おすすめ読み語りシリーズ/「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」工藤ノリコ 白泉社

Hinaさんのおすすめ読み語りシリーズ。
これも「たのしい教育cafe」で紹介してくれた一冊です。

「ぐんだん」とつくからこわい集団かとおもいきや、憎めないのです。
絵本が好きな方はまず手にして欲しいです。

それからこのサイトを読んでくださっている本屋さんの方がいたら、
「たのしい教育研究所おめめす」
という言葉を入れて、前の方にもっていっていただけたらとおもいます。

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『ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ』   工藤ノリコ (白泉社)
indexノラネコぐんだん きしゃぽっぽ (コドモエ[kodomoe]のえほん))

  ノラネコぐんだんシリーズの第2弾『ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ』の絵本を紹介します。

今回はなんと、ワンワンちゃんのきしゃぽっぽをのっとってしまうおはなしです。

ページをひらくと、ワンワンちゃんたちのきしゃぽっぽをノラネコぐんだんが草のかげにかくれてみています。一列に並んで何かをたくらんでいるようなうしろすがたは見ているだけで笑ってしまいます。

「ニャー、きしゃ かっこいい」

「ニャー、きしゃ のりたいね」

そして・・・

ワンちゃん達がきしゃに荷物をつみこんで、出発の時間までお茶をのもうと、ひとやすみしているとき‥‥

「ニャー、ちょっと のってみよう」

石炭(せきたん)をいれて、きしゃを出発させてしまいます。

「きしゃのうんてんかんたんだね かんたんだよ・・・」

たのしい汽車の旅に出発してしまいます。
このシーン、かわいいとおもいませんか。

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おどろいたワンちゃん達が、後ろからひっしにおいかけます。

するとネコちゃんたちは、石炭をどんどんいれて突っ走って逃げていきます。

 

「ここまでくれば、もうだいじょうぶ」

安心したねこさんたちは、とうもろこしをみつけて、やきとうもろこしにしようと、きしゃのかまの中に、ありったけのとうもろこしをいれます。

すると・・・ふくらんで、ふくらんで・・・

あとは読んでのおたのしみ。

たのしいワンワンちゃんやかわいいノラネコぐんだんのキャラクターたちがたまらないですよ。

小さいお子さんから大人までおすすめします。

 

沖縄の、たのしく元気で賢い学力の向上、たのしい実力のある先生方の育成、実践型カウンセリング、その他、たのしく学ぶ方たちを本気で応援する「たのしい教育研究所」です。

キッチンの材料で植物の除虫剤 その後

以前、南大東島のシークワーサーが虫にやられた話を書きました。
「キッチンにある〈わさび〉などを水にといてかけていると、虫除けになるのではないか」ということで、その実験のことも書いてみました。

まだの方はお読みください。

https://tanokyo.com/archives/5688
https://tanokyo.com/archives/5699

その後、どうなったか?

気にしてくれている方もいると思います。
虫には効いても、植物そのものに悪影響が出て枯れてしまうのではないか、とかいろいろ心配なこともありますね。

あれから約2週間たちました。

虫に食べられていた時の苗がこれです。
ほぼ、茎だらけになっていました。

スクリーンショット 2015-06-01 11.19.34

 知らなかったのですけど、ミカン系、柑橘系の苗にはいろいろな虫が来るのですね。名前を知らない小さな虫もいろいろつくことがありました。

ワサビ液・時にカラシ液(100均)を
2日に1回ほどの間隔でかける


二週間後

ワサビ液やカラシ液をかけても、虫たちは特に驚きません。
「効かないのかな?」とも思いつつ、実験をしていきました。
気づかないうちに葉が食べられていることもあったのですけど、全体としてみれば明らかに元気になってきています。植物そのものがやられることはないようです。

スクリーンショット 2015-06-17 11.21.56

溶かした液をスプレーしようと思ったのですが、ちゃんととけないのでしょうね、粒がつまってしまいますから、コップなどでかき混ぜてからかけるのをおすすめします。

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JAXAのポスターで森林分布の授業/たのしい教育Cafe

たのしい教育Cafeで、たのしい授業の方法をいろいろ発表してくれるA先生が今月も、みんなをグッと引き込む発表をしてくれました。

沖縄の森はイタジイ(どんぐり)の森だという話はいろいろな本に書いてあります。
また、テレビなどで、その森の様子を見ることができます。

スクリーンショット 2015-06-16 21.18.49それを図示したのがこの図です。

イタジイ林だけでなく、低地の石灰岩に生えている樹木、リュウキュウ松などの林、その他に分類されています。
いくつかのパターンがありますが、理科の時間でこういう図をよく利用します。

A先生はJAXAの衛星画像を利用して、その図が実際の映像ではっきりわかるようにしてくれました。
上の図と見比べてみてください。
植物の広がりがとてもよくわかると思いませんか。

スクリーンショット 2015-06-16 21.31.30

ちなみに、このポスター、わたしも数枚もっていますが、A先生の話によると、沖縄にあるJAXAの施設、沖縄宇宙通信所(恩納村)http://fanfun.jaxa.jp/visit/okinawa/  でもらうことができるということです。

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「記者ハンドブック」は教師にも必需/学校に一冊!

前回の記事の続きです。
まだの方は、そちらからお読みください。

前回の記事 ⇨ ⇨ 校正のおすすめ本(その1)

「記者ハンドブック」の魅力を順序良く書いていくと、かなりのボリュームになりますから、それはぜひ直接手にとっていただくとして、今回は「新聞記者達でも誤りやすい用事用語・慣用句」という章の紹介をさせていただきます。

スクリーンショット 2015-06-16 11.30.56 記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

 国語の授業などでも利用できると思います。

私は時々、教員採用試験で学びにくる先生方とか、いろいろな講師をたのまれる時の気軽な問題として利用することがあります。

みなさんは、この使い方が正しいか間違いか分かりますか?
予想してみましょう。

1.愛嬌(あいきょう)を振りまく

2.  合いの手を打つ

考え中

考え中

考え中

 

答え

1は正解です。

この言葉ではよく「愛想をふりまく」という間違いが多い様です

2は間違いです。

「合いの手を入れる」が正解です。

ぼやっと読んでいると、どちらもそのまま読み進めてしまいそうです。
新聞記者でも間違ってしまいやすい表記なのです。

続けてみましょう。

3.足げりにする

4.  頭ごなしの外交

考え中

考え中

考え中

 

答え

3は間違い。
「足げにする」が正しい使い方です。
4も間違いです。
「頭越しの外交」が正解です。

 

この「記者ハンドブック」は、読み物として開いてもなかなかたのしめますよ。

おすすめします。

 

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