〈木の高さ〉と〈根っこの深さ〉の研究が広がって/木の根っこの広がり/植物の力-楽しい自由研究・楽しい学力向上

 このサイトでとても人気のある記事の一つが〈木の高さと根っこの深さ〉です。興味のある方は検索して読んでみてくださいね。

 その記事と関連する写真を準備していたのに、なかなかUPできずにいました。

 高い木がわずか1mくらいの根っこの深さで立っている、ということが私たちの感覚ではなかなかイメージできないこともあるのですけど、ほとんど地下にもぐらずに横に広がるだけでしっかり立っている木の写真があります。

 台風にも倒れず何年もしっかり立っています。

 高速道路が近くを通る道沿いで撮った写真です。

 道路のコンクリート米のほんの隙間に根をはってどんどん大きくなった木です。
 土に根をおろすことができずに、どんどん塀の表面に根を広げているのがわかりますね。

 私の立っているあたりまでその木の根が広がっています。木はこの写真の右上側にあります。高低差は10mくらいあるでしょう。細かい音はツタの広がりで、その間に太く伸びているのが、しっかり立っている木の根っこです。

 そのうちに、本当にこのはっているものが上の木の根と言ってよいのか心配になりました。

 もしかしたら別な植物のつるなのでしょうか。

 今度もう一度確認しにいかなくてはいけません。崖を登って木の根をゆっくり確認しながら降りてみたいと思います、たのしみです。

 良い子は真似しないでください。

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メッセージ本文

自由研究 イルカとサメ 動物分類から広がる世界②

 自由研究というのは夏休みの宿題だからやる様なちっぽけなものではありません。「自由研究こそが本物の研究」で、それはたのしくてたまらないものです。
 前回のお話を読んで「とても興味深いです」というメールがいくつも届いています。おもしろいと思って自分で調べていくうちに、きっといろいろな発見が生まれるでしょう。たのしいと感じたら、それが生活を豊かにします。どんどんたのしいことを見つけていってくださいね。

 さて前回、イルカは哺乳類でサメは魚類だというお話をしました。
 それが、外見のどういう違いにつながるのか・・・
 いきましょう。

 哺乳類の仲間の身体の動きを見てみましょう。
 身体を移動するときのネコの動きです。哺乳類は基本的にこういう身体の動きします。

 もちろん足を動かして前に走っていくのですけど、線の部分〈背骨〉の動きを注意して見てください。
 地面から空の方向で見ると、体の骨を〈上下〉に骨を動かして前に進んでいます。

 

 

 ところが魚はそうではありません。

 これは魚の骨です。魚たちは地面に対してヨコ向きに身体をくねくね動かして進むのです。

 

 こんな動きですね。地面から空に向かう方向で見ると、上下ではなく横にクネクネひねりながら進んでいくのです。骨の構造がそうなっています。

 この向きの動きで水をかくとすると〈尾びれ:尻尾の部分〉は、地面から空に向かった方向に広がっていなくてはいけません。そうでないとうまく前に進むことができないからです。

 サメは魚類ですから、他の魚と同じ様な向きに尾びれがついています。

 ところがイルカは哺乳類です。

 背骨の動きはヨコにクネクネではなく、タテ向きに動かします。すると、魚の様な向きで尾びれがついていては、水を刀で切る様な動きになって、前に進むことができません。
 尾びれは地面と同じ向き、横向きについています。
 この写真で確認してみてください。

 これが、サメの様な魚類とイルカの様な哺乳類との大きな違いです。

 サメの尾びれを見てください。
 魚類は身体をヨコにクネクネ動かして進みますから、地面に向けてタテ向きですね。


 海で、サメかイルカか確認するときには、尾びれを見てください。
 こんな感じで背びれと尾びれが水面から出ているとしたらイルカではなくサメなのです。

  

 〈イルカかサメか〉、それは動物の進化の分類で整理していくとはっきりと違いがわかってきます。

 そうそう、前回の記事に載せた写真をもう一度見てください。
「あ、これは・・・だ!」と分かる様になっているのではないでしょうか?
 わかったとしたら、今回の内容がうまく頭に入った証だと思います。

 興味を持ってくれた方は、どんどん自分でも調べてみましょう。
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たのしい野山の花さんぽ=秋編= 参加者募集/「おきなわ野山の花さんぽ」安里肇栄さんと行く⬅︎満員となりました(募集終了)

 お待たせいたしました。名著「おきなわ野山の花さんぽ」の著者〈安里肇栄〉さんと行く〈花さんぽ 秋編〉の開催が決まりました。安里さんは、たのしい教育を応援してくださっている人物で、研究所の植物関係のスーパーバイザーです。
 実際にフィールドでいろいろおしゃべりしながら、秋の植物を眺めにいきませんか。

 少人数制です。
 希望の方はお早めに!

☆期日2017年11月26日(日) 早朝恩納村某所に集合
 (参加決定の方におしらせします)
☆時間 早朝〜お昼ごろ
☆参加費 保険、交通費等 1000円
☆持ち物 「おきなわ野山の花さんぽ」ボーダーインク社/

  飲み物/帽子/長袖・長ズボン/タオル/虫除け など
※雨天の場合には、たのしい教育研究所〈第三ラボ:沖縄市登川〉で安里さんのお話を聞くことになっています

申込 ➡︎ こちら

 

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学校でも家族でも〈予想するから賢くなる〉 竹の花について②

 予想することはたのしく賢くなることに間違いなく繋がります。家族で食事のひととき、学校で授業の時などにこのサイトをどんどん利用していただけたら幸いです。では〈竹の花を見るチャンスがないのはどうしてか〉というお話です。

 私たちが目にする多くの植物は〈花〉が咲いて〈タネ〉ができ、それが落ち、運ばれで広がっていきます。ところが〈竹の花〉はめったに咲くことがありません。

 竹がいろいろな植物の間に一本だけ育っていることはほとんどなく、大抵はあたり一面が〈竹林:ちくりん〉になっています。

 その竹の地下をほってみると、地面の中で根っこのあたりつながっていることがわかります。地面の中で繋がって周りに周りにと広がっていくのです。ですから〈花⇨タネ〉という方法をとらなくても自分の仲間をどんどん広げていくことができるのです。
 地下の部分は地上の〈茎〉と似ていることもあって、地下で広がっていく部分を〈地下茎:ちかけい〉と呼んでいます。この写真の繋がっている部分がそれです。

 竹の花に関するまとまった研究には残念ながらめぐりあっていません。概要的にはwikipediaに書かれている内容が、いろいろなサイトで利用されています。それによると
「竹の花の周期はきわめて長く、おおよそ120年周期であると推測されている」という説明されています⇨ 

 〈竹の花〉というキーワードで検索すると、そういう説明を目にすると思います。国の機関である〈農林水産省〉のサイトにも似たようなことが書かれていますから、よほど確かな研究が少ないのでしょう。

 120年周期で花が咲くのかどうかわかりませんが、とにかく〈竹の花はめったに咲くことがない〉いうことは事実です。

 その①で「私はみたことがある」と書きましたが、それは30年くらい前のこと、沖縄県うるま市の地域ニュースで〈めずらしい竹の花が見つかった〉という文章を目にしたからです。その出所を探って訪ね、ある民家のそばで実際に見ることができました。

 もしもみなさんが〈竹の花〉を見つけたとしたら、それはとても貴重な花です。〈たのしい教育研究所〉にご一報ください。
 その時には「沖縄の山の花さんぽ」の著者で、研究所の応援団〈安里肇栄〉さんに連絡して、一緒に写真をとりにいきたいと思います。沖縄本島内であれば、ですけど…

 予想することで子どもも大人も〈たのしく賢く〉なっていきましょう。
 次回もおたのしみに。

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