たのしい教育の発想法/仮説実験授業研究会 前代表 板倉聖宣「それに詳しい人がどんどん知識を出して
くるのは勘弁して欲しい」のいっきゅう前書き

 今回は長いタイトルです、板倉聖宣の発想を紹介する前の私いっきゅうの言葉に反響が大きかったので、今回はその部分を紹介させていただきます。

いっきゅう
 たとえば〈植物好き〉な人たちは何しろその知識が豊富なので植木市とかを一緒に歩いているとどんどん紹介してくれます。
「これはパキラ」

「これはドラセナ」

 

「これはオーガスタ」

「これはアルテシマ」


 ところが私はさっき教えてもらった植物と今指差してくれている植物の見分けもつかないので、次第に「勘弁してくれ」と感じてしまいます。私には「あれもこれも室内の光の強さで育てられる植物たちだよ」くらいで十分なんですね。

 焼き物マニアの人たちは「南蛮焼と壺屋焼とはぜんぜん違う味わいがあってさ」といったりするのですけど、南蛮焼と大判焼の区別がつかない人には「いったいどんな味なんだろう」って思ったり・・・

 昆虫好きは昆虫好きでどんどん名前を披露する。
以前、県の仕事で関わったある人物は、アブラゼミについて「先生たちはほとんどアブラゼミというけど、ちゃんと〈リュウキュウアブラゼミ〉だと教えてほしい」と語っていました。
 私は頭の中で「この方は、子どもが〈ご飯おいしいね〉っていった時〈ゴハンではなくコシヒカリと言ってください、先月食べていたのがアキタコマチです〉って教えるのかな」と考えてました。

 人間の思考の過程を大切にしないで「図鑑中心でいきましょう」というのは、たのしい教育から遠い発想です。

 さて、前回と同じ板倉講演の中に、これと関わることがみつかりました。
 とても共感する内容で、親も教師も知っていた方がよいと感じています・・・

ここまで

 

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六月に生まれたカマキリの卵、その後!/やはり沖縄では必ずしも卵で年を越すわけではない

 先月6月に公園を散歩している時にお腹の大きなカマキリをみつけて、翌日たまごが誕生していた話を紹介しました。

「カマキリの嬉しい話」➡︎こちら

 理科の時間「たいていの昆虫は卵をうんでその年に命を終え、卵は冬を越して春に孵化する」と教えているのだけれど、さてこのカマキリの卵はどうなのだろうと予想をたててもらいました。
 「暖かい沖縄では、必ずしもそうではないだろう」という思いもあって、記事の中でみなさんに予想してもらいました。
 賢くなるためには予想チャレンジしかありません。

ここで問題。
 産みつけられた卵はいつ孵化(卵からかえること)するでしょう?
 ア.1~2ヶ月
 イ.3~4ヶ月
 ウ.翌年
 エ.その他
 どうしてそう思いましたか?

その結果がでました。

カマキリの赤ちゃん誕生!

 みてください、カマキリの赤ちゃんたちです。

 さっそく公園に逃がしてあげようと持っていた先で虫かごが落ちてしまい、たくさんのカマキリたちは出ていってしまいました、すみません。カゴに20~30匹くらいは残っていたので、その写真をごらんください。

 とても可愛いですよ。

 私の手にたくさんのカマキリの赤ちゃんたちが登ってきたのですけど、そのうちの1匹は「おい、やる気か」というようにメンチ切ってくれました´ー`)

 

 やさしく葉っぱに移してあげたり

 またカゴに戻ろうとするカマキリを探したり

仲良し2匹で移っていったり

 たのしいひと時でした。

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たのしいクイズをもう一つ〈高い塔に残された王様・女王様・お姫様〉by ミムラ

 クイズ・パズルは論理的に考えるたのしいレッスンになります。
 今回も面白かったクイズを紹介したいと思います。
「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルさんが作ったクイズです。

 王様、女王様、お姫様の三人が、高い塔に置き去りにされてしまいました。
 王様は近くに滑車があることに気がつき、それを使って何とか脱出しようと考えています。


 滑車の下のカゴには重い石(20kg)が入っています。
 王様の重さは35kg、女王様は30kg、お姫様は10kgあります。
 王様と女王様はスピードに弱くて、重さが14kg違うと、スピードが出すぎて目を回してして倒れてしまいます。
 そんなことにならないように三人が安全に下に降りるにはどうしたらよいでしょうか。
 王様に知恵を貸してあげるつもりで考えてもらえませんか。
 敵に気づかれないようできるだけ滑車を動かす回数は少なくしなければなりません、
 何回で三人全員が下に降りることができるでしょう、さぁ挑戦してみましょう!!

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読者の方たちから届く元気なたより

 このサイトの読者方たちからいろいろな便りが届きます、今日はそれを紹介させていただきます。

 沖縄の北部に出かけて行って、ぶどう狩りをした時の写真を送ってくれました。

 ぶどうって、沖縄では今が時期なんですね。

 こんなにたくさんぶらさがっています。

 袋の中は弾けそうなほどのブドウが入っています。
 時間ができたら行きたいものです・・・時間ないけど。

 これは別な方から届いた写真です。
 以前、このサイトで紹介したスパイラル・ジンジャーを偶然みつけて、車から降りて写真にとったそうです。
 沖縄の南の方に住んでいる方です、きっと今がこの花の盛りなのでしょうね。 

 いろいろな人たちの笑顔が届くことは、嬉しいことです。
 気軽にどんどん送ってくださいね。

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