時にはゆったりと〈詩〉はいかがでしょう Byひな

いろいろな出会いの4月、その4月も後半に入りました。

慌ただしくしている方も多いかもしれませんね。

時にはゆったり、やさしい気持ちになれる詩はいかがでしょうか。うれしい気持ちがたくさんありますように(^^

「きもち」
       さくらももこ
やさしい気持ちは
      ふわふわしてる。
  こわい気持ちは
       ぶるぶるしてる。
    さみしい気持ちは
         ほそぼそしてる。
       うれしい気持ちは
           ぴょんぴょんはねる。

「教室で読みたい詩12か月 小学校1・2年」(民衆社)より

 

「こころにつぼみが」
        杉本深由起

 だれかにやさしくされたら
     だれかにやさしくしたくなる

   こころにつぼみがふくらんで
   パッと 花がひらく

     たんぽぽみたいね
     「ありがとう」 って 咲いた花は

        綿毛になり
         また だれかのこころに とんでいく

      わたしとだれかの こころ
      ころころ 春にして

    ( 杉本深由起詩集
      「いつだってスタートライン」より )

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おすすめの本「ライオンのおやつ」小川糸著 ポプラ社 by ひな

ずーっと読みたかった「ライオンのおやつ」の本も読んでみました。
今回はその本を紹介させてください。


 帯に「人生最後に食べたい”おやつ”はなんですか」と書かれています。
 どんな本なんだろうと思いながらページをめくっていきました。

 読みながら、なんども涙が溢れてきたことでしょう。
 ラストは爽やかな涙でした。

 瀬戸内海のある島に「ライオンの家」というホスピスがあります。
 マドンナさんと呼ばれている女性が代表をしています。
 本の中では、人生最後に食べたいおやつをめぐって、色々な方の人生が描かれています。
 ちょうど私は新たなスタートをきったばかりで、ワクワクしながら新しいことに取り組んでいるところですけど、この本を読みながら、自分の人生について考えるいい機会にもなりました。

 元気に動けることのありがたさ、素敵な方々との出会いなど、感謝の気持ちが深まっています。

 本の登場人物たちが話していた言葉にも、一つ一つが心に染みていくものがありました。

 マドンナさんの「人は生きている限り変わるチャンスがある」ということば、そこに入所した海野雫さんの「今というこの瞬間に集中していれば、過去のことでくよくよ悩むことも、未来のことに心配を巡らせることもなくなる。私の人生には《今》しか存在しなくなる」ということばなど、とても勇気づけられました。

 《今》を大切に生きていこうと心からそう思いました。

 たくさんの人たちに読んでもらいたいオススメの本です。

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〈モンパノキの葉〉を食べてみた-たのしい環境学習

 以前の稿〈おもしろいぞ モンパノキ〉の続きになります。
 モンパノキの事を調べているうちに、食べてもおいしいと書かれている記事があり、早速、海辺へ車を走らせました。

 食べられる植物はたいていそうなのですけど「新芽がおいしい」ということです。

 👉アールがくんくんしているはモンパノキの〈花〉です

 新芽をいくつか採って調理してみました、今日のランチは「モンパノキの葉のてんぷら」です!

 さてみなさん、味はどうだったと思いますか?
 ア.おいしかった
 イ.まぁ、食べられないことはない
 ウ.苦味があるけどがまんすればいける
 エ.おいしくない
 オ.その他

               どうでしょう?

⬇︎

⬇︎

⬇︎

 食べてみると、クセがなく苦味もほとんど感じません。
 肉厚で多肉植物のようなものなので、食べ応えある食感!!
 なんだか料亭の天ぷらを味わっている気分です。

 あまりにも美味しくてうれしくなり、周りの人たちにも味わってもらいました。

 まず身近な数名に「これどう?」とすすめてみると・・・

 「おいしい!」「クセがない」「サクサクしている」
全員が〈おいしい判定〉でした。

 身近な自然にこんな美味しいものを発見して、とても得した気分でうれしくなります、興味のある方は、ためしてみませんか? 

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広がるたのしい教育=子ども達の笑顔と賢さ(出前児童館の様子から)

 年度まとめの報告書の作成がすすんでいます。

 それぞれのチームのリーダーがまとめてくれた報告書を見ると、たのしい教育の広がりをひしひしと感じます。

 これは鬼滅の刃バージョンの風車を工夫して作成し、たのしく実験中の男の子の写真です。「ね、こうやって回すととてもよくまわるでしょ!」本人もとても喜んで実験してくれています。

 これは〈かさぶくろロケット〉を作成していろいろ工夫し、飛翔実験している女の子たちです。
 次第にオリジナルの工夫が加わって、飛翔距離に差が出てくると、お互いに教えあって、一緒に高まっている姿が記憶に残っています。

 教師を目指す教え子のAさんが、研究所の出前児童館で学びたいと参加してくれて、子どもたちととてもたのしくものづくりをしてくれています。
 この時は〈びっくり大笑い-ハブの卵〉です。
 教室とは違って、つまらなかったら、つまらないと言葉に出して帰ってしまう正直な子ども達とたのしさの真剣勝負です。その意味で学校の教師よりも高い力と柔軟性が必要になります。

 こうやって、着実に子ども達にも教育者にも〈たのしい教育〉が広がっていく様子をダイナミックに見ることができるのは幸せなことです。

 子ども達、教育を支える〈沖縄市〉の期待にも全力で応えるために、一つの教材毎になんどもミーティングを重ね実施を迎えます。それもまたやりがいのあることです。沖縄市のような市町村がもっと広がってくれたらと思わずにはいられません。
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