さて、イノシシ母子と遭遇したあと、どうなったか?
子どもをつれた母イノシシはとても神経質になっていて危険だという話があるので、初の経験になります。
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アラスカでクマ(グリズリー)に出遭った時も、大丈夫だったのですけど、今回も特に何もありませんでした。
ちなみにオスのイノシシは牙があって、猟師さんの話によると、相手の太ももの大動脈を狙ってくるのだといいます。「シシ」という名は伊達ではありませんね。
母子のイノシシは、1分くらい私をじっと見つめたあと、元の進行方向にすすんでいきました。攻撃するかどうか迷っていたのでしょうか。
かわいいなぁと思いながらそのまま見つめていると、なんと草むらで、まるで遊んでいるかのようにスキップして走りまわっていました。
これはちゃんとピントを合わせてとった一枚です。
野生のネコたちをみても「食べるものはあるだろうか」と心配になるのですけど、このイノシシ母子もちゃんとしっかり食べて健康に育っていってほしいです。
食べるものを持っていたら、せめて赤ちゃんのほうだけでも食べるものをあげることができたらよかったんだけど…
さて、危険だと言われている生き物と遭遇した時だけでなく、緊急事態に必須なのは「まずおちつく」ということです。慌ててしまうと判断を間違って、悪い方向へすすんでしまうこともあります。落ち着いて行動する、それはおそらく〈実技ワークショップ〉が必要でしょう。
〈たの研/たのしい教育研究所〉のプログラムには救急法もあります。バージョンアップして、公表したいとおもいます 。
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せっかくのアウトドア記事なので、もう少しつづけましょう。
イノシシのことを島言葉で「ヤマシシ」といいます。
豚のことは「ウワー」といいますから、山にいる豚という意味ではありません。
もののけ姫に出てきた「シシガミ/獅子神」の獅子でしょう。
シシ/獅子はライオンのことなのですけど、日本にはライオンはいないので、恐ろしい獣という意味なのだと思います。凶暴なので、獅子と名付けられたと考えているのですけど、それはまたたのしく調べていきたいと思います。
そんなことを考えながら、近くの木々をみながら花さんぽをつづけました。
これは大きく実ったイヌビワの実です。
イチジクに近いらしく、食べることができるとのこと。
いつか試してみようとおもいながら、まだ味わったことはありません。
自然の中は心ときめくものに溢れています、車を走らせているだけでは味わえないものがいっぱいです。
暑さにまけず、みなさんも花さんぽしてみませんか。
私のように山にいかなくても、近くの公園で安全にたのしむことができますよ。
昨日紹介したBear-Attack(ベアーアタック)をチェックした時に、こういうものが売られていることを知りました。とても大きな音を出して撃退するタイプだといいます。800m先まで響くというので、山に入る時にそれで退避させていくという使い方もあるようです https://amzn.to/3XKGuw4
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