もう12月、南国沖縄というキャッチフレーズは冬にはそぐわないと感じる日々、昼でも肌寒い風が吹いています。
今まであまりしっかり見ていなかったチョウに出会いました、下の写真をごらんください、色や模様がハッキリ異なる2種類のチョウが写っています。
「蝶の数え方は正式には〈一頭、二頭〉である」という話を聞くことがあります。その数え方は外国の例にならった学者・学会の世界で慣用的に使っているもので、私はそういうものを正式だとは思っていません。こんちゅうは〈一匹二匹〉でよいのです、一羽二羽も間違いではありません。私のイメージでは、かれいに舞うチョウに〈頭〉という数え方は合いません、ゾウじゃないんだから。
困るのは自分は周りの人より知識があると自慢したくて「それは間違いだ」と相手のマウントを取りたい人です、ごく普通の呼び方を否定するのはどうしたものかと思ってしまいます。ちなみに私の意見は少数だというわけではありません⇨ https://www.sanabo.com/kazoekata/ct_ta/ti/chou/
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違う種類かと思うくらいですけど、どちらも同じくナミエシロチョウです。
では、この濃さはなんによるものだと思いますか、予想してみてください。
ア.薄い黄色がオス
イ.濃い黄色がオス
ウ.濃さはオスメスの違いではなく個性
エ.食べ物による
オ.その他
どうしてそう予想しましたか?
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オスのナミエシロチョウは薄い色をしています!
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ところで動物は、オスが目立つ姿をしているという話をよく聞きます。
〈オス孔雀〉の鮮やかな尾羽、〈オスライオン〉のタテガミ、〈オスカブトムシ〉の大きなツノ etc.
チョウもオスが目立つ姿をしている種類がいくつもあります。
これはカラスアゲハ、メタリックブルーが目立つ美しいチョウです。これはメスの個体。
オスのメタリックカラーはさらに広がっています。
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上でみたように、このナミエシロチョウはメスが目 立つ姿をしています。
これはおもしろい、と心動かされるのは私だけではないでしょう。
沖縄は寒い季節になっても昆虫の美しい姿、興味深い姿を見ることができるすばらしい場所です、次の散歩がとてもたのしみです。
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