労働災害/死者数の推移

キャリア教育・グッジョブの活動に本格的に関わっているのですけど、前々から気にしていたデータが偶然手に入りました。

学生の頃「建設業界の事故は多い」という話を先輩たちから聞かされていました。
「死亡事故がどんどん出ているのだけれどマスコミに流れないだけ」という話でした。

不気味な感じと同じく、「いったいどれくらいの数字なのだろう?」と気になっていたのです。
あれから30年くらい経ってやっとはっきりした数字にたどり着きました。

「問題意識」を持っている、持ち続けている、ということは「予想を持ってながめる」ということとセットで、人間の認識にとってもっとも大切なことです。

これから詳しく分析して、授業プランの一つに取り入れる予定ですが、入手したデータを掲げます。

ご覧になる前に予想を立ててみませんか。

50年くらいの長さでみると、建設業界で死亡した人たちの数は、どのように推移しているのでしょうか?

予想
ア.少しずつ増えてきている
イ. 大きく増えてきている
ウ.年による増減はあるけれど全体としてはあまり変化していない
エ.おだやかに減ってきている
オ.大きく減ってきている

まず、「予想をもってながめる」これが賢くなる基本中の基本です。

どうして、そう予想しましたか?

教えてください。

これがその結果を示したグラフです。

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年間2400人くらいの死亡者数が続いたのが、ここ数年は400人台です。
5分の1くらいに大きく減っているのがわかると思います。

わたしの授業プラン「近頃の若者は」では若者の犯罪統計を扱いましたが、安全面からみた、たのしい授業プランができそうで、たのしみです。

出展は、建築士の免許を取るためのテキスト「建築施工」からです。

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建築施工 学芸出版 2012年8月20日 第一版4刷

沖縄の、たのしく元気で賢い学力向上、たのしい実力のある先生方の育成、実践型カウンセリング、その他、
たのしく学ぶ方たちを本気で応援する「たのしい教育研究所」です

上を向いて歩こう/雲はたのしい

みなさんは雲をゆっくり眺めることがありますか?

わたしは雲がとても好きで、夏の天気の良い日は雲の写真をたくさん撮っています。
これからの季節は、特に雲の姿形がたのしみです。

さて一ヶ月ほど前のこと。
梅雨に入ってとても湿気の多い一日。

重要な会議を終えて帰る道すがら、雲がすごく下まで降りてきているのが見えました。
こういう時には海の近くに車を止めて、海水の押し寄せるところまで歩いて、雲を眺めます。

「どこから見たって雲は雲。同じでしょう」と思うかもしれません。

違うんです。

建物に切り取られてみる雲もそれなりに味わいがありますが、雲全体の姿かたちを眺めるには海がよいのです。
建物もないし、電線で形が切れることもありません。

さっそく海岸に降りて雲を眺めました。

この雲です。
海面からそう離れていないところまで広がっていました。
いかに湿気が多いかわかりますね。

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みるほどにダイナミックで、この起ち上がる様な雲の姿が、こんなに低い位置で見られるなんて、めったにありません。

そのうちに
「あ、似ている」
と思いました。

みなさんは、何か似ているものを思いつきませんか?

わたしがイメージしたのは、これ。

スライディングです。

スクリーンショット 2015-06-19 20.35.15巨大な人間が向こう側からわたしのところに走ってきて、どど〜っとスライディングしてきた姿に見えたのです。
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スクリーンショット 2015-06-19 20.34.37みなさん、沖縄の雲は、とても魅力的ですよ。

「上を向いて歩こう」
雲好きになるためにも、おすすめの一言です。

沖縄の、たのしく元気で賢い学力の向上、たのしい実力のある先生方の育成、実践型カウンセリング、その他、
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たのしいお菓子箱利用/今週のメルマガから

お菓子の空き箱ってけっこう使えるのです。
今回のメールマガジンの「たのしい授業シリーズ」は、お菓子の空き箱で簡単にたのしめるものを紹介しました。

5つ紹介したのですけど、けっこう使えるのです。
実際にぜんぶ利用すると、バッグの中がお菓子だらけに見えてたのしそうですよ。

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「科学リアルゲーム《作成》グランプリ(高校生対象)」もうすぐ募集が始まります!/自由研究にもいかがでしょうか

「たのしい教育研究所」が全面的に関わっている沖縄県の事業「科学的な課題を解きながらゲーム的にたのしむコンテンツづくり」のコンテストが、間もなく募集を開始します。

すでに高校の科学関係の先生方には「こういうものが沖縄県の事業としてスタートします」というように広報しているところですが、それに併せて急ピッチで、チラシやポスターを作成中です。
7月からは募集が開始できるように準備をすすめています。

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参加資格は沖縄県内に在学する「高校生」。
3名1チームでのエントリー(世話役に教師、保護者など)です。

科学的なゲームに自分たちが挑戦するのではなく、いろいろな人たちがたのしく科学ゲームプログラム(問題・課題)を作るコンテストです⇦要注目

グランプリ受賞者は「ハワイ研修」という素晴らしい特典があります。

どういうものを作成すればよいのか?
それが大事ですね。

例えば「測定をテーマにした科学的な解決ゲーム」としてこういうものが考えられます。

1)糸とオモリで、周期1秒ぴったりの振り子をつくりなさい

2)箱を開かずに、中身の重さを当ててください。使ってよいのは、500gと200gのオモリです

3)会場の周りから石灰岩を1個持ってきて、それと同じ重さのガジュマルの葉を一枚探してください

4)・・・

というように、参加者が課題を解きながら「科学」をたのしむゲームを作るという、今までにないタイプのコンテストです。
その実施の方法・たのしみ方をマニュアルとしてまとめて応募するのです。

⭐︎作成されたゲームをたのしむ対象は「中学生以上」をイメージしてください。

⭐︎ゲームコンテンツ(課題・問題)の中にはかならず「沖縄」の問題・素材が入っていることが条件です。

追ってまたいろいろお知らせいたしますが、興味関心のある方は、早めに構想をスタートしていてください。質問も受け付けます。

それから、読んでくださっている皆さんの周りに高校生がいたら、「こういう募集が始まるらしいよ」というように、声をかけていただけるとうれしいです。

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