[問題]様々な危機によって地球はどうなっているの?

カウンセラー協会の実践講座の骨子ができたので、今度は沖縄県の事業で、アジア各国から沖縄に集まってくる高校生向けの授業の準備を本格的にはじめています…英語なので普通の授業より時間がかかります。
カレンダーをよく見ると、カウンセラー協会での講座より、こっちの方が早かったな
(・_・;

今回いただいたテーマは「エネルギー問題」

授業づくりを始めると、どんどん大風呂敷になっていき、人類を取り巻く問題全体について触れる予定で構成し始めています。

その中でとりあげる予定の問題を一つ、みなさんも考えてみませんか。
事前に問題を出すというのは今までやったことがありませんが、いろいろな国から集ってくる高校生達が、このサイトを見て予習するという事はないだろうと思うので、忙しくなる前に載せておくことにします。

問題:地球を取り巻く問題はたくさんあります。「病気」「飢餓」「環境の悪化」…特に小さな子ども程その影響がすぐに出ます。
では二十年前と比べて、世界の乳幼児死亡率はどのように変化してきたでしょうか?

予想 ( )内も選んでください
ア(少し・とても)良くなってきた
イ(やや・とても)悪くなってきた
ウ ほぼ横ばい

どうしてそう予想しましたか?

 

おはなし
地球上ではいろいろな危機が叫ばれ、その中には、明らかに危機を煽っているようなものもあります…「マヤ文明のカレンダーによると2010年に地球は滅亡する」「ノストラダムスによって滅亡が予言されている」という話もありました。

しかし実際、食料危機、エネルギー危機、環境破壊、大津波、大地震、地球温暖化、ウィルスの感染など、現実問題として地球上では、様々な危機が叫ばれています。
ところで、いろいろな危機に最も早くそして強く影響が出るのが乳幼児だと言ってよいでしょう。
食べものが不足して真っ先に命を落としたり、抵抗力や衛生の問題からも感染症にも弱く、命を落とす事も多いからです。

最近、国連の機関であるユニセフがあるレポートを出しました…
Committing to Child Survival −子ども達の生存に関わる報告書−です。
webで閲覧できます。http://www.unicef.org/media/files/UNICEF_2013_A_Promise_Renewed_Second_Progress_Report_Full_Report.pdf

スクリーンショット 2014-08-03 10.44.55そこには乳幼児(5才未満)の死亡率がグラフで描かれています(11p)。

それを元に、世界各地の乳幼児の死亡率を見て行きましょう。
どう変化してきたのでしょう…皆さんの予想は正しかったでしょうか?

世界 乳幼児死亡率の推移1990-2012サハラ砂漠より南に位置するアフリカで45%減少
アフリカ中西部で39%減少
アフリカ東南部で53%減少
南アジアで54%減少

世界各国の乳幼児死亡率は全体として47%も減少しています。

いろいろな危機が叫ばれ、実際に悲しいことも起こっています。
しかし、もっとも影響を受けるだろうと思われる乳幼児の死亡率の減少にハッキリと表れているように、いろいろな危機に対して、人類は無力ではありません。
いろいろな知恵と力で、その危機に立ち向かっていると言っていいと思うのですが、どうでしょうか。

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たのしい教育研究所の授業が新聞コラムに取り上げられました-琉球新報20140712の朝刊「金口木舌」に

忙しく飛び回り、テレビどころか新聞を読む時間も無くなった日々…

今朝の若い先生向けの授業の時、生徒さんの一人が「喜友名先生の名前が新聞の第一面に出ていました」と知らせてくれた。

「そんな事何もしてないけど…」

と思いつつ、授業が終わって、昼、研究所のメンバーが持って来てくれた新聞を読む。

朝日新聞でいえば「天声人語」の様な論説が、沖縄の琉球新報紙にもあって、それを「金口木舌」というのだけれど、そこに取り上げてもらってました。

驚いた事に、書いて下さった方、私の授業受けてくれてたのですね…

子ども達が活き活きと目を輝かせている様子を取り上げてくれていました。

しかも国語教育の大家 大村はま先生と並べて書いてくれています。

研究所を立ち上げて1年半。この注目度は予想外の事です。

こういう時こそ兜の緒を締め直さなくてはいけません。

↓ クリックで開きます

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沖縄県サイエンスキャラバン構築事業での授業評価・感想文から

みなさん、こんばんは!
琉太郎です。

今日は、ある学校の児童の感想文を紹介したいと思います。
サイエンスキャラバンで喜友名さんが、離島の学校をまわって
本格的な科学の授業を 実施しています。(今年も実施予定
授業をすると必ず「たのしさ」「わかりやすさ」の
評価をとっています。
私も仮説実験授業を実施すると必ずとってきました。
喜友名さんもそうです。
また、講座をした後も、先生方や父母のみんさんに対してもそうです。
私たちが、たのしい授業を提供していると思っても
それを受けている児童生徒のみなさんが、そう思わなければ
たのしい授業にはならないのですね。
それを常に確かめているのです。

**********************

自分がやった事のない実験がたくさん見れて
「えっ、不思議だな!」と思いました。
でも、最後はちゃんと理解することができて、
とてもいい勉強になりました。
私もみんなが「何でこうなるの?」と思うような
実験を見つけて、みんなに教えてあげたいです。
いままでは、科学に全然興味がなかったけど、
今日、いろいろな実験をして、科学に興味を持ちました。
これからも、「なぜ?」「どうして?」をいっぱいみつけて
いきたいと思いました。

この子は、
たのしさ
⑤とてもたのしかった
わかりやすさ
⑤とてもわかりやすかった
と評価してくれました。
***********************
感想文には、ハットさせられたり、
読んで感動したりと、常に読むのが楽しみになりますね。
感想文をとらないと、子どもたちが何を考えて何に感動しているのか、
見ているだけではわかりませんからね。

喜友名さんがこれまでのサイエンスキャラバンで行った学校
が紹介されています。
→サイエンスキャラバン
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