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押し付けは〈腑に落ちる〉様に説得できないから起こる/たのしい教育の発想法/仮説実験授業研究会代表(初代)板倉聖宣

 かつて仮説実験授業の夏の大会には旅行カバンに入らないほどの大量の資料が出されたものでした。その中から板倉先生が語ったことを選び出して持ち帰っても、かなりの量になります。それが毎年続くと、保存できな量となり、現在の〈デジタル保存方式〉に移行していきました。メルマガで週一回紹介しているのですけど、毎週取り上げても100年では終わらないでしょう。

 以前「押し付けはどうして起こるのか」ということに対する板倉先生の話がとても腑に落ちたので、そこだけカットして保存してあったデータがあります。紹介しましょう。大会で入手した資料ですけど、残念ながら表紙は消えていて、いつのものだかたどることができません。こういう話は板倉先生が何度も語ってくれていたので、古くからの仮説実験授業のメンバーなら、出典をたどることができるかもしれません。ご存知の方はおしらせください。

 板倉

 押しつけということはどうして起こるのか?
 相手を説得することができないからです。
 相手を十分納得がいくように説得できなければ、無理やり押しつけるほかない。

「成績が悪くなりたくなければこれを覚えなさい」
「意味がわからなくても覚えなさい」という形で押しつける。
「これができなければ入学試験が受からないぞ」といって押しつける。
 相手が納得していなくても、そういう形でいく、これが押しつけですね。

 そうやって押しつける必要のあるものは科学ではありません。
 まずそのことを信じなければいけない、そういうものは科学とは言わないのです。
 信じたくなくても、実際そうなってしまうから仕方がない、信用しないわけに行かない、それが科学です。

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