが上。

5.1と同じ様にお母さん(30kg)が下、小石(20kg)が上!

以上5回で脱出成功です!

 

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これは何でしょう?/この眺めは沖縄だけなのかな/天日干しの自由研究

 先日通った沖縄県金武町のあぜ道です、道の両側に見えるのは何でしょう?

 そう難しくないかもしれませんね。

 刈り取った稲を干しているんです。

 沖縄の米作りは二期作(年に2回植付け、収穫)です。
 この日は7/12、1期目の収穫後の天日干しです。

 沖縄ではこうやってガードレールや道沿いの柵などにかけて干すんですね。

 のどかといえばのどかな光景です。これは道沿いの公民館の柵を利用して干している様子。

 他所の県でもこうやってガードレールなどに干すのかな、と気になって県外の知人3~4人に尋ねてみたら、干すとしても刈り取ったあと田んぼの中程に柵をつくって干すのだということでした。

 そういえば私が何十回となく観ている映画〈リトル・フォレスト〉に、こういうシーンがありました。ミノガサの様になって干されています。

 米どころ、新潟の知人は、最近はあまり外で干している様子を見なくなった、とのこと、どこで干しているのでしょう。

 大仕事が一つ終わったので、稲をガードレールなどに干すのは沖縄独特なのか、調べてみました。
 ガードレールなどを使うと役所・土木事務所などから「こういうことをしてはいけません」と指導されてしまう気がするからです。
 みなさんはどうおもいますか?

問 題

刈り取った稲をガードレールなどに干すのは沖縄くらいでしょうか?

 

 ア.他所の県でも多くみられる

 イ.多くはないが、他所の県でもみられる

 ウ.沖縄くらい

 エ.その他

 

  どうしてそうおもいましたか?

 

調べてみると

 これがけっこうみつかるんですよ、〈稲 ガードレール〉で検索してみました。

 これは山梨県の方がUPした写真。

これは埼玉県。

 これは鹿児島 種子島。 

 これは奈良県のジャーナリストがUPした写真です。

 ガードレールなどを利用した天日干しは、稲農家さんからみると格好の立てかけ台なんでしょう。
 その是非は別にして、こういう景色があることは、記憶の中にとどめておきたい風物詩の一つです。

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