前々回の続きになります。
〈機械焙煎〉と〈手焙煎〉は
どちらが美味しいのか、です。
機械の焙煎器はどれくらいすると思いますか?
業務用で新車の価格くらいするものもあります。

わたしが学んだ焙煎の先生の店は東京にあります。
設置されていたのは
150万円くらいの焙煎器でした。
そういう高価な機械と比べると
手焙煎の器具はとても安価です。
〈たのラボ〉に置いてある焙煎器は5,000円くらいです。

高価な機械で焙煎したものは
さぞかし美味しいことだろう、
たくさんの人がそう思うかもしれません。
学生の喫茶店でのバイトの頃から
機械で焙煎された珈琲豆を飲んできました。
40年くらいになるでしょうか。
ここ一年くらい前から
生豆を自分で焙煎して味わっています。
個人的な意見でいえば
同じグレードの生豆を使うということなら
明らかに「手焙煎が美味しい」
と思います。
もちろんはじめは失敗もするので
「慣れてきたら」という但し書きをくわえる
必要があるでしょう。
機械焙煎が美味しいという人もいるでしょうから
再度、個人的感覚としてと付け加えつつも
私の周りの珈琲好きの人たちも
有名な珈琲豆と比較して
手焙煎が美味しいと言い切っています。
どうしてでしょう?
手焙煎は
🟢 欠点豆を直に見て取り除くことができる
🟢 色を見ながら焙煎することができる
🟢 香りを確認しながら 〃
🟢 豆の膨らみを見ながら 〃
🟢 ハゼる音を確認しながら 〃
などなど、その時の状況に合わせて
好みの焙煎をすることが簡単にできます。
焙煎の仕方も
🟡 炎からの距離を変える
🟡 振り方を変える
🟡 焙煎をとめるタイミングを判断する
など、いろいろな工夫が可能です。
つまり機械で一斉に焙煎するより
有利なところがたくさんあるわけです。
そしてそれは重要な〈リミット〉とセットです。
焙煎機を利用する場合と違って
手焙煎で一度に扱う生豆は
100~120g程度の少量だということです。
お店などにある焙煎機は
一度に数キロの焙煎が可能です。
高価な焙煎器は
一度に十キロ以上しあげることができます。
手焙煎ではとうていかないません。
でも、その少量焙煎というのが、
美味しさの点で、結果的に機械より
有利だということです。
焙煎機械はほぼ失敗なく、一定の質をキープして焙煎してくれます。
人間は体調などいろいろな要素が関わって
うまくいかないこともありますから、
その点では機械が上です。
もう一つ、お店などで手にいれる珈琲豆より
自家焙煎した珈琲豆の方が美味しいという
秘密があります。
焙煎から間をおかずに味わえる
ということです。
スーパーや珈琲店で購入するコーヒー豆は
焙煎後1ヶ月とか2ヶ月というものもめずらしくありません。
自分で焙煎すれば、まさに焙煎したての珈琲を味わうことができます。
珈琲好きな方は
自家焙煎に挑戦してみませんか。
たのしいてすよ。
ちなみに、美味しい生豆をとりよせて焙煎する価格と
売られている珈琲豆の価格を比較すると
半分くらいですむと思います。
私は一度に5kgとか、10kgくらいの生豆を
取り寄せて焙煎しています。
こういうたのしいことが自由にできることが
〈たのラボ〉です。
ある時期は紅茶に凝っていました。
ココナッツオイルに凝っていたこともあります。
たのしい教育をすすめることだけでなく、
いろいろなたのしみがあることが
〈たのラボ〉の強さです。
そういう楽しさが実は
たのしいプログラム作成に活きていく
そういうことも起こります。
たくさんの方たちに大人気の
「こどもマルシェクッキング」は
実は、こういう自由な楽しさの中から
出来上がったプログラムがいっぱいです。
珈琲焙煎に限らず、
みなさんもぜひ、自由にいろいろな研究をすすめてみませんか。
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